幡生を出ると、次は綾羅木(あやらぎ)駅。母校の山口県立聾学校下関分校の最寄り駅ですが、2010(平成22)年に児童生徒の数がかなり減少し、休校の状態が続きましたが、2019(平成31)年3月、ついに廃校。山口県が校舎をすべて取り壊し、更地にして売却してしまいました。なーにもない小さな漁村の長門二見駅から綾羅木駅まで毎日のように汽車通学していた頃が懐かしい。自分の趣味の原点だったかも知れません。
しばらく見ないうちに駅前の様子が変わり、都会になりました。
通過するタイミングで改札付近を撮るつもりが失敗。
あわててシャッターを押したら、撮れました。子どもの頃からずーっと変わっていません。ただ、変わったのはキヨスクが撤去されたこと、無人駅化。
駅前の歯科医院。これも子どもの頃、虫歯にかかったときの治療に通院。この奥に綾羅木郵便局、文房具を兼ねた本屋さん。ジローさんも千葉に転居する前にこの歯科医で入れ歯を作ってもらい、ずーっとメンテナンス無し。固くもないのにあれこれ固いと訴えるようになり、私がいつもお世話になっている歯科医へ。今週は新しい入れ歯が届き、調整する予定だったけれど、急遽入院しているため、ドコモの見える電話で予約の変更。完全予約制で待ち時間無しの歯科医なので、行けないとわかった時点ですぐ連絡して予約のし直し。ジローさんってば・・・入れ歯に違和感があるので、新しく作り直したいと早く言ってくれればよかったのに。面倒臭いからと隠すと自分の健康を損なうようなものなんですよ・・・。
次は新しくできた「梶栗郷台地」駅。「かじくりごうだいち」という読みが長い駅。戦前、この地にあった「梶栗駅」が廃止されてから半世紀経て、この周辺に複合施設や新しい住宅地が開発されたため、復活しました。
周辺は都会なので、駅員さんがいてもおかしくはないんですけど、ここでも無人駅。この先もずーっと無人駅が続きます。
安岡駅。ここでもかつては有人駅なのに、今は無人。
下関駅から続いていた市街地はここまで。安岡を過ぎると郊外になります。
毎年の年賀状に載せる、きっぷなんだけど、まさか・・・2年連続でこのように発券するとは思いもしなかった。「中国ウイルスにたくさん(沢山)打ち勝ち、しっかり防ごう」という意味を込めて。来年の令和5(2023)年も中国ウイルス関連のきっぷはもう勘弁。今年で、もう完璧に収束してもらわないと。
中国勝山駅は、あのCHINAのことではなく、日本の中国地方を指しているんですけど、「チューゴク」と聞いただけで、あの中国ウイルスの震源地だと連想付けるように。
鳥取県との県境付近寄りの岡山県真庭市内の姫新線にあります。防府は山口県の山陽本線。
昨年のきっぷは、「君津から後免ゆき」。「君」の漢字をよく見ると、ちょうど「コロナ」の文字が重なり合うと「君」になる。後免は四国の土讃線にあり、読みは「ごめん」なので、「コロナはもうごめんです」という意味のきっぷ。
2年前の2020年はその前年の年末、中国の武漢で原因不明の肺炎が流行っていた頃。日本にまだ入っていなくて令和の改元で祝賀ムード。ねずみ年は「子年」とも書けるので、音威子府駅を採択。他に羽越本線で新潟券から山形県に入って最初の「鼠ヶ関駅」もありますが、霞ヶ関の字に見間違えそう。都府楼南駅は万葉集で詠まれた「令和」ゆかりの地、福岡県太宰府市にあります。都府楼南駅の駅名票は「梅」。
ドコモの携帯に出られないときは着信の電話番号が載っているが、代表の電話番号なので折り返し電話をしても、担当者が変わったりして、どんな内容で伝えたかったのか不明。それで留守番電話サービスを月額330円で加入でき、もし、着信があったとしても録音だけではなく、文字まで表示される便利なものです。
