「昨年の9月、リスケをお願いしてもう1年になりました。しかし全然好転せずに
逆に苦しくなって居ります。更に延長する様に銀行にお願いしたら、
再度経営改善計画を作り直して持参 するようにと指示がありました。
作り直した表をメールしますから目を通してください。」
昨年は一緒に作ったのです。
それまで60%くらいのリスケはして居りましたが、どうしても苦しく、
金利だけにしたいとお願いした時に提出の要求がありました。
現状分析から始まり、改善の方針を決め、数字を積んでは壊し。
積んでは壊しして1日掛かりで作った記憶があります。
相当シビアに作ったのですが、実態はそれすら狂ったのです。
そして今後も簡単に元に戻らない見込みをして居ります。
銀行は春から担当が替わって居ります。
今までの担当は、担当がうんと言えば、それが決定でした。
今の担当は二言目には「本部」です。
いくら支店が了承しても本部がNOといえば、そこで終わりと云うのです。
銀行員は自分の考えでなく、どんな些細なことでも本部の意向のお伺いを立てて、
それに従う物なんでしょうか。
届いた計画は一目で「これじゃあ駄目だ。」と云う物でした。
売上は毎年5%以上の右肩上がり、それに売上総利益率が最近の実績が
16.7%なのに、20%も取って居ます。
今期、大きな土地を売却して、金利だけでも30万少なくなって居ります。
今期は元金返済は0の約束ですが、ご丁寧にこの少なくなった金利分の30万を
返済しております。
計画はこの30万は毎月返済する、1年後は之を倍額にし、次年は更に倍額にする。
後は微増して5年以後は毎月150万返済します。と云う案です。
今後、粗利率は減っても増えないよ。
今は特に落ち込んでいるかも知れないが、売上の毎年5%増は一寸危険よ。
一旦落とした人権費をまた戻して居るね。そんな余裕あるわけないよ。
あらら、これじゃあ赤字が解消されないね。でもこの方が真実だから之を
基準として来年は返済0、次年も0か金利の減額の30万だけ、以後多くても
30万以内、そんな計画をもって行きましょう。
社長も納得しました。
しかし持参した夜、掛かってきた電話は私の常識を破る電話でした。
「あの計画、3時間も担当と話したのですが全然駄目です。
受け付けてくれません。この計画では返済完了までに
何年掛かるかわからないそうです。少なくとも今後10年で
返済が終らない計画でないと、本部は了承せず、且つ、
内の会社もそんな格付けのグループに入れられちゃうと云うのです。
最初に私の方が作った案でもまだ甘い見たいですね」
「本当にそんなことを銀行の担当者が云っているならば、
余りにも其の担当はずれて居ますよ。金融庁に直訴してもよい見たいですね。
社長、私が作った案でも、私はきつい、現実的でないと思って居るのです。
社長に自信があれば良いですが、そうででない限り自分の主張をもう
1度頑張りましょう。」
○
目の前さえ通ればよい社長は不満らしかったですが、結局は私の説得も
解ったみたいです。しかし、相手の顔を立てて相当数字は水増したらしいです。
私には見せませんでした。
変な電話でした。
「おかしいですよ。今日はチーフも一緒に居て、作り変えた計画書、
目を鳥栖か通さないうちにもう1度作り直しの要請です。
今の世相から見てこれでは達成度が怪しまれるし、本当にこの計画で
よいものならば返済をもっと増やされて、其の管理が大変です。
と云うのです。つまり最初の計画書すら甘いというのです。
いったい銀行は何を考えているのでしょうね。」
「そら御覧なさい。私の云う通りでしょう。これをもう1度検討しなしましょう。」
といったもののどうも腑に落ちません。
「それで、急に言い方が違った其の理由はないか説明があったの。
それともあなたが利き違いをしていたの。」
「いえ、私の聞き違いでは絶対にありません。
しかし相手も何で急に変わったか説明は有りません。私も聴きませんでした。」
もうリスケが認められればそんな煩いことどうでもよいではないかと云う口ぶりです。
突きかえされた経営改善報告、これは銀行の間違いだったみたいです。
何故そうなったか、理由はわかりません。
