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旧大隅線ルートの路線バスで国分駅へ

2017-03-05 00:00:00 | 2016九州
 志布志市役所のホームページに路線バスの情報が載っていて、旧大隅線(志布志-国分)と旧志布志線(志布志-都城)の鉄路を地元のバス会社に継承。志布志発鹿児島空港行きの急行バスは16時発が最終便。
 志布志駅前にバス停らしきものは見当たらず、駅舎の中にある観光協会に「16時の空港行きバスに乗りたいんですけど、乗り場ってどこですか?」と聞いてみました。そういった問い合わせが多いのか、あらかじめ印刷されたバス乗り場マップが渡されてきて、「ここを出て、右側の道。郵便局が見えたら大きな道路に出ます。右に進むと・・・(目印の場所)の前が停留所です」と丁寧に教えてくれました。
 バス停で待っていたら、ちょうど志布志発15時51分発油津行きの汽車が目の前で通り過ぎました。宮崎から「快速」で来て、今度は「各停」で運行なので、同じ運転士さんが大隅夏井駅や、日向北方駅、谷之口駅とか、人の乗降客はいなさそうな秘境駅も停車。九州旅客鉄道株式会社として、乗務行路表とおりに鉄道時計を見ながら秒刻みで管理されている運転士さんの責任はとても重い。停車するはずなのに、うっかり「通過」すると、JR九州オフィシャルホームページにお詫びが載るほど非常にシビア。朝の始発に備え、当直の駅員さんが朝寝坊したため、始発列車に乗れなかったお客様もいらっしゃいました。お詫び申し上げますとか・・・JRはまめに更新してお知らせ。ニッポンの鉄道は世界に比べると非常に正確。アバウトも許されない。
 鉄道だけではなく、路線バスも渋滞時の遅れを除き、ほぼ時刻表とおりにバスが来る。始発なので、運転士さん真横の1番前の席に陣取り。運転士さんから私のことを「よそものの変な風貌」だと映ったのか、途中の信号待ち。運ちゃんが私のほうに振り向いて「どちらまで?くーこー?」と話しかけられた。口の形で「くーこー」と読み取れたので、メモで「国分駅まで」と大きく書いて示し。「はーい、わかりました」とうなずき。
 都会のバスだと、乗客に話しかけることはしないのに、ローカルバスだと気になる乗客がいると話しかけるのも無理ない話。

 東京の12月は、16時半頃になると日が暮れる。東日本の日暮れは早い。ここは鹿児島なので、16時半頃日が暮れるとずっと身についていると、17時過ぎてもまだ明るいと何だか得したような気分。

 今はもう3月。17時になってもまだ明るいのは当然なのかも・・・(笑)

 桜島が見えたぞ!とパチリ・・・でも、バスは動いているので、うまく撮れず。
 1時間以上もずーっとバスに乗り続け、やがて、車窓から見える風景は旧国分市(今は霧島市)内の市街地に変わりました。国分駅に降りるのに、「止まります」のボタンを押すタイミングがわからない。しかも、このバスは「急行」なので、電光運賃表はまめに停留所を更新せず、おおまかな区間を1つの単位として更新。音声は「次は〇〇です」とアナウンスもあるかも知れないが、私は聞こえないので、どのあたりなのか目で判断するしかない。土地勘も全くない初めてのところなので、ちょっぴり不安。
 さっき、バスの運ちゃんにどちらまでと聞かれ、国分駅と答えたから、わざわざボタンを押さなくても教えてくれるかも知れない?と押さずにそのまま。バスは市街地を左折や右折を繰り返し、巡回し、「はい、着きました」と振り向いて私に合図。「ありがとう」とあわてて降りる準備をして、下車。「国分駅入口」のバス停。あたりを見回すとあそこに「国分駅」が見えました!!まだまだ続きは長いです。
コメント
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