ジローさんってば・・・何か困ったときとか、遠慮なく担当の看護師さんに言いましょう。看護師さんから私に電話がかかってくるからと言ってあるのに、全然連絡無し。もしかしたら、相手は聞こえる人なので、ちゃんと伝えられるか不安に思い、ずっと我慢しているのでは・・・。中国ウイルスがなければ、お見舞いに行って、希望していることとかいろいろ話を聞けたはず。中国のせいでどこまでも迷惑を被っている状態だな。
昨年、ワクチン接種の会場に出向いたとき、スタッフがタブレット端末の「見える通訳」を用意し、いろんな旗のマークがついている画面の中に「日本手話」がありました。それにタップするとオペレーターさんにつながり、「通訳をお願いします」日本語の音声で話すと、画面越しのオペレーターさんが手話に通訳。それを見た私が手話で応答すると、オペレータさんが音声日本語でスタッフに話しかけ。かなりスムーズだったので、全国の大きな病院に1台くらいは常備して欲しいんですけど。
今週は金融機関のいろんなデータ入力などいろいろ忙しい。私のミスで振込ができませんでした、ごめんなさいでは済まされない世界。ダブルチェック、トリプルチェックなども入ります。そんなときに、夕方4時頃、ふてにゃんからLINE。「お父さん倒れました。明日、病院に連れてください」明日じゃねーよ!まずは、119番でしょ!?と遠隔で見守る君のカメラで様子を確認。確かに横たわっている。以前から、めまいがするとか、日中は眠くって仕方がないと寝てばかりなのはちょっと異変を感じていたので、119番通報。電話リレーサービスの「緊急」ボタンを押せば、通訳のオペレーターさんが間に入り、双方を通訳してくれるのは知っているが、ちょっとパニックになると、目の前にいる同僚に通報を依頼。
家に向かう途中、救急隊から電話を受けた同僚がLINEで「お父さんは救急車に乗るのを拒んでいるため、緊急搬送することはできません。息子さんが帰ってくるまで、救急隊は家で待っています」はあ??緊急事態だというのに、素直に乗っていけばいいのにっ!!
様子を見たら、ジローさんは「私は何事もありません!!」と元気を見せるような素振り。ふてにゃんも「元気になったので病院に行かなくていい」といろいろな言い訳を作っていたけど、「命が大切ですからね」と緊急搬送。救急車に同乗してしまうと、帰りの足がないので、私はマイカーで。救急車はサイレンを鳴らしながら緊急走行。私は一般車両なので、救急車の後ろをくっついて走行はできぬ。私はあとから病院にかけつけると、時間外の「救急外来」に案内され、待ってみました。音声認識アプリのUDトークを通じて「貧血の疑いがあります。便が黒かったとか、そういった話は聞いていませんか?」(驚いた表情で「ええ、初耳です」)「そうでしたか、今から精密検査です。今夜から入院の可能性があります」何で胃腸に穴が開くのか、思い当たることはないか、考えてみました。肩が痛いからと痛み止めのロキソプロフェンを医者の許可なく投与し、トイレが近いからと飲んでも水を少ししか飲まず。強い薬品が胃腸に留まり、溶かして穴が開いてしまった可能性。
コロナ対策のため、入院の前にPCR検査。中国ウイルスの検出はなかったので、大事を取り、今夜から入院。入院に関してのいろいろな質問があり、ジローさんは日本語の読み書きができないんです。意思の疎通は、身振りか、子どもでもわかるような言葉で。ひらがなだけではわからないので、漢字で書いてくれれば通じることもできます。うんぬん・・・。
「便が黒かったって本人に伝えてもらえますか?」と話があったので、手話通訳。「黒かった。ひじきや、黒豆を食べたから、便も黒くなるのでは?」とジローさん。それをそのまま救急外来のお医者さんに伝えたら、思いがけない回答に笑っていました。「それは違いますね、血便といい、便に血が混じっていると黒くなるんですよ」
