今年の縁起のよい開運きっぷ

　年賀状シーズンはもう過ぎてしまいましたので、賀状のネタに使った縁起きっぷです！！
　もはや・・・毎年のシリーズ化になってしまいました。２０１０年は北海道の幾寅　→　北日ノ出。虎が初日の出に向かって突進できますようにといった、組み合わせがちょっと微妙。２０１１年は、卯之町　→　喜多山。喜びが山ほどありますようにという願いを込めて。２０１２年は辰野　→　真幸（まさき）。真幸は鹿児島県の肥薩線にあり、入場券が売れるほど人気駅。２０１３年は蛇田　→　福生。　ＪＲ八戸線に「大蛇（おおじゃ）駅」あり。ヘビは、どうも苦手な爬虫類という人が多い。さらに「大蛇」をだいじゃと読み替えることもできるので、お正月に大きなヘビはちょっと不向きかなと思い、第２候補の「蛇田」に決定。蛇田は宮城県の石巻線にあります。福生（ふっさ）は東京都の青梅線にあり、「福が生まれる」駅として縁起がいいところ。
　毎年、改札の鋏が入っているけど、実際にこのきっぷを利用して旅行したのかとか、聞かれるんですけど・・・さあ、どうなんでしょうか。年末年始はどこも混んでいるから旅する余裕はなく、ただの遊び心なんです（笑）
　あて先不明だった方と連絡がつき、やっとほっとしたところです。相変わらずお元気でやっていらっしゃるとわかるだけでも安心しますからね・・・。
　２０１４年は馬なので、「馬」のつく駅名を思い浮かべたところは東京都中央区にある総武快速線の馬喰町（ばくろちょう）。駅名の漢字を見るとどうも「馬を食べる駅」っぽい。馬喰町はパスにして、山手線の高田馬場（たかだのばば）。新宿区にあり、馬の付く駅名とはいえ、あまりピンと来ない。これもパス。小湊鐡道に「馬立」があるけど、私鉄ローカル線なので、馬立からＪＲ駅行きのマルス券は発券不可。逆に連絡運輸が設定されているＪＲ駅から馬立行きは発券可。例えば、馬喰町　→　馬立　経由：総武・浜野・五井　￥１，３４０」は、喰われても、めげず立てよ！という意味になるが、年始のあいさつに不向き。これもパス。
　結局、北海道の美馬牛（びばうし）から九州の福吉行きに決定。「ビバ」のイタリア語では「嬉しい、万歳」の意味があるので、年始の縁起きっぷに相応しいのは美馬牛。みどりの窓口の駅員さんにこういう変な経路にきっぷを頼まなくても、自分で操作して発券。
　「経由：富良野線・千歳線・函館線・海峡・奥羽・新青森・新幹線・東京・新幹線・博多・鹿児島線・長崎線・唐津線・筑肥」を選択しましたが・・・新幹線が入ると、願いを込めた「福」が新幹線のように速く消えてしまいそう。全区間在来線に変更。
　「経由：富良野線・千歳線・函館線・海峡・青森・目時・盛岡・東北・東海道・山陽・鹿児島線・長崎線・唐津線・筑肥」にしようと思っても、えきねっとシステムでは青い森鉄道やいわて銀河鉄道が入る区間については受け入れてくれず。エラー。
　仕方がなく、途中の経由地を秋田・福島に指定したところ、「経由：富良野線・千歳線・函館線・海峡・奥羽・東北・山陽・鹿児島線・長崎線・唐津線・筑肥」が印字されました。「東海道」は思いっきり省略。２０１４年いっぱいはたっぷり「福」がありますようにという意味を込めて全区間鈍行（在来線）です。
　乗車券の下に□□□□□□□□のライン線が入ってるのは、車掌さんが検札してもぱっとわかるような識別マーク。□□□□□□□ラインは在来線経由。途中に新幹線が入ると■■■■■■■が入ります。