かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

 ☆★自分でできる経営の再生と整理★☆

  

3月29日(土)のつぶやき

2014-03-30 | 事例


先のない中小企業の社長が自分の息子に会社を手伝わしている。
息子は40代で独身、年金も払っていない。意外にこの例は多い。
そんな時、見かねて自立を勧めるが特技もなければ世間も知らず、息子は逆に鬱に成る。
職の斡旋を伴わない無責任な助言だったかも知れない。
でも助言はするべきだ。








3月28日(金)のつぶやき

2014-03-29 | 事例


「法務省管理局、民事訴訟総合報告センターより葉書が来ました。」
見ると民事訴訟告知通知書となって、
「貴方に対する請求、及び財産の差押裁判が開始されました。」とある。
法務省が警告している偽企業だ。見るのは初めて。
相談をさせ様とする魂胆だろうが、なぜ野放図に放置させて居るのだろうか








破産の選択

2014-03-28 | 事例
「破産は失敗でした。事業をやるには破産は禁物ですね。一言も注意は有りませんでした。」
唇をかむSさんです。
会社が左前、借金取りが五月蝿く、2-3の弁護士事務所に駆け込んだが、何処からも同じように破産を薦められました。
会社も個人も一緒に破産をしなければ成りませんが、今は小額管財の破産と云うのが普通で、
Sさん個人と会社の両方を弁護士の費用とも100万ですべてが片付いたみたいです。

「よかったですね。費用は少ないし、後のデメリットは何にも無いでしょう。」
「私も最初そう思ったのです。しかしこれは真っ赤な嘘と気づいたのです。
 気づいた時は遅すぎました、」

何年か前は、破産とは余納金も高く、其れに応じて弁護士費用もかかりました。
お金が無いと破産すら出来ませんでした。
それが今では小額管財の破産と云う制度が出来、費用なども安くなり、
今では中小企業の破産といえば、此の小額管財を指すようになっています。

ついでですが、個人で財産が何にもなく、管財事件に成らないような破産は、
同時破産と云って、破産の開始決定と破産の終了とがが同時に成立する破産が有ります。
今個人の破産のほとんどは此の同時破産です。

今の中小企業や個人などの破産は此のどちらが普通です。

「私の場合、私だけが出来れば一番よかったですが。」
Sさんの言い分です。
会社には資産が何にも有りませんから、事業さえして居なければ破産も何も必要有りません。
しかし保証人の私は今後借金取りに付きまとわれば困ります。
詰り個人だけ破産が出来れば良いのです。
ところが小額管財は、会社の保証ならば、経営者の破産は個人だけでは出来ないらしいです。
必ず会社ガ破産を済ませて居なければ成りません。

Sさんに言う失敗は2つ有ります。
ひとつは破産は過去の通帳のコピーは個人でも会社でも全部提出させます。
これでチェックされますから、どうしても隠し金を作るのが難しくなります。
其の点、私的整理ならばそうした関門がないから再生資金を残すころが出来そうだ。

もうひとつは、個人破産だけならば官報に載るかも知れないが殆ど他人にはわからない。
再生の話もしやすい。
ところが会社もやれば業界紙には載って殆どみんなに筒抜けに成る。
これがその後、事業の足を引っ張る最大のものだ。
之を誰も教えてくれなかった。

自己破産、即生活保護者だと云うのです。

債務整理だけを考えると破産は最高の方法です。
しかしその後生きるという点においては、非常に難しくしています。

次は逆の例です。
「もっと早く破産をやるべきでした。」
後悔しているのは85歳のKさんです。

仕事では一切関係のない息子の保証人に成ったのです。
息子の仕事は左前。息子は海外にとんずらしまた。
後には6行の借金と、保証人の85歳の老夫婦だけが残りました。

息子の会社が可笑しいと聞いた時に、Sさんは今までの会社を畳んで新会社を作りました。
愚かに社長をやらせ、陰のオーナーです。勿論、債権者は何も知りません。
自宅は購入した当時、妻も別に会社を経営して居たために妻の名義。
傍目には羽振りがよく見えますが帳面面は無一文です。

しかしKさんは勘違いして居ました。
破産をしても。裁判所や債権者は職権で今の会社の事など全て調べ上げると思い込んで居たのです。
今の会社は結構利益も上がっています。そうしたものも全部取られてしまうと思って居たのです。