コロナ対策のため、入院中の面会はできず、看護師さんとやりとりし、意思の疎通や確認したいことの回答が得られないときは私に電話で連絡が来ることになっているので、まるで動物病院にジローさんを預けている感じ。ジローさんもスマホを持っていて、LINEテレビ電話で意思の疎通ができたら、看護師さんにドコモの見える電話で文字を音声にして伝えることもできるんですけど、スマホは持っていない。ふてにゃんはスマホが使えるので、看護師さんに伝えたいことを手話で読み取って、私がドコモの見える電話で「今の体調はどこも悪くはなく、先生からいつ頃退院できるか何かお話はありましたか?」「えええー早く退院したいってことですか?」「そういうことです。テレビ電話で訴えています」「主治医の先生に確認して、折り返し電話をします」で、急に退院ってこともありました。
とりあえず、緊急を要す事態ではなく、まずはほっとしたんですけど、いつもとは様子が違うなあと思っても「高齢者だから」と片付くのではなく、何かのサインが出ていると早くキャッチする必要があると今回の教訓。もう1つの教訓は薬を飲むときは、たっぷりの水を飲んでいるのを見届けてから。
緊急の通報をしてくれた職場の同僚、救急隊員の皆様、救急外来のお医者様、LINE、UDトークアプリ、ドコモの見える電話などなど・・・これらの協力がなければ、手遅れになるところでした。
糠南駅の存在を知ったのは、いつ頃でしたっけ・・・?今から14年前の2008(平成20)年の8月でした。旭川から特急スーパー宗谷号で稚内を目指す途中、一瞬、物置のような小屋が通過。徐行しながらではなく特急の高速走行なので、駅名票が滲んで見えず。確かにあの風景は「駅」かも?と、いろいろ調べたら糠南駅。
これが駅舎なんてすごいでしょう。もともとは木造の駅舎があったんですけど、1987(昭和62)年の台風でボロボロになり、地元の方が待合室の設置を望み、幌延町役場がそれに応えるために淀川製鋼所製のプレハブ物置(ヨド物置「あぜくら」)を改造した待合所を設置。ヨドコウ物置とも呼ばれています。糠南駅がトップレベルの秘境駅にヨドコウの物置小屋が使われていると、淀川製鋼所に情報が入り、我が社の製品を愛用していただく御礼に無償で補修してくれたエピソードが有名になっています。設置してからもう35年経ちますが、しっかりしています。
ホームは朝礼台のようで全面板張りです。
JR北海道さんから見れば、1日の利用客ゼロ名の状態が続くなら、かえって駅としての維持代がかかるので廃駅にしたいお気持ちはあるそうです。でも、幌延町が全国の鉄道ファンに糠南駅という全国でトップレベルの秘境駅に是非とも訪ねて欲しいと存続が決まっていますので、運転士さんも12時11分15秒停車、12時11分45秒発車の行路表に合わせ、停車してドア扱い。鉄道時計の秒針が45を差したところでドアが閉まり、発車。ニッポンの鉄道はそこまで緻密に正確。
糠南駅のまわりはなーーーーーにもないんですけど、年に1回だけは大勢のお客さんが押しかけます。糠南駅クリスマスパーティーというイベントです。
またこの地に訪ねるのはいつにになるのなら・・・・さらば、ヨドコウ物置の糠南駅。
糠南駅を出ると、このような原風景が続きます。次は問寒別(といかんべつ)駅です。
2018(平成30)年に訪ねたときの話題は こちら。
見比べると、物置小屋の入る前の板張りが劣化していたので、新しくなっていることがわかります。駅の管理は幌延町役場なので、板張りの張り替え費用はもちろん、幌延町の予算から出費。
1月12日水曜日。船の修理は11日で完了し、今頃は辰巳、芝浦積み荷作業に入っていると思います。昨夜出航しました「たちばな丸」は三宅島で折り返しました。御蔵島、八丈島は欠航です。
まだまだ真っ昼間なんですけど、東京へ帰ります。首都圏から飯田線を回ってくるりと戻るのに1泊で十分。2年前の冬、高知から四国の秘境駅、坪尻に寄って、徳島で一泊。特急で岡山に向かい、岡山から新幹線で豊橋。飯田線で小和田駅に寄って、平岡駅ステーションホテルで一泊。中央線経由で帰京のスケジュールを組んだものの、中国ウイルスの感染者が急増に向かっているさなかなので、徳島からまっすぐ東京へ。
