1月4日。ピカピカの真新しい、山口県下関市で製造された「あおがしま丸」初デビュー!!
今朝、三宝港の様子をライブカメラで確認してみたところ、ベストコンディション。ずっと前に予想していたとおり、就航!!と思いきや・・・12時半頃、コメントが寄せられました。なんと!!初乗船を目指しておられた方からです。八丈島で海上状態が悪いのか、乗せてくれませんでした。今日は貨物のみの就航です。非常に残念です、とのことです。(折り返しの青ヶ島発も、旅客扱いなし。貨物のみでした)
ややややっ!!船が新しくなっても、相変わらず青ヶ島行きはハードルが高いってことですかい!!なんでですかね!?三菱下関造船所で横揺れ防止とか最新技術を取り上げられたというのに・・・。考えられるケースは、
その1、底土港ではかなり揺れたため、新型船から備え付けの自動収納型のタラップを出せず人を乗せられなかった。
その2、客室に嘔吐用の器を用意するのを忘れた。
その3、還住丸が最後に就航したのは、12月26日。1週間分の荷物があまりにも多すぎたため、乗船客まで世話ができないため。
その4、ダイヤが大幅に乱れるのを予想し、客を乗せなかった。
目の前で青ヶ島に連れてくれる船があるのに、乗せてもらえないなんて、かなりショックです。今後、そのようなことが起こらないように万全な注意を払いたまえっ!!
1月 1日(水)~ 3日(金) 年末年始休暇
1月 4日(土) ○ 就航 新しい「あおがしま丸」初デビュー
記念すべき、初就航日。しかし、海上状況が悪く、50分遅れで入港。
12時55分 → 13時45分。八丈発、青ヶ島発とも旅客扱いなし。貨物のみでした。
―――(ここから予想)―――
1月 5日(日) 運休日
1月 6日(月) ○ 就航 今度こそは旅客扱いで初デビューを飾るでしょう。
1月 7日(火) 運休日
1月 8日(水) ○ 就航
1月 9日(木) 芝浦へ
お気に入りの新聞記事を見つけては電子データ化はせず、そのままファイルに入れたまま。今日は暇なので、スキャンしようと過去の新聞記事を整理していたら・・・
小幌駅が出てきました。小笠原や沖ノ鳥島に関する記事とか・・・。
日付を見たら、平成24(2012)年8月18日、北海道新聞の渡島檜山版のローカル記事でした。
ちょうど、小幌駅行きを計画していた1年前。
札幌在住の作家、渡辺一史さんが「北の無人駅から(北海道新聞社)2011年発刊」を出版、トップバッターの第1章は小幌駅「「駅の秘境」と人は呼ぶ。」で紹介され、クローズアップ。クルマではたどり着けない場所なので、わざわざ汽車に乗って、小幌駅下車。感慨にふける人が急増中。
國鐵からJR北海道に引き継いだのは昭和62(1987)年。國鐵は国民の税金で賄っているため、赤字でもやむを得ず運行。民営化後は採算のない路線は次々とリストラ。天北線(音威子府-南稚内)、羽幌線(幌延-留萌)、美幸線、興浜北線、南線、深名線などなど北海道を網の目のように張り巡らしたというのに、今の路線図を見ると本線のみ残しています。本線と名乗っていても、乗降客ゼロに近い駅も次々とリストラ。誰も利用しない駅なのに、そのまま存続させると、駅の収入ゼロのまま維持代がかかってしまいます。(駅舎のメンテナンス、日没後の照明代、清掃などの民間委託費など)2001年に奥白滝、中越など廃駅、2006年も長万部で室蘭本線に分岐して最初の駅、旭浜駅廃止。小幌も廃駅してもおかしくないのに、存続させた理由は地殻変動の激しい噴火湾(内浦湾)沿いにレールを敷き、トンネルとトンネルの合間の小幌駅を保線作業拠点にしているため、なかなか廃止にすることはできないそうです。小幌駅を利用する客層は・・・保線区係員、釣り人、秘境駅マニア、秘境の風景を専門とする写真家。