その為、あまり突かれない様に当初各銀行の全部で300万を払い、以後は年金を全て按分して払っています。
それでも自宅に難癖が付けられないかなど心配が一杯。駆け込んできたのです。

個人の同時破産は出来るでしょう。
自分で申請すれば5万くらい、弁護士依頼でも20-30万の費用です。
それで本件の関する債務は全て消えます。
少なくとも今の会社に関係するう事は微塵も有りません。
其れどころか、無借金の会社ですからKさんは社長に成る事すら可能です。
使えなくなると聞いて居たカードもきちんと払って居れば支障なく使えます。

ただし息子さんに責任は消えません。

かって経営者は続けられますが謳い文句の民事再生法においても社長は破産に負いこまfれるのガ普通でした。
破産万能の時代でした。

ところが今中小企業再生支援協議会でも最近の経営者保証の銀行協会のガイドも
金融庁の指針でも破産を薦めているような事は一つも有りません。

破産でなくても債務処理がしやすくなっています。
慎重に取り組みたいものです。


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3月27日(木)のつぶやき

2014-03-28 | 事例


サービサーではまだお目にかからないが、保証協会や公庫の債権回収係が女子の場合は本当に苦手だ。
「貸したのは国民のお金だ。不良債権には出来ない。」全うな主張で他の言は聞き入れない。
泣き言など通用ぜず此方が負ける。債権担当の女子の方。何時も般若でなくたまには
観音様にも成って欲しい。








3月26日(水)のつぶやき

2014-03-27 | 事例


たっぷり余裕の1番抵当で収益物件が担保。返済が約定どうりに出来ず、家賃を全額返済していた。
更に、期限に成ったら売却を約束して、金利だけにして、余りを自分の事業に回して1年過ぎた。
3月末はその期限、甘く見ていた延長をどうしても納得しない。
銀行を冷たいと思うのは身勝手か。








3月25日(火)のつぶやき

2014-03-26 | 事例


陽気が最高。おまけに給料日と来れば勢い町に活気がある。不景気などすっ飛んだみたい。
銀行も決算で見直してあるから、当分は新規発生もないだろう。消費税もマスコミで騒ぐほど影響は無いと思う。
どん底だった中小企業の主の言葉に一寸希望が見えてきた。景気なんて気持ちの持ち方で決まる。








3月24日(月)のつぶやき

2014-03-25 | 事例


担保でない預金。リスケをして居ても不良債権でなければ銀行は拘束しないと思って居た。
大銀行でやっている。困っている。まだ大蔵省のころは理財局に云えば筋さえ通っていれば口を利いてくれた。
金融庁に代わると民事不介入と云ってやらなかった。今でもそうだろうか。財務省の理財局は駄目か。








3月23日(日)のつぶやき

2014-03-24 | 事例


和解、保証協会はなぜ請求原因の原始書類を返さないだろうか。
其の点サービサーはどのサービサーであろうが請求の基にな始書類は返還してくれる。
返してもらったほうが安心する。又、不良債権に成った時点に、双方の残高が一致して
居る帳簿を見たことがない。100%債権者側の数字と成る。、








無担保債権を守った手(2)

2014-03-23 | 事例
「銀行との折衝はすべて貴方がやりましょう。今は当事者以外の人は銀行も相手にしないのですね。
 自分で交渉してよいところを見せようとするコンサルも居ますが、結果はマイナスです。」
先ず自分で交渉をしたがらない彼に釘を一本刺します。

「何をしても通りませんよ。先順位で担保をつけても、理由とそのエビデンスが余程しっかりして居ないと
 詐害行為で無駄です。駄目元で事前に断るくらいの心構えでやりましょう。
 となるとやっぱり家庭内の理由です。貴方の家庭は色々有りましたね。教えてください。」
 
以前Gは親が面倒を見ている身体障害者の姉の事を聞いていました。其れと結び付けようと考えたのです。
その他、妻の特技や大学に通勤している息子の事など詳しく聞いて居ります。

