かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

 ☆★自分でできる経営の再生と整理★☆

  

景気回復の仕掛け

2009-03-31 | 事例
今日も新聞は気に食わない見出しで詰まっています。
「中東欧不況へ急降下」
「通貨安が生活直撃」
急成長を遂げてきた東欧まで不況になって、世界中どうしようもない不況に
なって居ると人の心を不安にさせます。

1面では「値下げを競う春」と題打って、昨年は価格高騰で大騒ぎだったが
今年は値下げ競争が加速と、企業の収益を圧縮する記事です。

こうした記事やニュースを見て、楽しくなる人は居りません。
私も自己防衛をしなければト思うばかりです。

先日50年来の店を閉じる店主が言って居ました。
「こうまでマスコミに不景気だ不景気だと書かれれば誰だって
 買う意欲がなくなるよ。こんな時こそマスコミが記事で消費を
 あおる景気を作ればよいんだがな。」

不景気の一因はマスコミと言うのです。

10年一寸前でしょうか。
一夜にしてトイレットペーパーがなくなった事がありました。
続いて米が店頭から消えたときもあります。
何でそうなったのか解かりません。
唯大衆がわからない何かに踊らされただけです。

最近では堺正章の「あるある大辞典」納豆が店頭になくなったことがあります。
バナナダイエットの反響もすごいものです。
此方は「自分もあやかりたい。」と云う願望が解かっているだけに
まだ理解できます。

景気なんて所詮人が作るもの。
「この景気の回復は3-4年掛かるでしょう。」なんていって居なくて、
人間心理を応用して早く作りかえることが出来ないものでしょうか。

NHKのテレビとか、朝日・読売などで、そのことに無関係な有名人に
何気ない調子でがしゃっべて欲しいものです。
「僕ら全国を回っておりますが、一時あった不景気感は、
 もう殆どなくなって大分人でも良くなった見たいですね。
 今年の連休の混雑は、又すごいものになると思いますよ。」
出鱈目でもこんなような事を喋ってもらうと大分違うような気がします。

そんな仕掛け人・やらせ人が必要ではないでしょうか。
そんな嘘は幾ら言っても罪にならない人助けの嘘でしょう。





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銀行が嫌った資金繰表

2009-03-28 | 事例
「君んとこの手形、銀行に持って行ったら割れないと云われたよ。
 何かあったんか。噂になるとまずいよ。」
古くからの付き合いからの電話です。

県内の有力な地銀です。支店こそ違え、彼の会社は明治の頃から
その銀行と付き合っています。その銀行が何故?
彼は直ぐに担当に電話をしました。
「何かの間違いでしょう、」と即座に否定するかと思って居たのに
支店のグループ長の声は意外と冷ややかです。
「夕方いらっしゃいませんか。お話があります。」

10月11月の最盛期の手形が、一番の端境期の1月から3月までに
回ってきます。発行方法を変えようと何年来、懸案になって居ますが、
何時も資金繰りに 追われて改善も出来なく毎年苦しんで居ります。
今年も同じでした。
今までは何のかんのと言いながら銀行は助けてきて居ります。

今年も暮れのうちに融資はお願いしました。
銀行の渋い顔は年々ひどくなるばかりです。しかし何とか言いながらも
又書類を出すように云われました。こうなると融資は間違い有りません。
「一寸返事が遅いな。」と思っているところに断わりの電話があったのです。

「銀行も冷たいものだ。」
しかしどうも単なる断りとは違います。
融資をしないために 心配になるのか、グループ長が良く電話を呉れました。
大丈夫かと云う打診です。こんなこと初めてです。
最初は銀行の親心と思って居ました。
本当に不渡りになるならば寸前に助けてくれるのかと少し安心したものです。

だからこそ一層世話にならずにやろうと躍起になって来ました。
お陰で山を越えた4月の声も聞けそうです。
営業の見通しは思ったより明るいのです。
その時に飛んでもない噂を撒かれては、大きなマイナスです。
しかもその噂の根源は最も信頼関係にある筈のメイン銀行です。

「その支店が割らなかったことは本当です。
 御社の手形は銘柄だけでは割りません。
 同じような指示が本店から全支店に流れているでしょう。」
考えもしなかった予想外の言葉、彼は言葉も出ません。
「今回の融資は支店としては応じる積りでした。
 しかし頂いた資金繰り表を見て驚きました。
 不足額が当行の予想より3倍近いです。
 支店では判断が付かなくて本店にお伺いをしました。
 その結果が今回のようなことになったのです。」

