2024(令和5)年10月19日は、半袖にハーフパンツでも暑い1日でした。10月の半ばを過ぎたのに30度の真夏日なんて異常気象です。20日は急激に気温が下がるようです。
普段は大型量販店またはアマゾンなどのネットショップですが、パソコンの画面だけでは確認しづらい商品は実物を見てから購入するかどうか決めるので、秋葉原で途中下車。
秋葉原からは特に急がないので、京浜東北線のE233系で大宮へ。「京浜東北線」は通称であって、さいたま市の大宮から神奈川縣鎌倉市の大船までの各駅に停車しますが、正式な路線名は大宮から東京までは「東北本線」、東京から大船までは「東海道本線」。
(日中、田端から浜松町までの山手線と並行する区間は快速運転が行われます。通過駅は西日暮里、日暮里、鶯谷、御徒町(平日は通過)、有楽町、新橋)
ここは「鉄道のまち大宮」です。
このきっぷを大宮駅の自動改札機に挿入したら、出場可。きっぷは回収されず戻ってきました。
7月21日18時前の大宮駅。今の季節、日没時刻は16時59分ですが、およそ3か月前はこの時間になってもまだ明るい。
夏至から1か月経過。日没時間が少し早くなったような気が・・・。
今夜のディナーはそごうのレストランを見て決めようとエレベーターで上がっているところです。
10月19日土曜日。あおがしま丸は条件付きで出航しました。欠航したのは10月1日および2日の2回だけで順調に動いております。順調に動くとわかっていれば、今すぐにでも青ヶ島にふらりと出かけたいんですけれども、現在は宿の予約がなければ、乗船はできないことになっています。「そうだ、青ヶ島」と思いつきで出かけるのは無茶なので、あらかじめまえもって計画を立てて、宿を確保されるのをお勧めします。
早朝のANA1便羽田7時30分→八丈島8時25分着陸。タクシーで底土港へ向かい、9時10分までに乗船手続き。(9時30分に出港する船に乗ってしまえば、もうお昼過ぎには、絶海の孤島、青ヶ島に到着します。
行きはその日のうちに東京だけど、青ヶ島からの帰りも16時前に底土港に到着し、すぐに空港までタクシーで向かえばANA最終便17時25分発に接続できます。つまり、往復とも飛行機を使えば、青ヶ島へは日帰りはできる計算ですが・・・せっかく青ヶ島に着いているので、都会の喧噪さを忘れさせるために1泊か2泊くらいはゆっくりできればと思います。
時刻表では「通過」扱いですが、車内のお客さんに限って特別に停車し、ドアも開けます。構内を散策し、出発時間になりましたら車内に戻ります。しかし、今回は駅ではないところで長時間停車したため、ドアは開かないまま車内から様子を見るしかありませんでした。
こちらは旧鉄橋部分です。一部だけ残して散策できるようになっています。
山陰の海岸も海の色が美しいです。
次は「鎧(よろい)」駅ですが、通過します。鎧駅も下車しても青ヶ島のようで楽しかった駅だと記憶しています。
あのときの記事は こちら 。
まもなく岡谷駅です。
まもなく岡谷に到着いたします。中央線、辰野方面と飯田線はお乗り換えです。お降りのお客様はお忘れ物のないよう後支度ください。岡谷の次は塩尻に停車いたします。
普通松本行きは、ホーム3番線から12時26分の発車、また中央本線で川岸、辰野方面また飯田線に直通する天竜峡行きはホームが変わりまして、0番線から12時29分の発車です。川岸辰野方面にまいります。飯田線に直通する天竜峡行きはホームが変わりまして、0番線から12時29分の発車です。
今の時間12時18分なので、辰野方面または飯田線に直通する天竜峡行き、篠ノ井線に直通する松本行きとは、ちょうどよいタイミングで接続。
まるで雪のようだけど、小さな野菜の苗を育てるための白いビニールシートをかぶせている風景。