今回はそのリベンジなんだけど、達成しました。令和4年になっても、また中国ウイルスのオミクロン株が急増中。
JR東海を利用するのにJR西日本の(4-タ)。いつもあべこべな使い方を・・・。子どもの頃、JR西日本とJR九州の境界に住んでいたため、JR西日本を利用するときはJR九州の駅で買う。JR九州を利用するときはJR西日本の駅で買う。今でもその癖が抜けられない。
新幹線の改札口に入ると、豊富な豊橋駅弁に巡り会えます。在来線でも、こういう駅弁売り場があればいいんですけど、なんで新幹線ですかね・・・。
こういう駅弁は、新幹線の待合室ではなくって、在来線でも販売して欲しいのに。飯田線秘境駅弁当なんだけど、秘境らしく田舎の食材がふんだんに使われていて、美味しそう。
発車時刻が迫ってきましたので、待合室から階段を下りてホームへ。豊橋駅はなぜか高架ではなく、在来線と同じく地上駅です。
こだま724号が入線。各駅停車タイプなので、新しいものが来るとは期待していなかったんですけれど・・・
なんと!!真新しいN700Sです。
各駅停車に最新型N700Sはもったいないから、最速列車の「のぞみ」に割り当てて欲しいんですけど。
真新しい車両なので、方向幕はフルカラーのLED。
車内の案内表示もLEDではなく、液晶タイプのものに変わっていました。先代のN700AはLED。
2021(令和3)年8月。コロリンピック真っ盛り、都内における感染者がかなりピークなので、車内はガラガラ・・・。
昨年11月の終わり頃から、我が家に棲み着いた「ふてにゃん2(ツー)」。テレビのコマーシャルに出てくるような、茶白のハチワレという猫ではなく、茶黒系のキジトラ。顔をよく見ると、ふてぶてしい表情なので、「ふてにゃん2」と命名。
うちのふてにゃんが人間のごはんを与え続けるようになり、私としても危機感を感じました。人間が食べるものを猫に与えると、中毒になるケースもあります。たとえば、レーズンパンに含まれているレーズン、タマネギ、塩分の多い加工食品など。スーパーやペットショップなどで売られているキャットフードのほうが安心。パッケージに書かれている分量を守り、与えることにしました。すると、ふてにゃんがこんな寒いさなか、ホームレスだと可哀想だと、段ボールで家を作り、いらなくなったタオルを敷き詰め、雨水が入らないような軒下に設置。段ボールでも意外と暖かく、ふてにゃん2は気に入ってくれました。まだまだ人間に対しては警戒が強く、触らせてくれません。
1月11日火曜日。あおがしま丸の修理は今日までで明日は就航の予定ですが、当分の間、まだまだ厳しそうです。今週の半ば頃か週末までは低気圧の影響で荒れる予報が出ています。8日の船で1週間分の食材が入ったそうですが、来週の分はちょっと心配です。週1でもよいので、どうにか船が来ますように・・・。港にうねりが入ると大きな「あおがしま丸」が振り子のようにゆっさゆっさと大きく揺れるので、タラップやクレーン操作も難しくなり、目前に来てもそのまま引き返すこともあるそうです。桟橋のライブカメラで波打っている様子だったら、無理。海水がほぼ水平な状態だったら、入港確定。
1月8日(土曜日)、2022年初入港の「あおがしま丸」。港で2週間もたまっていた荷物を下ろし、青ヶ島発のお荷物の中に私宛のものが含まれていました。出航したはずの「あおがしま丸」が夕方になっても沖合で停泊し、そのバックには美しい夕陽。
奇跡的に・・・・翌々日の10日、お荷物が届きました。応援に来た他の船が八丈島まで曳航し、9日の八丈島発の飛行機に搭載。10日配達の流れになったと思いますが、超速達便に匹敵するほど速すぎる!!