そうです。
単に不足だけでは貸さないだろうと思って彼は思いきっり不足の
資金繰り表を作り銀行に提出したのです。
銀行はびっくりして即座に融資をすると思ったのです。

結果は全くの裏目でした。
支店はこんな不足ならば少しくらい運転資金を回してもこの会社は、
持たないと見て本店にお伺いを立てたのです。
本店の見方はもっとシビアでした。
2-3ヶ月で倒産必至と見て各支店に通知したのです。

「経営者だから、特に資金は最も悪い状態の時を想定します。」
と弁解したものの、一旦出た本店通知は簡単に取消しが効くものかどうかは
知りまん。しかし、この噂が広まると県内の業者の中には今後の付き合いを
セーブする業者が現れるでしょう。

仮に本店が通知を取り消してくれたしても、虚偽の報告書が提出されたと、
大きな不信感は消えないでしょう。


騙すなんて積もりは毛頭有りませんでした。
でも騙されちゃった銀行、唯でさえ気が重い毎日に又大きな悩みごとが
出来ました。





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中小零細企業の皆さま

2009-03-27 | 無料相談のご案内
 

年度末を迎え景気は、一段と厳しさが
感じられるようになりました。

今年になって上場企業の倒産も
異常なほどの件数です。
法的な件数ですらこれほどですから、
中小零細企業の廃業は、もっとでしょう。

廃業するにも何処にも相談できない、
経営者の皆さま。受注の落ち込みから
先が見えない経済状況化でも必ず打開策は
ありますので、諦めないで下さい。


ブログをご覧頂いている方限定で、「無料電話相談」を開始致しました。


経営危機に直面している、または危機を迎えようとしている
経営者の皆様、債務全般でお困りの方、どんな些細なことでも
お気軽にお問い合わせ下さい。


お問い合わせは、

 042-483-3604(平日10時~18時)

※電話番号は、お間違いの無いようおかけ下さい。





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従業員を恐れるな

2009-03-24 | 事例
「リストラしたいんだ。しかし部長が反対でね。」
「それで部長の代案は?」
「代案なんてないさ。部長は従業員代表のようなつもりなんだ。
 従業員の利益にならないことは何でも反対するんだ。」

こんな会話は良くあります。
この不景気、リストラは絶対に必要だが古参の部長が反対して出来ない。
「部長には会社の現状は話してあるの。」
「何回も話し合ったさ。代案なんか勿論ないよ。唯今後、今まで以上に
 皆で頑張るから、従業員を辞めさせるのは反対と云うだけさ。
 今までもこのために、わが社は改善も出来なかったよ。いっそ、部長に
 辞めてもらおうと今まで何回も考えたことはあるが、しかし難しい。
 でも部長は何時でもこんな会社辞めてやると云って居るがね。」

部長は彼しか知らない得意先を抱えている。其処が売上の中心となり、
部長の売上だけで全体の3割以上を売っている。部長が辞めてその売上が
パアーになればリストラなんて比ではない、と言うのです。

「結局部長が居てもこの会社は改善が出来なくて持たない、
 居なければ売上が上がらず会社は持たない。どちらにしても
 駄目だったら、部長に辞めてもらえよ。ましてや部長は何時でも
 辞めるといって居るのでしょう。」
部長と話し合う余地のないことが解かれば、私は必ず部長と
縁を切るように薦めます。如何に功績のある人でも、そのために
社長の方針が貫くことが出来なければ、その弊害を取り除くべきだと
云う意見です。自分の思う通りやらなければ、将来必ず悔いが残ります。

「売上だって、部長しか知らない処と怖気を振るって居なくて、社長自ら
 担当してぶっつって見なさい。必ず今までの実績は守れます。」
と檄を飛ばします。

それでも言い出せなかった社長です、でも3ヶ月間、赤字が続いた時、
腹を決めて二人で話したのです。結果部長は退社しました。
彼も「この会社では必ず自分の意見は通る」と思い上がっていたのです。

結果は成功でした。
売上も差して下がりませんでした。
若手3人分の給料が減ったのです。其ればかりでなく交際費等の
減額も助かりました。
一番心配していた若手の動揺も、心配は必要有りませんでした。
むしろ今まで社長と部長の微妙な指示の違いで戸惑ったことが有ったが、
今後は迷うところが無いとほっとして居たらしいです。
会社は息を吹き返しました。

又、中小企業の場合、特定の女子事務員に気を使っている経営者が
多いのです。確かに、何を聞いても的確に即座に答えてくれるし、
しかも正確です。銀行や仕入先なども社長に聞くより事務員から
会社のニュースを聞いているらしいです。いつの間にか資金まで
任されたようになって居ます。
「私が居なければ」と云う自負が広がり、一方には「彼女が居ないと」
と依頼心がつのる一方です。

