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秘境駅に関する本は小幌がトップバッター

2014-01-17 00:16:05 | 2013北海道・江差・小幌駅

201401170001 図書に関する仕事に携わってから10年。いろんな本から情報を収集できるので、天職から他の職場に異動する死刑を拒み続けてからあっと言う間に10年。
 さすがに10年という節目に死刑を命ずるしかないとそう思っているかも知れません。
 思い起こせば、10年前。情報を管理するところからいきなり畑違いの職場へ。特にカウンター業務はお客様と接するところ。不快感を与えないように、リクエストされたとおりに全うするとか、最初の頃はすごく大変でした。
 小幌を検索して出てきた本は、「秘境駅の歩き方」でした。
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 やはり、トップバッターは小幌。
 「北の無人駅から」という本も、最初に小幌が出てきます。
 昭和18(1943)年、有人の信号場(駅ではない)ができたときからクルマでたどり着くのに困難な場所。それなのに、国鉄時代は小幌駅周辺に漁師の民家がありました。旅客を取り扱う小幌仮乗降場設置。1987(昭和62)年JR北海道発足とともに「駅」に昇格。
 いつの間にかに棲みついた、小幌駅待合室を自宅代わりに使っていた仙人・・・。もちろん、待合室は小さな小屋とはいえ、JR北海道の所有。冬季の間はホームを除雪してくれるので、自宅代わりに使われても黙認。収入源は、小幌から汽車に乗り、東室蘭へ。何かのバイトして、焼酎などの食材を購入し、自宅代わりにしている小幌の待合室へ帰宅。待合室の中では焼酎の瓶をあちこち散乱している写真を見たこともあります。その方は、2007年頃、ガンでお亡くなりになりましたが、小幌仙人の話は今でも伝説として引き継がれています。
 2009(平成21)年10月8日の北海道新聞に掲載した内容も次のとおり。【長万部】8日午前11時ごろ、長万部(おしゃまんべ)町静狩の海岸で、女性と幼児の遺体があるのを、行方不明者捜索中の八雲署員らが発見した。心中の可能性もあるとみて身元を確認している。  同署によると7日午後4時半ごろ、現場付近のJR小幌駅で「泣いている子を連れた女性が下車した」とJR北海道から警察に通報があり、町内からも「娘と子が外出して帰ってこない」と連絡を受け、同町内の女性(40)とその娘(5)ではないかとみて捜索を続けていた。 北海道新聞 (09/10/08 13:58)

201401170003  宗谷本線も秘境駅の宝庫。
 覚えているのは東六線駅、北星駅、糠南駅、抜海駅。
 2008(平成20)年、旭川から稚内行きの特急スーパー宗谷乗車。
 ホームの長さがとても短く、通過していることすら気づかないことが多い。
 それでも、目を凝らしながら車窓を凝らしていたため、それらの駅の瞬間をとらえ、脳裏に刷り込み。(笑)
 北星駅は本当に回りは何もない牧草地のど真ん中、ホームは朝礼台のような板張りだけ。JR北海道は採算のない駅は次々と廃止にしているのに、それらの駅は今でも現役。

コメント
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