兵庫県に入って最初の停車駅、浜坂駅です。国鉄時代は長距離を走る列車がほとんどですが、現在は小串、長門市、東萩、益田、浜田、出雲市、松江、米子、倉吉、鳥取といったように区間ごとに運行系統を設けているところが多く、浜坂駅を発着するディーゼルカーがほとんどです。・・・。
2005(平成17)年の平成大合併により、浜坂町と温泉町が合併し、新温泉町となったとのこと。「新」の付く自治体は他に今は無き北海道の日高本線が通っていた「新ひだか町」もあります。日高本線が全線現役だったころは苫小牧から様似まで146.5キロもあったのに、2015(平成27)年1月、高波による土砂流出が発生し、不通区間の鵡川から様似間は代行バスにより、存続していました。線路を復旧させるのに、巨額が必要なことにより、ついに2021(令和3)年、正式に鵡川から様似間の116.0キロは廃線となりました。
駅でも無いところに停車。
運転士さんが車内放送のマイクを取り出し、アナウンスが始まったので、音声認識アプリ起動。
余目駅や前部駅は誤変換。正しくは、餘部(あまるべ)駅です。何もないところで停まったままだと、餘部駅での下車できる時間がなくなる可能性がありますとのことです。
自宅に見守りができる人がいれば、私は旅行に出かけられるのですが、この日は運悪く8時から16時頃まで用事のため不在。つまり、この時間帯はジローさんとふてにゃんしかいません。この日は9月29日ですが、気温が高く暑い日でした。ずっと見守る君カメラではふてにゃんの姿が見えず、新宿を出発する前からずっと心配していました。
勝手に外に出かけてはいけません!と伝えてあるのに、私が居ないのをいいことにして勝手に庭へ草むしり。時々カメラの前に通っていればいいのに、1時間経過。
ジローさんはずっとリビングのソファで寝てばかりでふてにゃんのことは気にしていない様子。
立川、八王子に停まったことも忘れてしまうほど、不安・・・。
そこで思わず、いつもお世話になっている訪問看護師さんにふてにゃんが外に出たきり長時間も戻ってこない。熱中症が心配だとヘルプのコール。すると、「様子を見に行きます」と返事があり、ほっとしました。
2時間経過・・・左は相変わらず寝てばかりだけど、右は見えず。スマホの「見守るくん」を凝視したまま。
気がつけば、甲府駅停車。
次は小淵沢駅停車。
次は茅野なので、もう長野県に入ってしまいます。長野県に入った頃、訪問看護師さんから無事ですと報告がありました。この日は日曜日。ご自宅で寛いでいるのに呼び出されて様子を見に出かけてくださるなんて、本当に申し訳ないです。
小海線は長野県の小諸から山梨県の小淵沢を結ぶ路線であって、全線通して長閑な風景が続きます。
キャベツ畑かな?
キャベツの入荷量が少ないと1玉あたりの値段が高騰する時期もありました。現在は1玉178円前後なので、落ち着いたようです。
松原湖、海尻、佐久海ノ口・・・と「海」の付く駅名がつきます。快速なので通過してしまいましたが、長野県は海なし県なのに、「海」の付く駅名が多いのは塩尻という駅名(地名)があるとおり、古くから日本海から運ばれる「塩の道」を通じて、海とつながりを持っていたとのことです。日本海から運ばれてきた「塩」がこのあたりで底を尽きてしまうので、「塩尻」という地名を名付けられた諸説もあるそうです。
次は信濃川上駅に6分間停まります。
まもなく勝浦駅です。
もう少しで・・・
2023(令和5)年6月上旬、一家そろってジローさんの卒寿祝いでお世話になった「黒潮の宿 臨海荘」の建物が見えます。滞在中、新しいE131系が行き交っている様子を見て、あの車両に乗れるのはいつになるのやらと思っていたことが今、実現。
海に近い宿なので、部屋から眺める海の風景は抜群。とても美味しい魚介料理が運ばれてきました。段差が少なく、高齢者向けのバリアフリーに関しては配慮しているほうだと思います。
2両編成のワンマンカーですが、国鉄時代は長編成の列車が発着していたと思わせるような長いホーム。
2024(令和6)年3月のダイヤ改正までは、ラインカラーがワインレッドのE233系が夕方のみ京葉線から外房線に直通し、勝浦までの運用はありました。E233系デビュー前はスカイブルーの201系でした。
勝浦に到着した電車は翌朝の東京行きの通勤快速として設定されていました。内房線も上総湊行きもありましたが、わずか半年後の9月に復活しています。上総湊は復活して、勝浦は復活しないなんておかしな話です。
ちなみに勝浦から東京まで110.1キロ、上総湊から東京まで98.1キロです。毎日往復200キロの通勤客はいらっしゃるんでしょうか。
