「銀行に出す資金繰り表。もう一寸検討した方が良いと思いますが。
今月と来月はまだ、解かるとしても、3ヶ月目からずうっと同じ数字を
並べただけですよね。この表自体も投げやりに作成したと受け取られますよ。
改善計画もそうですね。2年目から全部同じ数字なんて社長ご自身が何も
改善案が、ない様に思われますよ。」
まだ少しばかり払っている元金を完全に止めたいのです。
銀行に提出する書類を見てくれと来たのです。
「だって見込みなど一切立ちませんよ。
人だって減らしました。夫婦の他に二人だけです。これ以上減らせば
入札業者の資格が無くなります。今は全く駄目ですが、以前ほどで
無くとも必ず復活する日が来るのを信じて、この資格だけは死守しますよ。」
入札だけを待っていれば全員飢え死にだ。と伝手を頼ってゼネコンにも
頼みました。其の他仕事を増やすためにああもしました。こうもしました。
しかし、結論はあれも駄目。此れも駄目。全てネガティブの返事でした。
「今の仕事、何時止めても良い覚悟です。しかし止めたら私なんか
この仕事しか出来ないのに何をやって食べていけばよいですか。
土木工事一本で来ましたが、もうパートなんて出来ませんよ。
最近日雇いと云う言葉も聞かなくなったですね。」
土木の入札業者の悲痛な本音です。
じゃあ、現実にはどうして食って居るの。と云う質問には次の答えです。
「もう30年、この地で真面目にやってきて居ます。
入札工事屋ですが、水道工事の看板も出しております。
今まではたまに注文が入っても小馬鹿にして他所に回してきましたが、
其れが今では、貴重な収入源になって居ます。其れとて今までは自分で
工事をやっていませんから、強い繋がりなど有りませんが、それでも
世間はよくしたもので、ぽつんぽつんと入ります。折込などすれば
効果も上がると思いますが、直ちに効果が約束さない折込など
とても手が回りません。」
そんな時にどうすれば明日のことなど期待を持って云えますか。
鬼だって笑うどころかあきれてしまいます。
何を云おうが計画ではなく単なる願望となるだけです。
「入札業者の復活はまだ有りますか。
一般水道の修理だけならば、最悪ご主人一人でも出来るでしょう。
足りないときの下請けは、不自由しませんからね。」
しかし、それではご主人の夢は完全に絶たれてします。
「普通の入札で業者が食べていけるようになる日が必ず来る。」
此れが主人の夢です。
「こんな時世だから尚夢くらい持って居ないと生きちゃあ居られません。
其れと私は嘘は言えません。解からないものは解からないです。」
私が企業主と話をする時、4-5年前まではリストラの助言も必ず
出来ました。単なる合理化で無く、根底から経営を変えるような
リストラ案も必ず提言できました。
今の企業主は、その時に私が助言したようなことまでやりつくして居ります。
私のところに来た時は今までの事業をどう分解しても利益が上がることは
難しいことが多いのです。
このようなときは第2会社も会社分割も何をしても利益の上がる術は、
見当たりませんから難しいです。
此処まで来るのに2通りのタイプがあります。
一つは効率だけを追って、不採算部門はどしどしカットしていく方です。
もう一つは、其の人の生き甲斐みたいな本命の仕事を抱えている人で、
どんなに不採算でも復活できるような最低限の体制を抱えて居る人です。
その後の二つのタイプを追跡していると、以外に効率追求のほうがもろいです。
よかれと思っても最後の残した事業が駄目になると一巻の終わりです。
それに対して、非効率では合っても目的を持っていた人は、粘り強い様な
気がして居ます。
それだけ精神力が勝っているのでしょうか。
どちらにしても正直な人ほど、将来の計画は描きません。
何を書いても願望になるからです。
しかし、此れを銀行が黙って見逃し、リスケに応じてくれるでしょうか。
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今月と来月はまだ、解かるとしても、3ヶ月目からずうっと同じ数字を
並べただけですよね。この表自体も投げやりに作成したと受け取られますよ。
改善計画もそうですね。2年目から全部同じ数字なんて社長ご自身が何も
改善案が、ない様に思われますよ。」
まだ少しばかり払っている元金を完全に止めたいのです。
銀行に提出する書類を見てくれと来たのです。
「だって見込みなど一切立ちませんよ。
人だって減らしました。夫婦の他に二人だけです。これ以上減らせば
入札業者の資格が無くなります。今は全く駄目ですが、以前ほどで
無くとも必ず復活する日が来るのを信じて、この資格だけは死守しますよ。」
入札だけを待っていれば全員飢え死にだ。と伝手を頼ってゼネコンにも
頼みました。其の他仕事を増やすためにああもしました。こうもしました。
しかし、結論はあれも駄目。此れも駄目。全てネガティブの返事でした。
「今の仕事、何時止めても良い覚悟です。しかし止めたら私なんか
この仕事しか出来ないのに何をやって食べていけばよいですか。
土木工事一本で来ましたが、もうパートなんて出来ませんよ。
最近日雇いと云う言葉も聞かなくなったですね。」
土木の入札業者の悲痛な本音です。
じゃあ、現実にはどうして食って居るの。と云う質問には次の答えです。
「もう30年、この地で真面目にやってきて居ます。
入札工事屋ですが、水道工事の看板も出しております。
今まではたまに注文が入っても小馬鹿にして他所に回してきましたが、
其れが今では、貴重な収入源になって居ます。其れとて今までは自分で
工事をやっていませんから、強い繋がりなど有りませんが、それでも
世間はよくしたもので、ぽつんぽつんと入ります。折込などすれば
効果も上がると思いますが、直ちに効果が約束さない折込など
とても手が回りません。」
そんな時にどうすれば明日のことなど期待を持って云えますか。
鬼だって笑うどころかあきれてしまいます。
何を云おうが計画ではなく単なる願望となるだけです。
「入札業者の復活はまだ有りますか。
一般水道の修理だけならば、最悪ご主人一人でも出来るでしょう。
足りないときの下請けは、不自由しませんからね。」
しかし、それではご主人の夢は完全に絶たれてします。
「普通の入札で業者が食べていけるようになる日が必ず来る。」
此れが主人の夢です。
「こんな時世だから尚夢くらい持って居ないと生きちゃあ居られません。
其れと私は嘘は言えません。解からないものは解からないです。」
私が企業主と話をする時、4-5年前まではリストラの助言も必ず
出来ました。単なる合理化で無く、根底から経営を変えるような
リストラ案も必ず提言できました。
今の企業主は、その時に私が助言したようなことまでやりつくして居ります。
私のところに来た時は今までの事業をどう分解しても利益が上がることは
難しいことが多いのです。
このようなときは第2会社も会社分割も何をしても利益の上がる術は、
見当たりませんから難しいです。
此処まで来るのに2通りのタイプがあります。
一つは効率だけを追って、不採算部門はどしどしカットしていく方です。
もう一つは、其の人の生き甲斐みたいな本命の仕事を抱えている人で、
どんなに不採算でも復活できるような最低限の体制を抱えて居る人です。
その後の二つのタイプを追跡していると、以外に効率追求のほうがもろいです。
よかれと思っても最後の残した事業が駄目になると一巻の終わりです。
それに対して、非効率では合っても目的を持っていた人は、粘り強い様な
気がして居ます。
それだけ精神力が勝っているのでしょうか。
どちらにしても正直な人ほど、将来の計画は描きません。
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