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2002年発刊の本に「巨大地震は必ずやってくる」的中

2011-04-06 00:02:11 | 日記・エッセイ・コラム

201104060001  利用者の目によく触れる特設コーナーでは、毎月テーマを決め、それに関する本を並べています。
 大地震発生以降は館内のあちこち散らばっていた地震や防災に関する書籍、最近になって原発、放射能に関するものも加わるようになりました。

 返ってきた本を整理し、それらに関する本を並べるときに「巨大地震は必ずやってくる」の文字が気になり、借りてみました。
 上は今から5年前の2006(平成18)年発刊、下は9年前の2002(平成14)年発刊のものです。

201104060002 都道府県別災害予測(2002年)に載っていた、宮城県のページでは「30年以内の巨大地震の発生確率は90%」と書かれていました。
 3月11日に「宮城県で震度7」という速報が入ってきたとき、真っ先に「壊滅的な被害はなく、大丈夫なんだろうか」と思い浮かべたと同じように、人間は現実の映像を見るまでは「悪い事態になっているのは絶対にないはずだ」と考える傾向が強い。
 
 三陸では過去の教訓を生かし、高い堤防を設置したにも関わらず想定外の高さになっていたため、壊滅的な被害を受けたところが多い。
 岩手県北部にある普代村が15メートルを超える堤防を設置したため、村内での死者数はゼロ。計画時に「宮古市田老の10メートルに比べると高すぎる、工事費の無駄使いだ」と批判を浴びたが、当時の村長が「15メートル以上」と譲らなかった。
 明治の教訓を生かし、多くの人々を救うことができたとニュースで見ました。
 震央がプレートが隆起したり陥没する海底なら、その付近の波は高くないが、四方に伝わる。伝わる速度は海底が深いほど速い。波の高さは、水深が浅くなるほど高くなる。特に浅い陸地に近づくと巨体津波に変わってしまうとのこと。

201104060003_2  47都道府県の中で地震が少なかったのは、わがふるさとの山口県。
 「被害地震は少ないが、今後もおきないという保障はない」とのことです。
 山口県で暮らしていたときは大きな地震に遭遇したことは1度もありませんでした。 
 2005(平成17)年3月20日10時53分に発生した、福岡県西方沖地震では下関市も震度4を記録。(最大震度は福岡市東区、中央区で震度6弱)
 東日本大震災発生時の千葉市は震度5強を記録。勤務先は市内なので、事なきを得ましたが、特に東京では電車がストップ、多くの帰宅難民が出たりしてパニックになったそうです。

 震災の影響も甚だしく、最近になって、入荷する新刊も減ってしまいました。
 印刷用紙やインク工場が被災したため、納品の遅れが出ているようです。
 スーパーで並ぶ野菜や牛乳も、西日本で生産されたものが入荷。先週は九州の「みどり牛乳」だったのに、今回は愛知県の牛乳。

 暖房の需要が減ったのか東京電力管内の計画停電が連日のように回避できるようになりました。
 去年は猛暑だったため、6500万キロワットの需要があったのに対し、現在は原発が使えなくなったためほかのエネルギーで代替しても4000万キロワットまでが限界。
 残り2500万キロワットはどう工面するか、問題になっています。
 火力は莫大な燃料代がかかってしまうので、どんなに節電しても電気代が高くなってしまう可能性がありそうです。

 ガソリン代も1月の125円(レギュラー)に比べると、20~25円高くなっています。
 だから、急発進せず、ゆっくりペタルを踏むエコロジー運転中。
 100キロ走って、やっと、ひと目盛が減りました。(リッターあたり約18キロを維持中)

 時々バックミラーで後ろのドライバーの顔を見るのですが、目をつり上げたり、ふてくされたりする表情がほとんどです。

 50~60キロで普通に走っているのに、不満なんですか!?と言いたい。
 目的地までの到着時間はそんなに変わらないので、急がなくてもよいのに。

 電車の運転士は線路の制限速度標識に従い、表示された速度まで加速し、クラッチを切って惰性で走行。気分次第で速度を上げすぎたり、下げすぎたりすることはできずに時刻表通りにしなければならない。
 これと同じようにクルマも50-60キロ走行だと、タコメーターも1500回転一定。
 そのほうが経済的なので、高いガソリン代の出費を抑えることもできます。

コメント
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