事実こうした事務員を辞めさす方が、ベテラン男子を辞めさすより大変です。
誰も彼女の後を出来る人間が居ないからです。
事実こうした事務員と喧嘩して事務員は出社拒否、何もわからなくなった
会社が倒産までになった会社を知っています。
こんな場合、殆どの社長は「先ずは代人を作ってから」と考えます。
しかし事務員が居るうちは代人の机の配置すら困ります。

それでも辞めさせないと弊害が増えすぎてきたと云ういう場合があります。
その時は断固辞めさすべきでしょう、
「代人を探す」なんて云って居るから従業員に舐められるのです。
中小企業の経理なんて普通は簿記の2級くらいの知識があれば充分でしょう。
そのくらいの知識を持った人は何人でも居ます。
彼らと、社長が持っているこの会社特有の知識とをドッキングさせれば
事務員に負けないものが出来ます。

女の子に遠慮しいしい指示して居るより、新人の経理マンと二人で
事務員の仕事を紐解いて行った方が効果が早く生まれるでしょう。

従業員は尊重しなければならないし、その意見は良く聞いて
やらなければなりません。しかし如何に重要な部下で有っても
社長を無視するようになれば断固切らなければなりません。
優秀な部下でも必ずその穴は埋めれるものと思っています。

従業員を怖がったり遠慮をしてやりたいことをやらない経営者、
その会社は必ず長い事無いと思って居ります。





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時効 四方山話

2009-03-21 | 事例
「私、時効になっていませんか。」
そんな相談を良く受けます。

会社が借りてその時の代表者です。会社はもう名前だけです。
保証人であった社長が代わりに払って居ります。
時効の相談は債務者より、保証人からの相談の方がずうっと多いのです。

「銀行から借りた借金は、債務者が払って居なければ、保証人が払っていても、
 5年で時効だそうですが、もうとっくに5年は過ぎたように思います。」

特に長い事払ってない場合、急に督促状などが届くと、
殆どの人が時効を思い出すみたいです。

「確かに保証人の貴方が払っていても、主債務者が払って居らず、
 5年を過ぎると主債務者は時効になります。その場合は時効の援用は
 必要ですが、保証人も払っていても時効になります。簡単なことですが、
 債務者の事を知らなかったり、自分の事でも記憶違いが多く、間違いが
 多くて希望とおりにならない場合が多いのですよ。」

チェック点です。
 この事件では競売は有りませんでした。仮差はどうですか。
 債務者が、途中で残高承認をしておりませんね。
 債務者は、払って居ないと云っても自己破産をして居りませんね。
 債務者に裁判所から訴状とか支払い督促とか債権者の訴えた書類は
 届いたことはないですね。
 其れより貴方が債務者の名前で払った事はないですか。 
 国金や保証協会の呉れる振込用紙の支払人は、債務者の名前に
 なって居ます。
 此れをそのまんま私用して居りませんか。

等、一々念を押し確認して居ます。
間違いが無いと解かると殆どが内容証明で相手に伝えます。
勿論支払い者が全て自分でできる簡単な作業です。

銀行の不良債権問題が発生してからもう結構な年月が経ます。
その所為か、こんな問題も漸増しているような気がします。

ところが完全な筈のチェックに間違いがあって反論を食い、
時効ではない場合もあります。
此れが結構多くて、時効の成功率は私のところで70%くらいです。

チェックの方法に漏れがあったのでなく、依頼者の記憶の曖昧さが
原因して居ります。

競売のおおよその日時を覚えて居ないのはまだ良いほうです。
ひどい例では次の様な会話も結構あります。
「債務者は自己破産等をして居ませんね。」
こんな質問にも答えられない人も結構多く居ます。
「噂ではやったというようなことを聞きますが、あれから付き合っても
 居ませんからはっきり解からないのです。」
保証人にもなった人間関係が今や冷め切っております。

こんな例も有ります。
振り込むときは息子の債務者の名前でなく保証人の名前で振り込めと
聞いていましたから其れを5年以上実行して居る保証人です。
父親は自宅を担保に提供して居ります。此れを助けたいために返済を
続けて居るのです。その間、息子の債務者は一度も債権者とは連絡して
ないことは事実です。振込用紙の控えが3分の1くらいしか有りませんが
全部を確認してその言葉に間違い無いことを確認しました。