野辺山駅に到着しました。停車時間が長いので、ここで途中下車。
野辺山駅の位置は、JRの中で1番高いところの1345メートルです。それより超える駅は立山黒部のトロリーバスの室堂駅の2450メートル。トロリーバスという特殊なものを除き、一般の鉄道としてはここが最高地点です。
ここでも、昔は「みどりの窓口」があって乗車券や指定席券の販売があったのに、現在は対面販売の端末は撤去され、代替機としては指定席券売機。
小海線の駅だというのに、ここから首都圏のスイカが使えるエリアになりました。野辺山でピッとスイカをタッチして、東京駅はもちろん、最も遠い上越妙高駅(新潟県)や浪江駅(福島県)まで途中下車しないかぎり、使えます。
浪江駅まで、471.5キロ、7700円なのに1日だけ、途中下車ができないなんて、そんなのあり!?かも知れませんが、東京から上野間を東京近郊区間を外れる新幹線経由にすれば、途中下車が可能になり、きっぷの有効期限も4日間になります。
今日は雲1つもない、快晴でした。夜になるときっと無数な星が見られるかも・・・。
上総一ノ宮を出ると、次は八積駅に停まります。
しばらくは田舎風景が続きますが・・・
線路を高架になり、風景が少しずつ都会になってきたら・・・
茂原駅です。乗りかえ無しで東京まで行ける電車なので、お客様もたくさん乗って出発。
ここは市原市南部の最寄り駅です。上総牛久や高滝あたりだと、内房線の五井駅よりも茂原駅のほうが便利です。茂原市の中心駅なので、みどりの窓口があってもおかしくないところですが、2023(令和5)年8月をもちまして閉鎖。代わりにリモートの話せる券売機設置。えきねっとでも、変な経路の入力は、当日中に到着できる旅程なら発券できますが、始発でも当日中に辿り着けない旅程は発券できません。話せる券売機を通じてオペレータさんにリモートのマルスを操作して発券してもらうしかありません。
茂原から混むようになり、写真撮影は断念。あっという間に東京駅到着。
武蔵野線も少し前までは国鉄時代末期にデビューした205系だったのに、現在はJRの209系に統一。
えきねっとで操作して発券した経由欄は 太海・外房・総武・上野・新幹線・大宮・川越線 だけど、東京付近の特定区間を通過する101キロ以上なので【山】東京山手線内での途中下車は可能です。東京駅や新宿駅、池袋駅だと自動改札機は経路外ですと弾かれますが、有人通路で申請して、途中下車します。(錦糸町から総務地下線で東京、上野から尾久経由、池袋から赤羽の赤羽線も含みます)
10月15日火曜日。昨日(14日)の「あおがしま丸」は、無事に八丈島表玄関の反対側の八重根漁港発着で就航しました。15日は、表玄関の底土港から条件付き出港です。
14日から「あおがしま丸」で運航しています。「くろしお丸」は父島から母島間に就航しているのかなと東海汽船さんのホームページで確認しましたら、「ははじま丸」でした。「くろしお丸」は年に1回のドック入りか、どこかで活躍かと思います。
あおがしま丸は2014(平成26)年にデビューしてから早くも10年経過してしまいました。
「ただいま車両の安全確認を行っております。そのため、こちらで少し停車いたします。
こちらの発車時刻が未定のため、餘部駅の到着時刻の未定でございます。
また、それに伴いまして、餘部駅でお客様に降りていただけない可能性もございます。詳しいことがわかり次第ご案内いたしますので、少々お待ちください」
快速あめつち号の時刻表を確認すると、餘部駅は通過扱いだけど、一時停車してホームからウォッチングできる時間も設けているようです。
餘部駅 を「暴れる駅」「余目駅」と誤変換されていますがご愛嬌。
やっと餘部駅に停車したかと思ったら・・・えっ!?えっ!?
