かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

 ☆★自分でできる経営の再生と整理★☆

  

9月30日(日)のつぶやき

2012-09-30 | 事例
19:00
複雑で素人のはよく喋れない事を法テラスで会った弁護士が、分厚い資料を理解し、東京との電話裁判に出てくれた。
費用が3万だった。自分が東京に行っても交通費だけで3万以上掛かり、しかも云いたいことも云えない。
こんな頼み方もあるなと解かった。其れにしても電話裁判とは驚いた。

19:00
今夜は十五夜。台風のお陰で、団子どころではなくなった。
ベランダから月を見るのが好き。1年1度の月を見損なった。
でもこれから寒くなるとお月様は綺麗になって大きくなるような気がする。
其れよりとりあえずは、雨漏りの少ないことを祈ろう。


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9月29日(土)のつぶやき

2012-09-29 | 事例
22:00
銀行と公租公課だけだったら、廃業と世間に発表する。廃業にしたかった。
しかしほんのちょっぴり一般債権が有り、これも30%くらいしか払えない。
破産にはしたくない。今時流行らないが債権者集会を伴う任意整理。
之にするより無いな。

10:30
手持ち不動産。本来は弟のもので確実な証明が出来る。しかし登記は整理者の名義。
債権者を納得させて名義変更は難しいだろう。
名変しよう。そこでクレームが付いたら説明し、最終は詐害行為の裁判も覚悟しよう。
どこかあぶなかしい此の作戦。でも之に決めた。


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小ビル売却のこぼれ話

2012-09-28 | 事例
「大家さん。そんなに苦労しなくても、私どもに売ってください。
 ご希望の3000万は直ちにお渡しします。後の担保解除は全て私の方で処理をします。
 名義変更は処理後で結構です。」
渉外部長に云われた時は、一瞬彼は耳を疑いました。
今迄いかにして店子である此の宗教法人を追い出そうとしか考えて居なかったからです。

此の店子はもう20年近く入居しております。
他に担保として4行に入っており、担保設定の方が早いですが、仮に売却しても、店子は
簡単に立ち退きはしないだろうと、どの銀行もあえて担保権は実行して居ません。

山手線の中、地下鉄駅の直ぐ近くに此のビルは有りました。
40坪の小さな土地に鉄筋4階建てのビルです。築40年です。エレベーターが有るだけまだ増しでしょう。

彼はその4階に73歳のやもめ暮らし。最近病院で前立腺癌の恐れが有るとも言われ、更に検査も必要ですが放って居ます。

地下は居酒屋に20万、1階から3階はある宗教団体に全部で35万で貸して居ます。
4行の担保は、遅延金まで入れると億以上ですが、元金だけですと全部で4000万です。
4行いずれも20年前に不良債権になって居り、これを家賃で返済して居ります。
担保権の実行が無いのは、動かない宗教法人が居る為と、此の支払いも1因になって
居るでしょう。

彼はもう此のビルには未練が有りません。
妻と、知的機能の娘と3人暮らしだったですが、妻亡き後、区の世話で娘は他県の施設に
入れました。生涯其処に居る事が出来ます。
しかし自分も年を取り、もう働けずに居ると無性に娘の事が思い出されます。
「施設の近くに家を借りてそこで二人で過ごそう。」
何時の間にか之が自分に残された義務の様な気がします。
3000万有れば年金や補助金とあわせ、経済的には心配は有りません。

「此のビルを売って3000万を手にして田舎で娘と暮らそう。」
不動産屋の見積もりは大体6000万から7000万です。
金利や遅延損害金が無ければ借金も全部返せて3000万手に出来そうです。

彼はビルを売りに出しました。抵当権の解除を条件にして居ます。
一方抵当権者には元金だけで後は免除の御願いをする事にしました。
問題は保証協会です。
元金が2000万、之に遅延損害金が3500万です。
保証協会が承諾すれば2位以下は当然承諾するでしょう。

簡単に承諾すると思った保証協会が承諾をしません。
「遅延金を全部下さいと云いません。せめて半分の1700万は下さい。」
保証協会は、「本来ならば全部もらえるが、それでも損害金を1700万にすれば、
各行も気持ちだけの損害金で承知し、6000万で円満に担保は解除できるではないか」
と云うのが保証協会の思惑です。
彼が娘と暮す費用など考えてもくれません。
7000万で売れても1000万しか残りません。

実際に売れた時に話し合えばと渋る保証協会を何回も口説いて漸く元金と
遅延損害金は800万まで、下がって来ました。

しかし、今度は不動産屋から泣きが入ったのです。
「ビルの入居者が直ちに空になれば、6500万から7000万でも売れる物件ですが、
 今の入居者は立ち退かないでしょう。買う人は居ません。
 どうしてもと、 居抜きで売るならば4000万か4500万が手一杯です。」
之では自分が掴む何処どころでなく、借金すら綺麗になりません。