しかしものの見事に覆されました。
1枚だけ、債権者の息子の名前で払った控えがあったのです。書体は
間違いなく保証人のものです。記憶には全然なく、魔が差したとしか
言いようも有りません。債権者は信販会社でしたが、「怪しからん。」
と直ちに担保の自宅を競売したことがあります。

時効を中断するためにあるところが5000万の残高に対して300万だけを
支払い督促でやって来ました。
弁護士は残の4700万は期限が来ると時効になると云っています。
私もそうだろうと思っていますから実例はまだ経験して居ません。

一般には時効でない場合ははっきり理由を示した反論があります。
認めざるを得ませんが、それに依るしっぺ返しなど経験が有りません。
でもこんなことも最近有りました。

此方がはっきり時効と説明しているのに時効ではないと頑張っている
以前のK公庫が有ります。
「その理由を教えてください。」と言っても時効ではないと言うだけです。
「では訴訟でも何でもやって下さい。そこではっきりさせましょう。」
それでもそれから2-3回同じような督促がありました。
あれから2ヶ月近くになりますが、今のところは静かです。

借金の時効は狙ってもなかなか成功はしません。
しかし世間で不良債権の借金を15年も20年も払っているという人は
滅多に居りません。払うほうも自然と払わなくなり、回収する方も
催促をしなくなったものです。
時効と云うより自然消滅です。

時間さえ経てば時効を考えなくても時効と同じ様に結果はなっていく
事例は、世間には一杯あります。





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俺だけ高い和解金

2009-03-18 | 事例
女性です。冷たく聞こえます。
「貴方の弁済額、は300万で如何ですか。」
思いもしなかった額です。殴られたような感じです。
「300万なんてとてもありゃしないよ。桁が一つ違うんじゃないかい。」
「でも貴方の会社の決算書の現預金残高は1600万を切ったことが
 有りませんよ。特に500万は何年も銀行に積みっぱなしでしょう。」
「あれは訳有ってです。少し検討して又此方から電話をします。」
分が悪るそうです。そこそこと電話を切りました。

1億3,000万の債務を背負ってHは返済不可能になりました。
まだ業務は続けておりますが、金利すら払って無いみたいです。
もともと工場は借地。担保の自宅はとうに売却して今は不動産は何も無く、
20名ほどの社員も今は3名だけ。何とか続けております。

この債務には保証人が俺ともう一人居りました。
そのUは、県内では相当な有力者、一族の中からは、各界で活躍中の人も
何人かは居ます。

もう15年以上前です。
同業者の集まり、夜の慰安会で偶然に若い俺がHとUの3人になったのです。
その時にHから新規の事業を別会社でやることを聞き、飲んだ勢い、話を
合わせているうちに何時しか、Hの作る新会社に、Uと二人、理事として
名を連ね、借入保証を約束して居たのです。

勿論、リスクなんて考えたこともないし、当時はまだこの言葉すら
知りませんでした。むしろ、HとU、大手2件と取引が出来、業績は
上がるし喜んで居たものです。

あれから15年です。
羽振りのよかった業界も輸入に負けてすっかり駄目になりました。
ついにUの本体は倒産同様で廃業と聞きました。
Hは新会社1本に絞ったのです。
其処も何時しか期限の利益の喪失になっていたのです。

Uから電話があったことが有ります。
「公庫から逢いたいといってきたよ。今内も火の車。とても払える術は無いよ。
 何もかもオープンにして、弁済金は勘弁してもらうしかないと思っているよ。」
当初800万とか何とかと云っていましたが、やがて200万で和解したよと云う
電話があって以後は梨の礫です。

「へーあそこで200万ならば会社の格から云っても
 俺んとこは高くても50万だな。」
俺は少し安心したものです。
何しろ当初は保証債務の3分の1の4000万の弁済要求があるかと
思って夜も眠らぬくらいだったですから。

思い切ってHに電話をして見ました。
「公庫の弁済の話はどうなって居ますか。」
「俺んとこは払いたくても からっけつさ。公庫も解かって居るみたい。
 どうしようも無いものな。その点Uさんと君には申し訳ないことを
 したと思っているがUさんは何か200万で話が付いたそうだ。
 勿論君はもっと安いと思うよ。頑張ってな。」

しかしそれから何も云って来ずに、代わりにある日公庫の二人が、
突然尋ねてきたことがあります。
無理に決算書を見せられ、不動産のことを聞いて帰りました。
昨年、不動産は全部、息子と家内の名前に変えて置いたのです。
でもそのことは一言も話題にならず、ほっとしたのでした。