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逆に苦しくなって居ります。更に延長する様に銀行にお願いしたら、
再度経営改善計画を作り直して持参 するようにと指示がありました。
作り直した表をメールしますから目を通してください。」
昨年は一緒に作ったのです。
それまで60%くらいのリスケはして居りましたが、どうしても苦しく、
金利だけにしたいとお願いした時に提出の要求がありました。
現状分析から始まり、改善の方針を決め、数字を積んでは壊し。
積んでは壊しして1日掛かりで作った記憶があります。
相当シビアに作ったのですが、実態はそれすら狂ったのです。
そして今後も簡単に元に戻らない見込みをして居ります。
銀行は春から担当が替わって居ります。
今までの担当は、担当がうんと言えば、それが決定でした。
今の担当は二言目には「本部」です。
いくら支店が了承しても本部がNOといえば、そこで終わりと云うのです。
銀行員は自分の考えでなく、どんな些細なことでも本部の意向のお伺いを立てて、
それに従う物なんでしょうか。
届いた計画は一目で「これじゃあ駄目だ。」と云う物でした。
売上は毎年5%以上の右肩上がり、それに売上総利益率が最近の実績が
16.7%なのに、20%も取って居ます。
今期、大きな土地を売却して、金利だけでも30万少なくなって居ります。
今期は元金返済は0の約束ですが、ご丁寧にこの少なくなった金利分の30万を
返済しております。
計画はこの30万は毎月返済する、1年後は之を倍額にし、次年は更に倍額にする。
後は微増して5年以後は毎月150万返済します。と云う案です。
今後、粗利率は減っても増えないよ。
今は特に落ち込んでいるかも知れないが、売上の毎年5%増は一寸危険よ。
一旦落とした人権費をまた戻して居るね。そんな余裕あるわけないよ。
あらら、これじゃあ赤字が解消されないね。でもこの方が真実だから之を
基準として来年は返済0、次年も0か金利の減額の30万だけ、以後多くても
30万以内、そんな計画をもって行きましょう。
社長も納得しました。
しかし持参した夜、掛かってきた電話は私の常識を破る電話でした。
「あの計画、3時間も担当と話したのですが全然駄目です。
受け付けてくれません。この計画では返済完了までに
何年掛かるかわからないそうです。少なくとも今後10年で
返済が終らない計画でないと、本部は了承せず、且つ、
内の会社もそんな格付けのグループに入れられちゃうと云うのです。
最初に私の方が作った案でもまだ甘い見たいですね」
「本当にそんなことを銀行の担当者が云っているならば、
余りにも其の担当はずれて居ますよ。金融庁に直訴してもよい見たいですね。
社長、私が作った案でも、私はきつい、現実的でないと思って居るのです。
社長に自信があれば良いですが、そうででない限り自分の主張をもう
1度頑張りましょう。」
○
目の前さえ通ればよい社長は不満らしかったですが、結局は私の説得も
解ったみたいです。しかし、相手の顔を立てて相当数字は水増したらしいです。
私には見せませんでした。
変な電話でした。
「おかしいですよ。今日はチーフも一緒に居て、作り変えた計画書、
目を鳥栖か通さないうちにもう1度作り直しの要請です。
今の世相から見てこれでは達成度が怪しまれるし、本当にこの計画で
よいものならば返済をもっと増やされて、其の管理が大変です。
と云うのです。つまり最初の計画書すら甘いというのです。
いったい銀行は何を考えているのでしょうね。」
「そら御覧なさい。私の云う通りでしょう。これをもう1度検討しなしましょう。」
といったもののどうも腑に落ちません。
「それで、急に言い方が違った其の理由はないか説明があったの。
それともあなたが利き違いをしていたの。」
「いえ、私の聞き違いでは絶対にありません。
しかし相手も何で急に変わったか説明は有りません。私も聴きませんでした。」
もうリスケが認められればそんな煩いことどうでもよいではないかと云う口ぶりです。
突きかえされた経営改善報告、これは銀行の間違いだったみたいです。
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