東京アイランド

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桜の便りはまだまだ・・・

2011-04-07 00:49:25 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日(5日)に比べると、やっと二分咲きになりました。
 4月6日、7日は満開のサクラに囲まれながらの入学式は毎年記憶していますが、今年はちょっと遅いようです。
 東日本大震災の影響で、被災地でないところまでも花見をする気分ではないと自粛ムードが出ています。

201104060004  震災の前と後の日本列島(夜景)の衛星写真を、米国海洋大気庁(NOAA)が公開。
 左は震災が起きる前、右は3月11日の夜。
 東北地方は停電、不安な気持ちを抱えながら夜を迎えたに違いありません。
 震災が起きた直後、テレビ各局全部緊急報道特番に切り替えました。
 国民が甚大な被害状況の映像を見て、自分だけ幸せにすることはできない。
 悲しみを分かち合いたいという気持ちなのか、西日本も暗くなってしまいました。
 東京電力管内の企業や家庭に節電を呼びかけ、計画停電を実施すると発表があったのは、3月14日。
 貯められる石油と異なり、電気は火力や水力などで発生した電気を同時に使わなければなりません。
 供給量を超えるような使い方をせず、この日から官民一体で節電が始まりました。
 西日本でも節電を呼びかける善意のメールが出回ったらしいですが、周波数が異なるため、変換能力は100万キロワットまでが限界だそうです。
 先日の帰省で西日本は普段のとおりの明るさでしたが、東京に着いたとたん暗く感じるようになりました。
 モノや食品、乳製品を生産する各企業も停電に備え、生産する量を減らしたため、品薄になるケースもありました。 
 伊豆諸島や小笠原(父島・母島)も東京電力、それぞれの島に発電所があるので、内地みたいに電力不足に陥ることはないと思いますが、最近の燃料代が高騰になっています。
 それでも電気料金据え置きだとすると、経営が大変になってしまいますので、節電にご協力いただけたらと思っています。
 暖房の需要が減ったため、4月10日(日曜日)までの計画停電は中止になりました。
 しかし、1番懸念されているのは夏場。
 職場では外からの空気を吹き抜けるような窓がなく、固定された全面ガラス張りなので、必然的に空調が必要になってしまいます。
 中は蒸し暑くてたまらないのに、外に出ると涼しいと思ったことが何度かありました。
 今年は莫大な電力を要すエアコンが使えないみたいなので、どうやって夏場はしのげるだろうかと同僚の間では出ています。

コメント (2)
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