「Aさんの住所をご存知ならば教えてくださいよ。
私だって、直接本人からも事情を聴きたいのです。
保証人であることは事実ですから、出来得る限りの弁済はいたしますが、
本人から何も聞かずに債権者の保証協会の言い分だけを信じなさいと言われても、
私はすっきりしません。本人から直接聞きたいのです。」
担当者は腕組みをして暫く考えた後に言いました。
「私どもだって、教えたいのですよ。しかし個人情報の問題が有りましてね。
私どもが教えることは出来ないのですよ。」
Aは私に200万の車を買わせて、更に800万の保証人にして、其の挙句、
忽然と私の眼の前から消えた人です。
保証協会は、そのAが借金を返済しないから私に弁済しろと云って居るのです。
更に、全額弁済まで、私の自宅を担保にしたいと云って居ます。
4年前、乳飲み子と私を置いて、夫は他界しました。
先の見通しがつかない時に、無理して買った小さいマンションが
私の物になったのは助かりました。
託児所に預け、私もスナックで働くようになりました。
その時に知り合ったのがAでした。
車を買い、また事業資金と言って借金の保証人まで頼まれました。
しかし彼を知るに連れて、働く意欲の少ない事など欠点が多く目に付くようになったのです。
私の自宅に引っ越すと言うAを、押さえるのに苦労したものです。
しかし、こうした時に、彼は急に見えなくなったのです。
気持ちは既に離れて居りましたから、ショックは有りませんでした。
しかしそれから半年後に、保証協会に呼ばれたのです。
「急に払いなさいと言われても、其の前に一言彼に確認をしたいのです。
それまで待ってください。私が探しきれないときは、お宅の言う通りにします。」
私は主張しました。
「当人の住所は解かって居ます。しかし回収は無理ですね。」
と言うだけです。当人が無理だから、子供を抱えた女に払えというのも虫が良すぎる感じです。
更に追い討ちが有りました。
「此の返済の担保に、貴方の自宅をお願いします。
出来ない場合は、当方としまして、法的手続きに
入らないと、ならないものですから。」
これで私が弁済をする事になれば、私が最大の被害者でしょう。
それを察しながら責めてくる保証協会に私は何か言わないと気が治まらなかったのです。
事実、私がAと会うと云っても会えるものでは有りません。
私が知っていた住所から割り出すにも、其の住民票すら個人情報で
私にはとれないでしょう。
後日お店に来た弁護士に聞きましたが、保証協会の態度に違法の点は無いそうです。
結果として、毎月2万円の支払となりました。
自宅の担保はしないことで了承しました。
その代わり、万一之を売ったり、他に担保にするときは其の前に
保証協会まで言って下さいと念を推されて居ます。
其れでも担保にしなくて良かったと思って居ます。
全くの第3者保証の時に、保証人は債権者の現状を何も知らないのに、
サービサーや保証協会の方が良く知っている場合が多く有ります。
こんな事も有りました。
たまたま自分の建物のテナントの保証をした人が居ります。相手は保証協会です。
事業の行き詰ったテナントは、此処を引き払い隣町の小さなところに越してしまいました。
やがてテナントを代位弁済した保証協会は保証人を責めてきたのです。
材木業もやって居た大家は、「あなたが弁済しないと、もう貴方のところを保証しません。
のみならず貴方が弁済するよう、訴訟します。」と脅して、自分の不動産を処分して弁済しました。
8000万の保証が6000万まで減って居ります。
しかし保証協会は残の2000万に対しても請求して居ります。
ある日、二人で話している時に、此のテナントが噂に乗ったのです。
「あの方も隣町で仕事を続けて居ります。大分業績は持ち直したみたいです。」
「じゃあ、これ以上私からでなくて、そちらから回収願いますよ。私が行って、
説得してもよいから、テナントの住所や現状をもう少し詳しく教えて呉れませんか。」
と言った時に、これまた個人情報が出て断られたのです。
そして回収は難しいと言うばかりでした。
「債務者の情報も教えなくて、取りやすいところから取るだけではないか。
幾ら連帯保証人と云っても、ひどいではないか。」
此の大家はその時、此の返済の話には一切相手をしないことにしました。
そうでなくとも8000万の負債に6000万を第3者が返済したと云う気持ちも有ったからです。
此の件は以後保証協会から一言も言って来ません。
個人情報、確かに勝手に漏らしてはなりません。
しかし、多大の迷惑をかけた債務者の事を、必要あるときでも
保証人に教えない事は正しいことでしょうか。
単に事なかれ主義とは違うのでしょうか。
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042-483-3604(10時~17時)
※電話番号は、お間違いの無いようおかけ下さい。