それから1年、電話も有りませんでした。
他の二人は終わったのに、俺は免責かなと思いかけていた矢先です。
女性担当員から電話があったのです。
「今は不景気でとても払えない。でも親戚から借りて30万ならば
 払えるからそれで勘弁して欲しい。」
担当者は検討しますと電話を切りました。
「よかった。30万ですみそうだ。」
思いやりのありそうな態度に喜んだものです。

其れなのに、今日の電話。
何で俺がHやUよりぐんと高いのか。先ずこれが頭にきます。
世間的に見て俺よりぐんと高いUさんです。Hだって倒産ではなく
廃業したのです。借りた今の会社だってまだ営業中です。
そんな人から取らなくて なんたって俺から取るのか。

女性でもしっかりしていたな。
食って掛かる俺に短く的確に説明したよ。

会社の内容は両方とも死に体で何も取れるような状態でなない。
給料も二人ともろくに貰っていない。800万の俺とは雲泥の違い。
会社の現預金も宛てにならない二人に比して俺んとこは最低でも
1200万を切ったことがない。3か月分以上の使用分だ。
不動産は一人は皆トラられて何もなく、一人は一杯あるが遥かに担保不足。
それに比して俺には借入もなく、何故か不動産を1年半前に皆奥様と
息子さんの名義に変えてる。どう見ても二人に弁済余力はないが貴方には
あります。300万でもまだ余力はあります。

500万の定期預金。理由などありゃしない。やりようがないから定期で
寝ているだけ。不動産を名義変更したことまで調べていればこれ以上
争って詐害行為なんていわれると逆に五月蝿いかも。

結局大いに不満だったが300万を承知しました。

でもこんな田舎の俺が本当にあの二人より弁済能力があるのだろうか。
300万も痛いが、先ず面白く有りません。






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ヤミ金を食った男

2009-03-15 | 事例
Kがヤミ金から借りたのは、先付け小切手を不渡りにしないためです。
しかし今は違います。ヤミ金から借りたが為に、小切手が不渡りになろうとして居ります。

Kがヤミ金から借りたのはまだ4ヶ月前です。
先付けの50万、明後日の日付です。もう2回も切り直して居ります。
「Kさん、今度は決済頼みます。どんな事があっても回しますよ。」
頼む様に強く言われた小切手、もう書き換えを頼みに行く気がしません。
途方に呉れて居た時、タイミングよくFAXから流れた1枚のチラシでした。
「小切手で100万まで直ぐに用立てします。」の文字が目を引いたのです。


「手を出してはいけない。」
こう信じて居たヤミ金です。
でも聞くだけと思って、電話に自然と手を伸ばして居ました。

「小切手20万づつ3枚、7日後から7日置に3枚切ってくれ。
 其れを今からFAXする住所に今日中に書留速達で送ってくれ。
 小切手と書留送付の受領書コピーをFAXで送ってくれれば
 今日中に50万振り込んでやるよ。」
若い男の声です。助かったと思いました。
此れで今晩も明日の晩も眠れます。

初回の20万は決済出来ましたが、その後の20万は決済できません。
金額が若干増えて追い借りです。こんな繰り返しが2月ほど有りました。
未決済小切手は漸次増えて居ります。でも足りなくなると借ります。
自分からお金は出ておりません。危険と思っていたK の考えは何か
金づるを握った感覚になっていきました。
金利のことなど頭に有りません。

こんな事が2ヶ月ほど繰り返しました。
ある日、ヤミ金から「俺んとこだけじゃ間に合わないから。」
と新規のところを紹介してきました。
新しい方から借りたお金は今までのヤミ金の返済に使われます。
そうなると借りて返す大車輪です。

2番目が出来て、更に1ヶ月を越す頃は借りる相手は5軒に増えていました。
幾ら貸せると云っても大変になって来ました。
何処も担当一人と電話だけで顔は見た居りません。
そんな頃から、順調に貸して呉れていたヤミ金が、貸し渋りを
始めてきたのです。新規のところも紹介してくれなくなりました。

Kが本当に辛かったのはそれから小切手が不渡りになるまでのほぼ2週間です。
又、親戚知人を回りました。しかし集まる筈が有りません。

ヤミ金にも融資を何回も頼みました。この頃になると、何処の貸さず、
たまに月倍の金利で工面してくれるだけです。

ヤミ金に電話です。
「小切手を回すのを4日ほど待ってくれ。
 そうでないと不渡りになる。不渡りになればもう1円も払えなくなる。」
此れは各業者嫌味を言いながら待ってくれました。