ずっと昔、都心のサラリーマン時代。23区内は家賃がとても高くて住められないからと、東京の西へ西へ西へ・・・。東京まで片道30キロといっても、朝の通勤ラッシュアワーはかなりエネルギーを取られるほど疲れたという記憶が・・・。途中の三鷹駅は地下鉄東西線の始発なので、1本は見送り、次の電車なら座れると並んで待機。昭和の5000系m平成の05系(当時の東西線車両)またはJR301系のドアが開くなり椅子取りゲームみたいに素早く席取り。
今の東西線車両はどうなっている?と調べてみたら・・・東京メトロは15000系、東西線に乗り入れるJR車両はE231系に置き換わっていました。
次は御宿駅に停まります。
岩見(いわみ)駅を出発してまもなく日本海の風景。海で泳いだのは2019(令和元)年、小笠原の父島が最後。
売店でホットコーヒーと、あめつちオリジナルのどら焼きを購入。
乗客向けのサービスとして、出雲神社のおみくじもありました。
箱の中から入っていた1枚を選んで・・・
大きな心に、福来たる。
(略)
袋の中身は福や宝ではなく、兄たちから押し付けられた荷物。それを素直に引き受けたことで遅れをとり、結果として、兄たちを拒んだ姫神と結ばれます。このおみくじを手にしたあなたは、いわば大器晩成型。
(略)
このおみぐじを手にしたのは、2024(令和6)年6月30日。
「兄たちから押し付けられた荷物」は思い当たることあり。特に令和6年4月から5月にかけて。10月現在は、特に苦難なく過ごせているので、まさしく、このおみくじのとおりです。
東浜駅通過。車内放送があったので、音声認識アプリをON。「ここが鳥取県最東端の橋です。トンネルを過ぎますと、兵庫県に入ります」。
9月29日(日)の10時00分発特急あずさ13号の案内表示。「あずさ」は新宿から甲府を超えて松本または南小谷行き。「かいじ」はほとんど甲府止まり。つまり、松本行きは1時間に1本、甲府なら1時間に2本。
JR西日本のe5489でも新宿から松本間の特急券は購入できますが、えきねっとのeチケットレスのほうが100円安いので、チケットレスで予約。乗車記念として、紙のきっぷが欲しいと指定席券売機を操作してみましたが、「あずさ」の予約内容が表示されませんでした。チケットレスだから、紙の代わりにスマホの画面ということです。
発車20分前なのに、人、人、人、人・・・窓側のD席が取れたのは出発の前夜、えきねっとの空席をチェックしたらD席が1つだけ空いていたので、速攻で席替え。
特急車内で発車待ちしていると、車内放送。スマホの音声認識アプリで文字変換。要約すると・・・
・10時に出発する特急あずさ13号は全席満席です。10時30分発の甲府行き「かいじ15号」は比較的空いています。指定席券をお持ちでない方は次の特急をご検討ください。
・空席であっても、座席の上にあるランプが黄色であれば、まもなく指定席券発売済区間ですので、席をお譲りください。赤色は指定席未発売区間ですので、車掌が確認に参ります。
・駅で購入する特急券と、車内で購入する特急券の料金が異なります。
・松本駅までの停車駅の案内 立川、八王子、甲府、小淵沢、茅野、上諏訪、岡谷、塩尻、終点 松本。
・全車両禁煙、お手洗いのある車両の案内
要は、全車両全席指定席なので、特急券をお持ちでない方は、車掌が確認すると繰り返しての放送。
快速なので、通過する駅名はなかなか読めず。今度は八千穂駅に停まりました。
佐久穂町役場職員による、簡易委託駅です。POS端末あり、補充券による指定席券発行も可能です。
国鉄時代、どんなに小さな駅でも駅員さんが駐在し、指定席券も発券していました。指定席の予約を申し込むと、電話で空席状況を聞き取りして手書きで補充券発行。CとE、紛らわしい発音で聞き間違えを防ぐため、
A アメリカ席
B ボストン席
C チャイナ席
D デンマーク席
E イングランド席
2号車の3番、チャイナ席となっていれば、2号車3番C席というふうに。
今の時代、JR各社のネット会員に加入してしまえば、スマートフォンそのものが「みどりの窓口」になり、国内のみならず海外からでもネットがつながっていれば指定席の予約が可能になりました。ただし、(ノースコリアは除く)
次は、小海線の小海駅に停まります。線名のネーミングは始発駅または終着駅の頭から取ったもの、沿線の中心となる駅名の名称から取ったものがあります。
小海線の主らしく、貫禄がある駅舎です。みどりの窓口はあるかもと思い、調べてみたら、なんと2018(平成30)年に撤去。代替となる、指定席券売機は2018(平成30)年から2023(令和5)年まで設置していました。現在は、小海町役場職員による簡易委託駅なので、八千穂駅と同じくPOS端末、補充券による指定席券発行。