「お客様は車内でおまちいただきますようお願いいたします。発車時刻未定のため、お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、車内でお待ちいただきますようお願いいたします」
残念。今回はドアが開かないので餘部駅での下車はできませんでした。
こちらは、こちらの乗客ではなく、観光にいらした方です。
鉄道マニアの方なんでしょうか。旧鉄橋跡地に観光客がちらほらと・・・。
旧鉄橋跡地は、1912(明治45)年の竣工からおよそ1世紀の間、風雪に耐えて列車を通してきました。その鉄橋が老朽化に伴い、2010(平成22)年に旧鉄橋のとなりにコンクリート橋梁を設けました。
近代土木遺産として、旧鉄橋の一部を保存しようという動きがあり、このように一部は残しています。
旧鉄橋時代の1986(昭和61)年12月28日(日曜日)13時25分頃、旧鉄橋を通過中の香住発浜坂行き回送列車が日本海から風速33メートルの突風にあおられ、DD51 1187ディーゼル機関車と14系「みやび」客車の台車の一部を残して7両が転落、真下にあった水産加工場や民家を直撃しました。そのため、12名が亡くなられる事故が起きました。
DD51 1187号機は、2007(平成19)年に廃車後、岡山県の津山市にある「まなびの鉄道館」にて保管中です。
降りられないのはちょっと残念ですけれども・・・。
前回、ここに降りたのはいつ頃でしたっけ?と調べてみたら、なんと2016(平成28)年。
今年は平成にすると36年なので、8年前ですかね。まるで昨日のように思い出します。
あの頃の記事は こちら。
車内放送
「まもなく茅野に到着いたします。シート、ポケットなどにお忘れ物はないでしょうか。茅野駅に到着前に今一度身の回り品の御確認をお願いいたします。本日は特急あずさ13号をご利用くださいまして、誠にありがとうございました。この列車は茅野を出ますと、次は上諏訪に停まります」
茅野駅停車中。ここは長野県茅野市、となりの上諏訪駅は諏訪市にあります。両駅の間はわずか6.7キロ。平成の大合併により、広域を一括りにしない理由はおそらく、住民サービスのアンバランスがあり、住民投票により合併破談する地域もあるようです。
茅野駅前にホームに沿って細長い駐車場も併設されていました。ここに車を停めて、便利なJRを使いましょうという意図もあるかも知れません。茅野駅は特急「あずさ」の停車駅なので、車で新宿に向かうよりもここに停めて出かけたほうが渋滞知らずで便利かも。
茅野駅を出て数分後、上諏訪駅停車。向かいの湘南色213系は「海カキ」と車両に記載されており、JR東海大垣車両区所属のものです。飯田線は辰野を起点としていますが、JR東海の車両が上諏訪まで乗り入れています。
JR東日本の長野支社に所属している211系も、2022(令和4)年11月に「首都圏本部」に組織改正。「長ナノ」から「都ナノ」に改称。交通系ICカードの「スイカ」も長野県内に拡大し、東京から遠く離れた長野県でも首都圏ですかね。
首都圏本部の211系が飯田線の飯田駅まで乗り入れ、JR東海およびJR東日本が車両の相互貸出しにより、使用料は精算されているようです。
2006(平成18)年頃に、東海道本線の211系が千葉の内房線、外房線、東金線、総武本線に転属。京浜東北線の209系が房総各線に転属するとともに、過剰となった211系は長野方面に転属して、昭和40年代の古い113系は淘汰されました。上諏訪駅を出ると、次は岡谷駅に停まりますと放送がありました。上諏訪から岡谷までそんなに離れていないのですが、岡谷駅は岡谷市です。
6分間停車なので、ちょっとだけ途中下車。
小海線だけ、このような派手な駅名票となっているようです。