しかし待って貰ってもお金は生まれません。
漸く高金利が頭に浮かびました。払いすぎならばいちゃもんを
つけようと計算して驚きました。最初の業者を除き、何処も借りた
お金と戻したお金を比較すると借りたお金の方が遥かに多いのです。
未決済の小切手を全部決済すると遥かに返金のほうが多くなりますが、
今現在は、動いたお金はトータルでもトントンです。
中には1円も返して業者もあります。

ついに不渡りを覚悟しました。顔も見てない業者。
不渡りにすると飛んできて、何もかも目茶目茶にやられるでしょう。
其れも覚悟しました。若し会社に来たら、会社の中には1歩も居れず、
奥で奥さんが110番に電話する手筈に決めました。

「どうしても決済できない。此方から連絡するまで取立てを待って下さい。」
と先ず真っ先に借りた業者に電話です。
「他に貸してくれるところは無いのか。」
「内はもう2-3日ならば待ってやる。」
「まあ、2-3日待って小切手は回すからな。」
思ったよりおとなしかったです。

此れが大きなヒントになりました。
「どうしても決済できません。払えるまで待って頂けませんか。
 其れが出来ない場合は、不渡りでも仕方有りません。その時は
 弁護士を入れて倒産処理をします。済みませんが正式な会社名や
 代表者住所など教えてください。債権者名簿に載せてその時に備えます。」

反応は様々でした。

「お前整理屋か。」

「あほか」

「小切手を回すよ。」

「そんなはした金、呉れてやる。」

皆一様に取り立ては諦めたらしいです。

その翌々日小切手は2枚回ってきました。
銀行に調べて貰うと200キロも離れた銀行からの取立てです。
その銀行はきちんとした手順を踏まないと取立て者のことは
喋れないと言うので聞くのを諦めました。

しかし2枚で50万と云う小額の為に契約違反として銀行に預託をして
一応不渡りを免れました。その後は幸い回ってきませんからKは
まだ不渡りを出しておりません。

結果としてKは、4軒のヤミ金を踏み倒しております。
その損失分は、1軒の儲けです。ぼろもうけの様に見える
ヤミ金も実体はこんなものかも知れません。





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毎月返済の愚かしさ

2009-03-12 | 事例
約束の3年間、黙って月10万の返済を実行して来ました。
息子の会社がまだ業績が良かったから払えたのです。
「此れで俺は借金は無くなる。」
背伸びしたTにRサービサーは冷たく言ったものです。
「残債権ガ有りますが当社は貴方の残債務を他のサービサーに譲渡します。」

「何だって。約束通り払ったでは有りませんか。此れで0になる筈です。
 他のサービサーに譲渡なんて、まだ残は有ると云う事?」
「有ります。残って居ります。」
「じゃあ、毎月払った10万は何ですか。」
「あれは息子さんが担保の買戻しにあまり易いのでその分の
 上乗せであって決して残債務の放棄のためでは有りません。」

担保の買戻しを息子がしました。
すんなり決まった筈です。残債が残るから月10万3年間払えという
話しになったと記憶して居ります。其れが買い戻し価格の上積とは
「騙された」と歯軋りを噛んでも間に合いません。
あの時書類も何も取り交わさずに唯担保だけを解除しただけです。

その後Tは泣く泣く少なからぬ金でサービサーと和解して居ります。

信託銀行に薦められた投資が失敗し、借金が払えなくなりました。
家も会社も仮差になってしまいました。
貸し手責任がありますと訴えましたが敗訴です。
しかし家はローンで無剰余。会社も他の銀行に担保付、
尚も建築当初より広い面積を音楽教室に貸して居ります。
和解を申し込むと信託の和解案は800万を即金で払う。
そして毎月10万づつ10年間支払う。
10年経ったら又協議するということでした。しかし、行員の口ぶりは
10年後は残債務を放棄するニアンスです。其れを信じてしまいました。
尚仮差は担保に切り替えたのです。

現債権は8000万。4分の1に負けてくれたかと思い、
喜んでサインをし、条件通りに払って10年目が来ました。
ところが信託は更に10年又10万を続けろと言うのです。
和解案に残債を放棄するとは一言も書いてないと主張します。
しかも、この時になると、不動産は何れも担保余力を生じております。

結局負けて又10万を払い続けております。
しかも今度も終了してもその時に協議すると云う文面です。

あるサービサーが2000万の残債務に対して200万の和解案を
提示しました。しかし、債務者には余裕は全然有りません。
サービサーは理解のある態度を見せました。
其れならば苦しいかも知れませんが毎月2万づつ払ってください。
3年経ったら又協議をしましょう。3年経ちました。
彼は当然協議の本になる金額は200万、今までの支払いを引いて
128万が協議の対象になると思って居ました、違うんです。
200万の話はあのときに出来ないと言う事でご破算になって居ます。
2000から72万を引いた額が協議の対象です、と言うのです。