どうしても宗教法人に立ち退いてもらわないと成りません。
自分は3000万掴む予定を1000万に下げよう。それでも何とか成るだろう。

宗教法人に立ち退きを話そう。
万一NOだったら今月から銀行返済を全部止めよう。家賃の差押が入るまでは3-4ヶ月
有るだろう。差押が有ったら、その時点で全部そのままにして娘のところに逃げよう。
悲壮な決意で宗教法人にか掛合いに来たのです。

宗教法人としてもうまい話でした。
一寸手狭になって居ました。
担保の件は、信者の中には債権問題に詳しい人も居ます。
恐らく殆ど元金で、担保解除は出来るでしょう。
場合によっては競売にさせて自分が落としてもよいでしょう。

「こんな結果になるなら、最初から店子に話せばよかったな。
 宗教法人だからと、みんなが勝手な憶測をしたのが悪かった。」

彼は間もなくビルから姿を見なくなりました。


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9月28日(金)のつぶやき

2012-09-28 | 事例
14:00
通りがイヤに明るくなったと思ったら、新あるじの銀行が樹齢70年の桜の並木を皆、
幹だけにして枝を落としてしまった。桜の花びら・落ち葉、いかに銀行とは云え管理費もかかる
だろうが余りにも惜しい。銀行って、町の歴史や雰囲気など考えずに奇妙な改革をするのかな。

18:10
痩せた生後3-4ヶ月の子猫が我が家から離れない。捨てられたのだろう。
人懐っこいが全然食べない。そして臭い。医者に連れて行く。
子猫ではなく、5-6歳に成る雄猫で去勢もしてあるが、黄疸を起こし、肝臓も傷めて
いて助からない。もう直ぐ寿命だと云う。知っていて買主は手放したのか。



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9月27日のつぶやき

2012-09-27 | 事例
16:00
判決文をみると、署名をし、印鑑を押せば絶対の証拠になって居る。其れを押した時の
事情は被告の言い分を取り上げないのに等しい。
常識で考えて、自分の田地自宅を全て投げ出して、単に顔見知りの保証を誰がする。
おかしいと思わなければ成らない。民訴法だけでなく、裁判官の常識が問われる。

16:30
高額な産業用溶鉱炉、卸店は図面を付けて売らないらしい。
古くなると修理で儲けようという魂胆。事実図面が有れば100万で請け負う修理が、
卸店に依頼すると500万以上だ。現在此の修理費が経営を圧迫している。
当初の契約では図面は謳ってない。売買契約と云う事で図面を貰う事は出来ないか。


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9月26日(水)のつぶやき

2012-09-26 | 事例
16:30
一旦整理や第2会社で立ち直ってやりだした人達、うまくいって居た。
ところが今年になって急激に悪くなった人が結構居る。
一回整理をして居るから体力が出来て居ない。
其れより、再度此処に来て急激の落ち込みで気力も衰え気味。
気力さえ充実していれば大丈夫だが、励ます言葉にも苦労する。

19:00
スティックの風味蒲鉾のかにかま、よく1本増量の売出しをする。しかしこの時は
普通10本入れで、長さが9cm位の蒲鉾の長さが必ず2-3mm短い。之と同じ手法の商品は
他にも一杯ある。それでも全体では若干お徳だが、同じ消費者を誤魔化すならば、もう
少しうまくやってもらいたい。


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9月25日(火)のつぶやき

2012-09-25 | 事例
16:50
債務者が支払中なのに、債務者だけでは返済困難と、いきなり保証人に請求してきた。
「せめて債務者が払えるうちは両方から平行して回収しなくても」
と苦情を言ったら今度は債務名義を取られた。債務者は正常債権。
幾ら抗弁権が無いといってもこんな事って有るの?

19:30
のJAの取立ては凄い。滞ると農地を平気で競売する。難しい農地の競売も
お手の物。買った人には直ぐに農地の転用を図ってやる。
だから比較的高く入札が有るそうだ。
こんな事が出来るかどうか知らないが嫌な噂だ。
会員相手の訴訟はぎりぎり迄待とう。噂が立つ余地を消そう。


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9月24日(月)のつぶやき

2012-09-24 | 事例
16:30
電話が多い。良い電話は一本もない。中でも今日電気料を払わないと、
工場の電気が止まると云う電話が2件有った。電気料は待ってくれない。止めれば其れまでだ。
気になったのは、止められればその時に何とか成ると云う甘さを感じた事だ。
払わなくて電気が止まらない方法を教えろと云っても無理だ。

18:10
「保証できません。」と云っていた保証協会。
希望通りの400万ではないが250万保証してくれることになった。しかし目に付いたのは社長貸付金、
以前80万くらいだったのが150万になって居る。理由と清算方法。給料を極端に減らした為、
生活費の補填だ。正直に言ってよいものか迷っている。


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9月23日(日)のつぶやき

2012-09-23 | 事例
18:50
久しぶりにコンピューターで馬券を買った。しかし新聞は用意してない。
資料無しの買い方で1レース6点買いで3レース均等に買った。
結果は1790円の配当を1本とった。損得は全くの0。
競馬なんて考えても考えなくても結果は同じだ。
でも何故か馬柱を見ながら考えた方が外れても楽しい。