 今預金も半分はおろしたいですね。不動産は無担保のものだけに狙いを決めましょう。
 預金はどうしても断らないといけないから、銀行が断れない理由を考えてみましょう。
 もしイチャモンが合った場合は金融庁に直訴してみましょう。
 それでも駄目だったら諦めてください。」
気構えについて念を押します。

Gは彼に、考えてもしなかった提案を持ちかけました。
「もう、家賃で食べるのは無理だから奥さんも働くと云っていますが、其れについては提案が有ります。
 和裁も洋裁も得意で、其れを生かせることがご希望らしいですが、いっそうの事、
 ご自分でファッションリフォームとしてやれば、どうですか。此のあたりに同業者も居ないみたいですよ。
 設備と云っても、今奥さんの手持ちの器材で十分です。
 街中に出るとして当座1000万も不要と思いますが、1500万ぐらいを銀行からおろしましょう
 銀行に知れても良いですが、金を引っ張る事まで知られたく有りません。
 
「資金を引っ張るのに。二つの口実を考えました。
 一つは息子です。理工科系の大学に通っています。之を近くに間借りすると云う口実と
 専門課程で整える教材も多いという言い方で700万引っ張り出しましょう。
 後の800万は姉です。身障者で、ますます酷くなって行きますね。施設に移すには両親も気が進まない。
 今後の世話は大変ですよ。住居なども若干は直し、介護用の器材も揃えたいですね。800万必用でしょう。
 合計1500万を下ろさせてくれと交渉しない。
 駄目元と思って気楽の交渉しなさい。」

ところがこれが簡単に成功したのです。担保預金では有りませんから当然の事かも知れません。
彼は、Gのやり方に自信を持った見たいです。
心配した奥さんの仕事も、半年掛からずして軌道に載ったみたいです

次は担保外の不動産を守る事です。
無傷の不動産は担保も同じです。最も苦労するところです。

之を生前贈与として保証人の父親の名義から身障者の姉の名義に一気に変えたのです。
両親は何より姉の将来を心配しています。その時に姉も若干の資産が有ると生きては行かれるでしょう。
田舎の不動産ですから2足3文にしか有りませんが、せめてもの親心です。
今、若干の収益物件になっていますが其れも今後の治療費に使って貰いたいです。
振込み銀行も直ちに変更しました。

銀行には相談せず、一方的にやりました。
ほかの方法では何をやっても詐害行為の裁判になると思ったからです。

勿論、家賃の振込みが変りますから、銀行にはすぐに解かります。
腹をくくって出かけました。
なぜか面談には担当と融資課長だけで支店長は出て来ませんでした。
その場で喧嘩に成ることを恐れていたかも知れません。

彼は理由を懸命に説明しました。
二人とも無言です。姉の事は銀行も知って今ます。
その後半年経っていますが、良い悪いの返事は有りません。
此のまま過ぎる事を祈っています。

これで当初の目標は何とかやりました。
大成功と云っても良いでしょう。
後は担保物件の家賃を振り込み、其処から生活費だけは頂きます。
そのパターンが崩れた時、銀行のやる事を見ているだけでしょう。

詐害行為に事が心配とは言え、これで一応は終わりです。
びくびくして居たものの、結果は思う通りに行きました。
こうなると、彼に新たな欲が生じたのです。

担保の不動産とまでは云わない。責めて拘束された預金は全て自分に戻したい。
拘束と云っても、生活費の時は黙って下ろせるから、多分やれば全部下ろせるだろう。
下ろしてみたいと云う欲望です。
文句を言って来てもこちらは完全無一文だ。怖くない。
と云う欲望です。

Gは牽制しています。
今のままならば銀行は不動産も見逃してくれると思う。もし彼が思って居る事をやれば。
拘束の伊有無に関わらず、不動産ばかりでなく。奥さんの開店費用まで詐害k上位を言い出すだろう。
程ほどと云うことg必用です。
でも一旦火の付いた欲望は簡単には治まりそうにも有りません。


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3月22日(土)のつぶやき

2014-03-23 | 事例


不渡りから13年、夢中で事業は続けて来た。国税は不動産と売掛金を差押えた。
その他サービサーや手形を割った先が3軒、元従業員等も給料未払いで争っている。
昨年末国税が差押を全部取り下げた。申し合わせた様に他の借金取りが来なくなった。
理由は不明。これで治まってくれと祈る。