小和田駅 12時35分着、20分間は停車し、12時55分発。
運転士さんもしばし休憩になりますが、運転席でじっと微動たりせず。
20分でも、勤務時間中とみなしているからでしょうか・・・。豊橋からずっと運転していて、お疲れでしょう。
さて、私はわずか20分でも慌ただしく、あちこち撮影。
友人は卯年生まれなのか、かなり飛び回っているので行動派。あちこち撮影したつもりでも、私のカメラには入っていない画像が入っていたので、これから紹介する写真は友人が撮ったものをご紹介します。 ここでもJR東海なので、駅名票も東海仕様。
秘境駅だというのに、「浜松市天竜区」。もし、浜松市をJRの特定都区市内に指定されてしまうと・・・・運賃計算は中心駅の浜松を起点にして、およそ120キロ先の小和田も浜松駅までと同じ運賃になるというわけではありません。特定都区市内制度は、市内から抜けて、再び市内に戻るケースは適用外。
たとえば、唐津線の姪浜~周船寺間は福岡市西区内の駅だが、他社の福岡市営地下鉄を経由、JR線も他市町村を経由するため、福岡市内制度は適用外。
今は無き香月線の香月駅も北九州市八幡西区内でも、市外の中間市を通って、再び北九州市内なので、北九州市内の駅としては適用外。
小和田駅舎。秘境駅6駅のなかで唯一の有人駅だったので、駅舎もかなり立派。
昭和11(1936)年、三信鉄道時代に建てられたものをそのまま引き継がれています。
原型を留める、切符売場。
沢の水を水道にしているみたいです。
駅舎の中はカーテンで閉まっていますが、国鉄時代に遡ると終電を見送っても駅舎の中で寝泊りしていたほどなので、賑わっていたに違いない。
出口になぜか事務用の机。
小和田駅ノートを書くための机でしょうか??
旅人が置いていかれたと思われる電波時計も・・・。
1993(平成5)年の雅子様ブームのときに使われた「花嫁号」のヘッドマークが飾られていました。雅子様の姓名は小和田(おわだ)だが、こちらの駅は「こわだ」。読みが違っても、漢字が同じだったため、皇太子ご成婚にあやかり、多くの方がこの駅に訪ねたようです。
小和田駅に通じる道。この狭さだと、クルマでの訪問が非常に難しい。
小和田駅の話はたくさんあります。次の中井侍駅に行くのに、年明けになりそうな??
2010年8月に訪問した青ヶ島もそうだし、8月から書き続け、一連のシリーズが終わったのは11月頃。自分の好きな場所だと、長期連載になりそうです。(笑)