今の「あおがしま丸」は静岡県の伊豆半島の西側、西伊豆町の港で修理中。明日(11日)も欠航が決まっています。
「青ヶ島完熟れもんぽんず」と「中里荘のしまだれ」。
ポン酢のラベルを確認したら、
驚愕!!! 非売品の超レアなものです。製造者はレモンを栽培し、収穫からポン酢造りも、男性の方なんです。しかも、このお荷物の送り主なんですっ!!青ヶ島といえば、島民の4大姓名は「広江」さん、「菊池」さん、「奥山」さん、「佐々木」さん。
今の季節、あったかい鍋が美味しいので、このポン酢につけていただきますね。楽しみです。
青ヶ島の「しまだれ」は、島唐辛子や味噌が原料なので、いろんな料理の隠し味やアクセントをつけたいときに重宝します。
昨年の晩秋にいただいた、レモンは年末に使い切り・・・またいただけるとは思いもしませんでした。こんなにたくさん生産されているなんて、すごいですねぇ・・・。
またもや、お馴染みの「あおちゅう」が入っていました。うちのジローさんはもう大喜びです。いつもお気遣い、ありがとうございます。
もうすっかりお馴染みになった、山陰本線の観光列車、〇〇のはなし号。新幹線から乗りかえがしやすくするため、山陽本線の新下関駅が始発です。幡生から下関までは折り返し重複乗車となりますが、下関の改札を出ない限り、そのままお乗りになっても大丈夫です。
2年前の9月に乗ったときも後ろの車両。強運なことに12番A席は海側の窓全面を楽しめる特上席。
ん!?12番A席はここなんだけど、すでに先客が・・・。まあ、自分の席を間違えるってことはよくある話。
とりあえず、12番A席の真上にある荷台に自分の荷物を乗せて、撮影。
出発時間になったので、あそこに戻ったら、先客がぎょとんとした表情。「すいませーん、ここってうちの席なんですけど」と指定席券を取り出し、
見せました。向こうの方も同じように指定席券を取り出し、見比べ。あれっ!?12番A席。同じです。
12月4日は合ってますね・・・「座席が同じだけど、あなたは2号車なので、前のほうなんですよ。ここは1号車」と何号車の違いを指摘され、私は赤っ恥。「あっ!すいません、ごめんなさい」とペコペコ平謝り。
2年前乗車したとき、12番A席は窓全面楽しめて、D席はハーフ。となりの席がいいなって、いつまでも忘れられなかったので、今回もてっきり前回乗ったときと同じ車両だと勘違い。
1号車は「和」、2号車は「洋」でした。どちらがいいかと言いますと、やはり1号車の「和」をモチーフにした空間。
下関を出ると、いつもこの風景になります。目の前が線路の住宅。山陽本線、山陰本線だけではなく、長編成の貨物列車もひっきりなく通過するので、そこに住まわれている聴者の方はそういった振動や騒音に気にしないだろうかとふと気になる風景。
ここでも去年見た風景。下関が都会になるつれに山の斜面に家を建てるなんてすごいところだと思います。山頂はマンション。
まもなく幡生駅。時間調整のため、しばらくドアは開かないまま運転停車。ここから山陰本線に入ります。山陽本線は神戸から門司までの534.4キロだけど、山陰本線は京都から幡生まで673.8キロもあります。かつては東北本線の東京から青森まで739.2キロもありましたが、盛岡から青森まで東北新幹線開業に伴い、並行する在来線は第三セクターに移管したため、日本一の座は山陰本線に譲りました。
【福】福岡市内 → 【区】東京都区内
経由:博多・新幹線・小倉・鹿児島線・山陽・山陰・京都・新幹線 だったら、無理のないスケジュールを組み込むなら、山陰本線のどこかで2泊か3泊する必要があります。
