かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

 ☆★自分でできる経営の再生と整理★☆

  

8月30日(金)のつぶやき

2013-08-31 | 事例


円滑化法以前は銀行との問題が多かった。それが今では保証協会との問題に
変っている。社会保険の未納のいざこざも多かった。最近なんだか余り聞かない。
今ぐんと伸してきたのが国税だ。来るところまで来たと云う感じ。
差押権を持って居るだけに怖い。国民の義務は失敗したらこんなに怖いものか。








8月29日(木)のつぶやき

2013-08-30 | 事例


不動産屋は買い手を捜せなかった。偶然に自分が捜した。
斡旋手数料が助かった。と思って不動産屋に断った。
ところが自分が探しても、不動産屋を通して手数料は払わなければ成らないと言う。
専売専任媒介契約書に署名してあると言うが、そんな約束は説明もなかった。
こう言っているがどうする。








8月28日(水)のつぶやき

2013-08-29 | 事例




兄弟に近いうちに会社が成り立たない事を教え、お前も保証人の一人で有るからその時は対応を頼むと言ってた時はよい。
弟は債権者みんなと話し合う覚悟を示す。しかし、小額でも返済が必要になるといった途端、態度が変わる。
返済は兄貴がやれと急に態度も変える。責任感のない人って皆こんなもの。








サブリースの悲劇

2013-08-28 | 事例
「何て説明しようか。」
考えれば考えるほど答えが出ません。
質問は簡単です。
「貴方は先週2000万下ろしましたね。此の使途は何ですか。それであのお金は何処に有りますか。」
「修理です。明細は後日詳しく説明します。」
咄嗟の答えは出鱈目でした。

彼の職業はアパートの賃貸業です。
之を始める時、地元の地銀から借りて、現在の6億強です。
家賃は全部銀行に入る様になっており、経費振り替えなども此の銀行1本です。
逆に個人の預金も有ります。彼名義で普通預金が9000万、父親名義が6000万有ります。
先週此処から2000万を引き出しました。
今は300万以上引き出す時は必ず銀行に断る約束です。黙って下ろしたから其れを聞かれた
のです。

「あれ修理費ですね。見積もりを見せてください。其れとあのお金前払いですか」
「来週、お伺いしますから。」
実は2000万は、奥さんがサロンを開く為に別の不動産を買ったのです。
銀行に知られるわけには行きません。
どう辻褄を合わせた良いでしょうか。

都心から1時間以上、農家でした。
農業を継ぐのは嫌で、地の利は悪いけれど、熱心な勧誘に負けて、自宅の隣にアパートを建て、サブリースを始めました。
折しも不動産ブーム。都心から1時間位の距離は平気でした。
売込みのD社は一括借上げの先駆者です。
資金全部を地銀から借りて始めたサブリースは、意外の成功でした。

気を良くした彼は、増築を計画しました。地銀とD社は賛成より、薦めていました。
有りたけの土地を全部賃貸物件にしたのです。中には自動車修理とか老人ホームなども
有りましたが、60%以上はD社のサブリース物件です。
「30年は収入は同じさ。返済もそれに合わせてOKだ。よい事を始めたな。」

破綻は直ぐ来ました。
不動産ブームは収まり、都心にも安い供給物件が幾らも出来たのです。アパートでなく、
マンションンです。彼のところはどんどん入居者は減って、且つ入居者の家賃の相場も
下がったのです。

彼が自分でやっているのはアパートは少ないですから余り影響はしません。
サブリースのアパートには響いたらしいです。
それでも、自分は入居者に関係なく30年は同じと思って安心していたら、突如D社から、値下げ交渉が有りました。
契約書に毎年見直しが出来ると謳って有ったのです。
しかも契約は修理代は全額彼負担となって居り、補修箇所がどんどん増え始めたのです。

値下げ交渉は強烈でした。それが何回も有ったのです。断ればサブリース契約そのものが
なくなります。
銀行返済は金利だけでなく、預金からも落とされるようになりました。

入る家賃は月450万、出る方は固定資産税が月割り80万。銀行金利が150万、彼と父の
生活費兼アパートの維持費が150万。元金返済400万を続けられる筈は有りません。
リスケを申し込みました。