19:30
保証人が払っていても、債務者が払わなく、且つ残高確認にも署名せず、
訴訟・競売等が無い場合は時効の援用をして通っていた。
しかし保証協会は5年近くになると必ず確認か訴訟が有るために、
保証協会の時効の実例を見たことがない。求償権が有っても同じと云う。
中断が無ければ時効に成るだろうか。


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8年間かけたサービサーとの和解

2012-09-22 | 事例
最後のサービサーの和解の提示額は4000万でした。

今迄1年くらいの間に3行で約6億の債権額を700万の和解金で解決しております。
後の債務は、約3億の銀行と保証協会の1300だけです。
之も軽く片つけようと思って居た彼とGはびっくりしました。

噂に聞く、したたかなサービサーです。
高い事は覚悟して居ましたがそれでも800万から1000万で、十分に片が付くと考えて居たからです。

業界でもずば抜けた実績と技術を持つ彼の会社でした。
資金が回らなく成り出したのは15年も前です。
その時に、名をはせた父が他界したのです。
姉と二人姉弟、彼は急遽、後を継ぎましたが、業績は下がる一方、10年くらい前には銀行返済が一切
出来なくなって居ました。

Gは此の頃紹介されたコンサルタントです。
弁護士はお決まりの事しか云いませんから実践的ではないでしょうと、知人の司法書士が
紹介してくれたのです。

Gは直ちに第2会社を作りました。
今までの子会社をうまく利用し、彼とは全く無関係にして社員をそこで吸収し、古参社員を社長にしたのです。そして巧みに此方に移行しております。
其れともう一つ、Gはまだ残っていた売掛金の回集金を1億彼に掴ませたのです。
彼の生活費と、後日発生する和解の示談金、それに新会社の運転資金と云うのです。

弁護士や債権者など目を光らせて居る中でどう細工をしたのか解かりませんが、その後間もなく会社は廃業にして税務署に届けも出して居ます。何にも有りませんでしたから、大丈夫の金でしょう。

やがて不動産も全部処分されて、債権はサービサーに譲渡されました。
当初の3行は直ぐにお解決しました。
最後の1行も此の勢いでと張り切って、サービサーに譲渡されると直ぐに訪問しました。
債権額は3億です。
300万で切り出しました。
今までのサービサーと態度が違います。
相手にしません。
漸く口から出た額は4000万でした。

「とても払えません。」と帰った二人を追いかけてきたのは訴状でした。
何も云わずいきなりです。
差押される物は何にも無いから大丈夫だと思って居ましたが、勝訴した相手は何にも言って来ませんでした。

そのまま、1年半が経ちました。
新会社は当初少しもたつき、彼は1億の中から4000万近くつぎ込んで居ます。
今は、漸く燭光が見えて社員も御曹司の彼の復帰を待って居ます。
御曹司の彼がトップに返り咲くと明らかに効果が有ります。

そこで、また交渉です。
「彼が職を見つけた。身辺を綺麗にして働きたい。」と云う理由で、又300万で和解の申し込みです。
返事は「4000万ビタ1文かけてもNO」と相変わらずの高姿勢です。

Gは懸命に此のサービサーを調べ始めました。
よい噂は一つも有りません。
「和解には当初切り出した金額で無いと和解をしない。」
「和解額は20%以上が普通。」
「やがて差押攻勢をする。何回でもやる。」
「その結果相手が潰れても平気のところだ。」

新会社は彼に関係なく作ってあると云っても、攻められると痛い部分が幾らも有ります。
あまり喧嘩も出来ません。
「もう、下手の切り出すことも出来ないな。相手が何かを言ってくればそれに乗ろう。」という作戦に
変って居ました。
しかし一方新会社は彼の出番を必要とする事が増えて居ます。得意先は新会社と云うより旧会社と
取引を行っているつもりです。どうしても彼が必要なんです。

ついに彼は役員登記だけをしました。
このままで何とかごまかし、後、2年半で時効になります。
ところが、役員登記をして半年後、何の予告も無く一斉に差押が有ったのです。
銀行39行と新会社の給料です。

最悪は4000万だ云う腹で交渉する事にしました。今度失敗すれば彼はもう新会社の社長にはなれないでしょう。社長になれなければ新会社も衰退するだけでしょう。
しかし、覚悟したより少なく1500万で和解出来たのです。

相手も今迄の経緯と、今回の差押の結果が、銀行が全部空振りだったのも、彼に味方したかも知れません。
和解書の交換・振込み・差押の取下げ・原始証書の返還が済んだ時は、さすがにほっとしたものです。

でもまだ少ないけれど保証協会が有ります。之を解決してこそ本当に全てを解決したことに成ります。
もう一頑張りです。

8年間かかって高い和解。でも之だけの時間をかけなかったら1500万で和解は出来なかったでしょう。
でもその間の債務者の苦しみは大変でした。人間性を踏みにじって居ます。
いかにサービサーとは云え、余りにもひどい回収は取り締まるべきではないでしょうか。


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