本当はのんびり、ゆったりと旅したいのがホンネだけど、高齢のジローさんやふてにゃんのことを放っておけないので、1泊して伯備線経由で岡山から新幹線。
1月8日の条件付きは無事に入港できました。しかし、その後、あおがしま丸が故障してしまい、1月11日まで運休が決定されています。(8日の夕方になっても、出航したはずの「あおがしま丸」が沖合で停泊していたとのことです。他の船に曳航され、八丈島に向かったかどうかは不明)
12月24日 〇 2021年ラスト就航
12月25日 × 欠航
12月26日 日曜運休
12月27日 × 欠航
12月28日 × 欠航
12月29日 年末年始運休
12月30日 年末年始運休
12月31日 年末年始運休
1月 1日 年末年始運休
1月 2日 年末年始運休
1月 3日 年末年始運休
1月 4日 年末年始運休
1月 5日 × 欠航
1月 6日 × 欠航
1月 7日 × 欠航
1月 8日 〇 2022年初就航(条件付)折り返し後、故障発覚
1月 9日 日曜運休
1月10日 × 欠航 (船体修理)
1月11日 × 欠航 (船体修理)
1月12日 辰巳 の予定ですが・・・
1月13日 芝浦
1月14日 【就航予定】
今の時期、青ヶ島への渡航は非常にハードルが高いです。
2022年になったとたん、「明けまして中国ウイルス」の様相を呈しています。10月頃から下火に向かい、12月はほとんど感染者が出ていない都道府県が増えました。ところが、年が明けたとたん全国で8000人超えの感染者が出ました。特に沖縄県は過去最大の1759名を記録。感染者が少ない年末に内地から沖縄へ旅行。内地へ帰ったところ沖縄でのニュースに不安になり、PRC検査を受けたら陽性だったとか、愛知県のJR東海道本線の車内で「俺コロナ」と叫び、電車を一時停車させた男を逮捕し、検査してみたら本当に陽性者だったとか。そういったニュースばかりなので、ちょっと先行きが不安になります。3回目の接種を8ケ月後ではなく、一刻も早く前倒しで接種を開始できればと思います。うちの住んでいる自治体からの災害情報など危機管理に関するメールを受信するように設定してありますが、市内で確認された中国ウイルス感染者のメールは滅多に来なくなり、安心したのもつかの間、年が明けた頃から毎日のように着信があります。
中国ウイルスの話はさておき、10月、最北端からの鉄道旅。
雄信内駅を出ると、次の駅も秘境駅として名高い糠南駅です。
さっきからこのような風景が続き・・・
進行方向に向かって右側は天塩川。昨夜は宗谷地方に大雨が降った影響もあり、増水しています。
2018(平成30)年、枕崎から稚内までのジグザグ鉄道旅でラストランの特急「宗谷」に乗車したときは濁っていなくて透き通っていたのは記憶にあります。
この区間になると、車内は貸切状態。私のために1両のディーゼルカーを動かしているようなものなので、ディーゼルの燃費は稚内から東京都区内ゆきの切符代に匹敵するかも知れない。駅の存続は沿線自治体の管理に移行していますが、名寄から以北は線路存続の危機にさらされている状況なので、国の支援もあればと思います。
まもなく、糠南駅です。ん!?人がいるっ!!これは驚愕!!!
鉄道ファン思しき親子2名様でしたっ!!糠南駅から乗っていただけるだけでもありがたいです。思わず「乗車券はお持ちですか~?どちらまで行かれますか~?」って検札したくなってしまいますが、私はJR北海道の社員ではなくただの旅人なので、そこまで手出しすることはできぬ。
1月8日土曜日。「あおがしま丸」が2022年になってから初めて就航します。本日はなぜか1時間繰下げし、10時30分底土港から条件付きで出航します。