何のことは無い、3年間払ったのだから、2000万の残額でなく、
1928万を基に話し合うというのです。2000万も1928万も同じようなものです。
何のことは無い、彼は3年間払わされ続けてただけです。

その上、この債務者は払って来たのだから、払う力はあると
見られたのです。つまり、普通の払わなかったものより、
きつい条件で次の和解を強要されているのです。

毎月払う。一番の誠実さを表します。
しかし銀行の不良債権に限り、その分を丸取りさせられ、
且、払う力があると見られるのです。

唯一つのメリットはその間、法的回収はして来ないと云う事です。
此方は何も有りませんから、幾ら法的回収をやってきても同じ事ですが、
やっぱり気分と煩わしさは違います。

こんな詐欺まがいの回収が許されるものでしょうか。
監督官庁はこの状態を是認しているのでしょうか。





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経営者の禁句

2009-03-09 | 事例
「税務署に売掛金を差押えられました。」

「何?確かに若干の滞納はあるって聞いていたが、
 まさか差押えられるほど滞納になって居ない筈だが。」

「私もそう思って居ました。確かに長いのは3年になりそうなものが
 あります。しかし若干でも払って居りますし、まさか差押があるとは
 夢にも思って居ませんでした。」

主に鉄鋼の賃作業が、主体です。
主な得意先は6軒、常時注文を呉れます。
特殊加工の為に、そのほか飛び込みも結構あり、今時、
注文は減ったとは云え、会社は何とか回っています。

奥さんがお握り屋を開くと云うのでその資金3000万ほどを
投資しました。2年ほど前です。全くの失敗でした。
此れを見ていた金融機関は何処も貸出をストップしました。
でも借入の返済だけはきちんと守ったため、にたちまち資金難です。
商工ローンに手を付けて、ヤミ金まで到達するのに時間は懸かりませんでした。

同時に税金の払いも止まったのです。
分割で切って居た小切手も当初は決済できましたが、
最近では差し替えばかりで税務署を怒らせるばかりです。

堅く約束した小切手を又書き換えて貰いました。
二人の税務署員が訪れたのは、次の日です。
急に調査です。

調べて商工ローンやヤミ金のことは掴んだと思います。
「こんな状態ですから、当社は近いうちにやって
 いけなくなることも覚悟して居ります。」
お金が無い、払えないことを強調するために、ついこんな事を口走ったのです。
「そうですか。会社は倒産ですか。」
私が黙ってうなずくと係員はもう何もせずに帰ったのです。

「よかった。此れで税務署も潰れそうな会社には
 少し手を抜いてくれたのかな。」
と思っているところに翌々日の事です。
一番の売掛金のある得意先から電話です。
「お前んとこの買掛金、税務署に差押えられたよ。
 内はそっちに払わないといけなくなったよ。」
寝耳に水、びっくりしました。
其処ともう1軒差押さえられていたのです。ほぼ滞納額です。

税務署に直ぐに電話をしました。
「分割で必ず払うから。」と言っても相手にしません。
「経営者の貴方が潰れると云ったでしょう。そうなる前に
 税金は回収しなければなりません。優先権も税金二あります。」
なんと云っても承知しません。

差押えられた方に「払うな。」と頼みました。
しかし2軒とも税務署と聞いて「内は税務署に払うしか仕方が無いよ。」
と尻込みして協力して呉れません。

要は経営者が、「近く会社はやってはいけなくなる。」
詰り倒産だと云ったからと言うのです。此れを一言言ったばかりに
売掛金の最大手の2軒を差押えられたのです。会社が潰れれば残った
債権の最優先順位者は、税金の滞納分だと云うのでしょう。

あのときに「こんな状態ですが私は頑張ります。税務署にも
迷惑掛けましがもう暫く待っていただければ必ず完納します。」
とでも威勢よく云っていれば先ず差押は免れたでしょう。

債権問題など何もわからない社長が、弁護士の手助けで
仕入先の債務一時棚上げに成功しました。
しかし世間には「任意整理」をしたと云う噂が流れたのです。
数日後、税務署員が尋ねてきました。
「任意整理をしたそうですが。」
「ハイ。」
社長は自分がやった事は、任意整理と云うものだろうと思って
返事をしました。とたんに署員の態度が変わりました。
売掛金は調べられるし、金庫は強引に明けさせられ、中にあった
20万を差押でなく自主的納税として持って行かれました。