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私だって、直接本人からも事情を聴きたいのです。
保証人であることは事実ですから、出来得る限りの弁済はいたしますが、
本人から何も聞かずに債権者の保証協会の言い分だけを信じなさいと言われても、
私はすっきりしません。本人から直接聞きたいのです。」
担当者は腕組みをして暫く考えた後に言いました。
「私どもだって、教えたいのですよ。しかし個人情報の問題が有りましてね。
私どもが教えることは出来ないのですよ。」
Aは私に200万の車を買わせて、更に800万の保証人にして、其の挙句、
忽然と私の眼の前から消えた人です。
保証協会は、そのAが借金を返済しないから私に弁済しろと云って居るのです。
更に、全額弁済まで、私の自宅を担保にしたいと云って居ます。
4年前、乳飲み子と私を置いて、夫は他界しました。
先の見通しがつかない時に、無理して買った小さいマンションが
私の物になったのは助かりました。
託児所に預け、私もスナックで働くようになりました。
その時に知り合ったのがAでした。
車を買い、また事業資金と言って借金の保証人まで頼まれました。
しかし彼を知るに連れて、働く意欲の少ない事など欠点が多く目に付くようになったのです。
私の自宅に引っ越すと言うAを、押さえるのに苦労したものです。
しかし、こうした時に、彼は急に見えなくなったのです。
気持ちは既に離れて居りましたから、ショックは有りませんでした。
しかしそれから半年後に、保証協会に呼ばれたのです。
「急に払いなさいと言われても、其の前に一言彼に確認をしたいのです。
それまで待ってください。私が探しきれないときは、お宅の言う通りにします。」
私は主張しました。
「当人の住所は解かって居ます。しかし回収は無理ですね。」
と言うだけです。当人が無理だから、子供を抱えた女に払えというのも虫が良すぎる感じです。
更に追い討ちが有りました。
「此の返済の担保に、貴方の自宅をお願いします。
出来ない場合は、当方としまして、法的手続きに
入らないと、ならないものですから。」
これで私が弁済をする事になれば、私が最大の被害者でしょう。
それを察しながら責めてくる保証協会に私は何か言わないと気が治まらなかったのです。
事実、私がAと会うと云っても会えるものでは有りません。
私が知っていた住所から割り出すにも、其の住民票すら個人情報で
私にはとれないでしょう。
後日お店に来た弁護士に聞きましたが、保証協会の態度に違法の点は無いそうです。
結果として、毎月2万円の支払となりました。
自宅の担保はしないことで了承しました。
その代わり、万一之を売ったり、他に担保にするときは其の前に
保証協会まで言って下さいと念を推されて居ます。
其れでも担保にしなくて良かったと思って居ます。
全くの第3者保証の時に、保証人は債権者の現状を何も知らないのに、
サービサーや保証協会の方が良く知っている場合が多く有ります。
こんな事も有りました。
たまたま自分の建物のテナントの保証をした人が居ります。相手は保証協会です。
事業の行き詰ったテナントは、此処を引き払い隣町の小さなところに越してしまいました。
やがてテナントを代位弁済した保証協会は保証人を責めてきたのです。
材木業もやって居た大家は、「あなたが弁済しないと、もう貴方のところを保証しません。
のみならず貴方が弁済するよう、訴訟します。」と脅して、自分の不動産を処分して弁済しました。
8000万の保証が6000万まで減って居ります。
しかし保証協会は残の2000万に対しても請求して居ります。
ある日、二人で話している時に、此のテナントが噂に乗ったのです。
「あの方も隣町で仕事を続けて居ります。大分業績は持ち直したみたいです。」
「じゃあ、これ以上私からでなくて、そちらから回収願いますよ。私が行って、
説得してもよいから、テナントの住所や現状をもう少し詳しく教えて呉れませんか。」
と言った時に、これまた個人情報が出て断られたのです。
そして回収は難しいと言うばかりでした。
「債務者の情報も教えなくて、取りやすいところから取るだけではないか。
幾ら連帯保証人と云っても、ひどいではないか。」
此の大家はその時、此の返済の話には一切相手をしないことにしました。
そうでなくとも8000万の負債に6000万を第3者が返済したと云う気持ちも有ったからです。
此の件は以後保証協会から一言も言って来ません。
個人情報、確かに勝手に漏らしてはなりません。
しかし、多大の迷惑をかけた債務者の事を、必要あるときでも
保証人に教えない事は正しいことでしょうか。
単に事なかれ主義とは違うのでしょうか。
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