当初、銀行は渋りました。
彼の窮状は良くわかっています。しかし当初は普通預金が1億5000も有ります。これが7000万にならないうちは、リスケNOと云う意見でした。
漸く、条件付でOKが出ました。
「300万以上、1回で引き出す時は銀行に断ってからにしてくだい。」

此の頃、彼はノイローゼと同じでした。「不動産は間違いなく全部取られる。預金も取られるだろう。
今のうちに何処かに移動すれば、其れは助かる。」
矢も盾もたまらなくなって、2000万を下ろしたのです。

「修理と言っちゃった。今更ほかの理由にはならないだろう。」
困り果てた彼は、老人ホームが問題点が多いのに目をつけ、知り合いの工事屋に2000万の
見積もりを作ってもらいました。
「解かりました。それで全額お支払いになったのですか。」
「イヤ、半額払えばよかったんだ。半分は持って居ます。」
それ以上は追及しませんでしたが、銀行は見に来ます。誤魔化せる位の工事をやらねば成りません。其の費用はもう貰えません。

これは息子をネタにしました。今年から都内の大学に通っています。
大変だから下宿させます。その時に本や機材もそろえますと言う口実で1000万引き出しましたが、考えると全くの無駄金を使ったものです。

基は隣に建てたサブリースのアパートからです。
良いと思って、契約書を十分に読まず、増やしました。それが完全に命取りになったのです。
説明だけで思い込んだ罪です。
冷静に考えれば30年間条件が同じなんて事を信じるほうが馬鹿とも言えます。

まだ預金は1億2000万有ります。これからどうやって、他行に移すか、
又全部抵当権付きの家賃を1ヶ月でも、2ヶ月でも貰う事は出来ないか、彼の正念場です。


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8月27日(火)のつぶやき

2013-08-28 | 事例


過去の反省が強く他人には愚痴に聞こえる。会社をやっていく自信もなくなったと嘆く。
「もう人前で愚痴っぽい事は言うな。此の会社はどんな事が有っても私はやっていく。」
と、皆に言って居なさい。漸く出来る様になった。周囲の態度が違ってきた。
挨拶すら目礼だった支店長が顧客を紹介してくれた。








8月26日(月)のつぶやき

2013-08-27 | 事例


「親父が他界しました。するとカード等で300万の借金が有りました。私にかかってくれば大変です。」
赤の資産の相続を説明する。もう何回説明して居るかわからない。
そのため説明文句も頭に焼き付いている。教えるってこんなものか。
学校の先生も1通り覚えれば後は覚える必要がないのか。








8月25日(日)のつぶやき

2013-08-26 | 事例

私はTVを見てもニュースが一番多い。新聞は夜寝る前大概1時間かけてみる。
しかしどうもすっきりしない。本当に知りたいことが何処も報道してくれない。
中小企業層は人口比率から言えば高い筈だ。此の層の問題点の取り上げは少な過ぎる。
金になるような庶民の伝え方ってないのかな。



8月24日(土)のつぶやき

2013-08-25 | 事例


多摩川の川原に寝そべって、真上で開く花火を見たことがある。
昭和30年代の始め頃と思う。豪快で綺麗だった。
警備も杜撰だったから出来た。それが今ではお金を取る花火大会だ。
時間も縮まった。調布市も市民の事など忘れ、金儲けに汲々として居る。
そんな花火、見に行く気もしない。








8月23日(金)のつぶやき

2013-08-24 | 事例


どう頑張っても黒字に成らない。赤字は即それだけ資金不足だ。
最後の虎の子で奥さんが補填する。補填が350万で止まった。
それ以上は補填も出来ない。赤字の切実さが此処で本当に解ってきた。
でも既に時遅し。打つ手なし。それでも動じない。何とかなるさで済ませている。
これでなきゃあ駄目だ。








8月22日(木)のつぶやき

2013-08-23 | 事例


「自宅を売ります。ローンを引いても若干は残ります。それでお支払いします。」
会社の税金の未納を個人の家を売却して払う約束をしちゃった。後で物凄く後悔した。
会社の税金を個人で弁済する義務は有るのか、此の約束が不履行ならばどうなる。
答えは解からない。でも税務署宛にして居るだろうな。