ここは南佐久郡川上村です。「村」の自治体は平成の大合併により消滅してしまったところが多いのに、長野県では「村」を多く残しています。なんと35村もあります。ついでに北海道の21村、沖縄県の19村。東京都でも8つもあります。本土にあるものは檜原村、島嶼部は利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、青ヶ島村、小笠原村。
ホームから見た駅舎。
駅前の風景。
駅舎の入口。待合室内に簡易委託の「きっぷ売り場」あります。POS端末なので全国の乗車券購入可能です。
公衆電話はあるのに、郵便ポストは見当たりませんでした。今の青ヶ島村、小笠原村の父島と母島は光ファイバーが入り、本土と全く変わらない通信環境ですが、2000年の初め頃、外出先でノートパソコンでインターネットに接続するのにグレーのデジタル公衆電話が必要でした。当時の小笠原はドコモのアンテナが立っていても、iモードは使えず音声のみ。それで1日の夜、公衆電話に出向いてメールの送受信するしかありませんでした。今のようにリアルタイムで連絡が取れるというわけではないのです。
青ヶ島村はグレーの公衆電話がないため、ガラケーの携帯電話につないでインターネット。ドコモからの請求書を見て高額な金額にびっくり仰天ってこともありました。今だったら宿のWi-Fiに繋いでしまえば、無料でインターネット使い放題なのに、昔はかなり苦労しました。次は、野辺山駅に停まります。
勝浦駅で大勢のお客さんが乗っていかれ・・・2両編成のワンマン電車は瞬く間に混雑。ここは東京行き特急「わかしお」の始発駅なので、みどりの窓口はあるはずかと思ったら・・・なんと2023(令和5)年12月に「みどりの窓口」閉鎖。その代わり、リモートの話せる券売機設置。
勝浦を出ると、次は御宿駅。御宿(おやど)とも読めるんですけど、正しくは「おんじゅく」。ここでも、みどりの窓口はあったはずなのに、2022(令和4)年6月に撤去。代替となる指定席券売機もありません。調べてみたら、途中の大原、上総一ノ宮、茂原、大網、土気(とけ)、誉田、鎌取のみどりの窓口は撤去、代わりとなる「指定席券売機」設置。つまり、蘇我までずっと対面販売の「みどりの窓口」がありません。20年くらい前だったら、房総半島のJR駅に「みどり」のマークがあったのに、今はもうすっかり無くなっている状態。
確かにスマートフォンやパソコンが「みどりの窓口」になっていますが・・・スマホやパソコンをお持ちでない方や、持っていてもうまく使いこなせないデジタルデバイド(情報格差)のことを考えて、各市の中心駅となる駅に「みどりの窓口」を残すとか、そのようにして欲しい。
浪花駅停車。車内では混んでいて写真撮れず。大原駅も同様でした。いすみ鉄道の始発駅ですが・・・。次は三門駅停車。JR九州の三毛門駅!?と錯覚してしまいそう。子どもの頃、日豊本線に乗っていて、三毛門駅は福岡県最後の駅。(のちに、1995年、吉富駅開設)山国川に架かる鉄橋を越えてしまえば、大分県!!遠くまで旅行できたな~っていう感じに眺めていたので、印象に残る駅でした。
縁起が良さそうな駅名の長者町駅です。福岡県の篠栗線と香椎線の交差となる長者原(ちょうじゃばる)駅もあります。九州や沖縄では「原」を「ばる」と読むところが多いです。
終点、上総一ノ宮駅到着。満員だった2両編成のワンマン電車から向かいの10両編成京葉線東京行きの電車にどっと一斉に駆け込み乗車。
2両から10両なので、十分席はあるはずなのに、なぜか皆は席取りゲームをしている。ついに私もダッシュで席取り。
上総一ノ宮発東京行きの京葉線快速はいつも見慣れたE233系かと思ったら・・・この日は在籍車両が少ないレアな209系500番台を充当。平成12年製造と書かれているので、車齢24年目。ちなみにE233系は平成22年デビューなので、早くも14年経過。
10月11日金曜日。本日の青ヶ島行きくろしお丸は、八丈島の表玄関の反対側、八重根漁港から条件付きで9時30分に出港します。