「任意整理」と云う言葉と社長が其れを肯定したために起こった事です。

真正直がよいとは限りません。
少なくても社長は会社のことを世間に悪く言う事は禁物です。
特に存続に関してはたとい1時間前でもシラを切るべきです。

こぼしたい時はこぼせる相手を作り其処だけにしましょう。
こぼせない。中小企業でも社長の責務です。





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自宅を守る

2009-03-06 | 事例
Mはどうしても自宅を守りたいです。
唯ローンが大分残って居り、自宅の時価よりは低いが、
どっこいどっこいではないかと思われる物件です。
理屈では有りません。とにかく守らなければ自分と云う
人間の存在が無くなるなるような気持ちです。

「担保を付けて完全無剰余の状態にすれば守れるよ。」
一寸知って居る人から教わりました。無剰余と云うのは、
下位の抵当権者が配当を得ようと、競売したとき、自分に
配当が回らないばかりか、上位の者にも不足が出る時は、
其れを補填しなければなりません。無剰余のなりそうな
場合は裁判所は競売申請は受け付けますが、確かに補填が
出来る証として保証金を取るという制度です。

「そんな制度があるならば、知って居る人に抵当権を
 付けて貰えばよいんだな。」
軽く考えて居ましたが、いざやろうと思ったら大変です。
債権者は「何で担保など設定したか、我々に弁済するのが
嫌だからだろう。」と「詐害行為取消しの訴訟」を起こしてきます。
此れが裁判になった時に勝てる理由を用意しおかないとなりません。

借りる相手を探すだけで一苦労です。
大切な財産を預けるわけですから後で問題なく抵当権を
解除してくれる人で無いと困ります。
其ればかりか借りる理由とその証拠。
お金の動きをどうするか。等問題があり、身内以外は
候補者が見つからないことが多いです。早くから付けて
置く場合は兎も角、必要だからと急に抵当権をつけるても、
殆ど争いになり、争いに勝った成功例は見ておりません。

「無剰余にするにも簡単に出来ないならば名義を変えるのが
 一番良い。名義を変えるならば売買か贈与だ。」
考えはこうなります。しかしこれも大きな難点があります。
本当の売買ならばよいですが、Mは此処に住むことが最大の条件です。
債権者に売買後も住んで居る事を納得させる理由を考えて置かないと
なりません。又そんな物件は第3者に売る筈も有りません。
考えるだけで実行されないことが例が多いです。

「親子・夫婦でローンつきの不動産の売買を
 考えるからおかしいんだ。ローン付きで贈与にすれば?」
考えが発展します。いわゆる負担付き贈与です。その前にローンを
自分が負担して、物件を贈与する合法なことを考えます。
「結婚20年の配偶者に自宅を贈与しても2000万までは、
 贈与税が掛からないだって。」
早速奥さんに名義を変更します。
「税務署が認めるのだから詐害行為になるはずが無い。」
と有頂天です。ところがあっさりと詐害行為の訴訟を
起こされ敗訴された実例を示されました。
税法と民法との違いです。
一方がよくても一方が駄目にことは幾らも有ります。

若干違うが生前贈与も騒がれる一つです。しかし、これは65歳以上に
なって居なければ適用されません。Mはこの実例で争った人を
探しましたが見当たりませんでした。恐らくこれも贈与して
2年くらいまでは、詐害行為で敗訴になると思います。

最後に行き着いたのがローンつきで贈るいわゆる負担付贈与です。
ローンも自宅もともに名義を変更します。成功例も探し当てました。
親のローンを肩代わりして名義を変更した例です。銀行も名義変更に
一役買ったのですから詐害行為には先ずならないでしょう。

Mは息子に負担付贈与を思いつきました。
銀行は1行でなく2行です。
全く同じ条件でローンも組みかえればOKです。
息子の収入は大丈夫です。しかし銀行は2行ともNOでした。
「名義変更は新たな名義人が追加保証人になってくれれば認めます。
 ローンの肩代わりは出来ません。」

負担付きでないと贈与税も高く懸かりますし本当の
贈与ではなく詐害行為に近くなります。
「では実質息子が負担することにして、ローン代をMに払い、
 Mが其れを払ったらどうだろうか。贈与税はそれでも負担付と
 認めてくれれば、債権者に対しても口実にはなるだろう。」
所轄の税務署まで聞きに行きました。
税務署は息子の収入とお金の流れが明確になって居るならば
負担付贈与と認めると返事を呉れました。

時価は日増しに下がっていますが、時価のほうが
ローンより多いのは確かです。
この物件、詐害行為にもならないでしょうか。
見逃してくれるでしょうか。





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