利用者が次々と減少しているので、みどりの窓口や指定席券売機撤去はやむを得ないかと思いますが、もっと多くの方々が小海線を利用し、活性化を・・・。
山口県の山陰本線もダイヤ改正のたびに、本数の減少が気になります。国鉄時代はDD51ディーゼル機関車が牽引する長編成の客車または何両か連なったキハ(ディーゼルカー)が1時間に1本はあったのに、今の時刻表を見ると1時間に1本のところが学校の登下校時間帯以外は空白地帯が目立つように・・・。
行川アイランド駅を出ると、次は上総奥津駅に停まります。
上総興津駅。静岡県の東海道本線にも「興津駅」があるので、こちらは旧国名の「上総」を冠したと思われます。
駅員さんの姿は見えず、無人駅かと思いましたが、POS端末が置かれている業務委託駅でした。(POSとは、オンラインの回線を結ばない乗車券発券システムのことです)
次は鵜原に向かいます。ちょっと海岸が見えました。
ここでも「鵜原海水浴場」が有名になっています。小笠原や青ヶ島など伊豆諸島の海は泳いだことがあるのに、千葉県民になってから千葉の海は1度も泳いだことはありません。次は、勝浦駅に停まります。
9月 1日 日曜運休
9月 2日 × 欠航
9月 3日 × 欠航 条件付(途中で引き返し)
9月 4日 〇 就航
9月 5日 芝浦
9月 6日 〇 就航
9月 7日 〇 就航
9月 8日 〇 就航 条件付 日曜臨時
9月 9日 〇 就航
9月10日 〇 就航 条件付
9月11日 辰巳
9月12日 芝浦
9月13日 〇 就航 条件付 8:00 1時間繰り上げ
9月14日 × 欠航 台風13号の影響
9月15日 運休日
9月16日 × 欠航 台風14号の影響
9月17日 × 欠航
9月18日 × 欠航 東京待機中
9月19日 芝浦
9月20日 〇 就航 条件付
9月21日 〇 就航 条件付
9月22日 日曜運休
9月23日 × 欠航
9月24日 × 欠航
9月25日 辰巳
9月26日 芝浦
9月27日 × 欠航
9月28日 〇 就航 条件付
9月29日 日曜運休
9月30日 × 欠航 台風17号の影響
就航予定日数 19日 就航した日 10日(臨時1日含む) 欠航 9日
就航率 52.6%
就航予定日数は時刻表に記載した就航日の数。
欠航の日数は、就航予定日数から就航した日を差し引きた数。
ちなみに去年
2023年 9月実績は
就航予定日数 20日 就航した日 18日 欠航 2日
就航率 90.0%
10月2日水曜日。本日の青ヶ島行き「くろしお丸」は台風18号の影響により、東京待機中となりました。次回就航予定は未定とのことです。
鳥取駅を出発した直後は都会らしい風景ですが・・・その数分後は
田舎風景になります。「快速」なので、通過する駅名が読めないほどのスピードで通過。
内装が新しくなっても、運転席は依然国鉄のオリジナルのままです。最新型車両は操作を少なくするような仕様になっていますが、国鉄時代は自動車で言うと「マニュアル」操作。若かった頃は自分でギアを切替えるマニュアル車でした。最近の車はほぼ、ほとんどと言っていいほどオートマチック車になっています。久しぶりにマニュアル車を運転するとしても、エンストしてしまいそう。
トンネル内を通過中の車内。照明の色は電球色と昼白色の中間にあたる温白色でした。
いわみ駅停車。この駅名を見たとき、石見の旧国名は今の島根県なのに、なんでここに石見駅があるんですか??と不思議に思いました。駅名の漢字は「岩美」なので、島根県とは無関係でした。音の「いわみ」と聞いただけで、島根県の石見と間違えそうです。
残りの夏季休暇を行使。9月26日に決定して、29日出発。発行箇所が「西予約セe001」なので、JR西日本で購入して、JR東日本の東京駅で発券。我が家に見守りできる人がいるとか、いろいろ条件が重なって直前の予約。
全区間JR東日本ではなく、長野県の南小谷駅から新潟県の上越妙高駅までのちょっとだけJR西日本です。
毎年、全国のJR6社を利用することを目標にしていますが・・・
2021(令和3)年 JR5社 (JR四国除く)
2022(令和4)年 JR5社 (JR北海道除く)
2023(令和5)年 JR4社 (JR北海道・JR四国除く)
2024(令和6)年 JR3社 (JR北海道・JR四国・JR九州除く)
両親を連れて故郷へ帰省のときはJR九州エリアですが・・・鉄道の利用なし。
この頃は、毎年、本州のJR3社(JR東日本・JR東海・JR西日本)を利用・・・。