かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

 ☆★自分でできる経営の再生と整理★☆

  

1通の通知書

2015-07-31 | 事例
「こんな物が届いたですが、放っておけばよいでしょう。」
保証協会からの通知書です。
元金と遅延損害金の残を明記し、「貴方の負担する求償権の2度目の時効期限が、年末まいります。
これについて話し合いたく、何時おいでください。」と、代表者名でなく保証人としての要求です。

今まで、当人は保証協会と言うと、他の債権者と違う。自分にはお友達と考えて、債権者の厳しさを感じて居なかったようです。
「代位弁済になった時、呼ばれました。払えるかと聞くから払えませんと答えると毎月1万円を払ってくれ、振り込み用紙は送ります。
 と言うから承諾してそれっきりです。それ以外、」返済を増やすなどの催促は1度もありません。
 また、何年か前、時効が切れるとかで呼ばれましたが、この時も1万円の続行で話は5分もかからず終わりました。
 どうやら、保証協会は私からは回収を諦めて居るみたいです。
 私はそろそろ、今払っている、1万円も止めようかと考えて居ます。」
当人の口癖でした。

だから保証協会から何か云って来ても相手にしなければ良いんだ。
強がりでなく心底思っていたらしいです。

「社長、それは間違っています。
 保証協会は社長から回収するための作戦は最初から決まっています。
 その証拠がこの通知書です。

 社長の自宅は無担保でこの町の真ん中にあります。
 どう転んでも保証協会の借金の3倍の価値はあります。
 今は担保でも何でもありませんが、保証協会はこの自宅を担保と考えてお居ます。
 だから担保割れをするまでは保証協会は債権保全が出来て居ます。
 もう10年近くたっていますから遅延損害金の方が高いでしょう。
 次の5年間で担保価値も割ってきます。だから今回、こうした呼び出しがあるのです。
 方々の保証協会の手口を見て居て、全部判ります。
 つまり、今回の話し合いはこの自宅がなくなる話です。」

「そんな事、保証協会から感じた事は今まで1度もありませんよ。貴方の勘繰り過ぎではないの。
 私には信じられないな。」
「そんな事を云って居ればこの家を失いますよ。
 この通知書がその皮切りです。今までこのような物を貰った事が無いでしょう。

 自宅は、今は担保ではありません。ですから話し合いの余地は十分にあります。今回訪問
 した時、元金の一括弁済すを持ち出しましょう。そして遅延損害金は 負けて貰う交渉を
 してください。結果少しは遅延損が追い金も払うようにありますが、この方が、社長は
 ぐんとハッピーです。
 ぜひそうしましょう。」 

社長はこの提案に乗らなかった。
今までの保証協会の態度から自宅に危惧を感じた事は無かったからです。

此方から先に切りだして、藪蛇になれば怖い。
むしろ今回は白紙で云って相手の云う事を十分に聞いて来ればよい。と言おう考えが捨てきれません。

自宅を担保要求があるでしょうが、担保にすれば結局はすべてを失います。
先に保証協会から自宅担保を切り出して、それならば一括弁済をしますと言っても
遅延損害金は此方が先に切りだすよりずうと多くなりますよ。

社長にはまだ十分に判って居ない様子です。

結果は半月後には判ります。




スマートフォン

2015-07-29 | 雑感
最近買って、その価値を掴めないのがスマートフォンだ。

メールもろくにやらない人間にはガラケーで十分であったが、世の中どうも全てがスマホ化していくみたい。
その証しに電車の中では乗客の8割までがスマホと にらめっこ して居る。
これ以上買わないと完全に時代に乗り損ねると追われるような気持で買った。

買う時に、ゲームはやらない。また無意味なメールもわざわざスマホでやる必要はない。
それと、音楽には利用しない。
それ以外で、何かスマホでなければならないものをすると決めて居た。
どんな世界が待っているだろうと期待していた。

買ってからが大変だった。
今は、どのメーカーのスマホも取扱説明書が付いていないらしい。
PCでダウンロードをせよと云う事だ。
そのため、電話やメールの扱い方さえ困る。
ダウンロードなんて手間のかかることができるかとメーカーに電話の攻勢をしたが、
これが繋がるまでが大変だ。結局何とかという会員になって直ぐ繋がるようにして、
遠隔装置もやって何とか覚えてきた。

でもそれだけだ。インターネットの扱いも覚えたと言っても、家に居る時は、
PC利用するし、外出時までインターネットを利用する事はまずない。

他の、PCでやっていた、ネットバンクの利用や馬券の購入など確かに出来るが、感激するほどのものではない。
逆に出先で、こんな細かい字を入力して大丈夫かと心配になる。
あえて言えば地図だけは便利かと期待している。

とにかく、世間の大勢の人がスマホ1台で結構楽しんでいる。
その醍醐味がどうしても私には、まだ掴めない。
何か人が楽しんで、自分は面白くもないからそれだけ損をしている気分だ。

いずれにせよ、その日を目指して毎日充電だけはしている。

老後の生き方

2015-07-27 | 雑感
「行動範囲が縮まった。」
嘆いている人。定年をさらに延長して昨年70歳で辞めた人だ。

辞めた時は元気があった。東京郊外から、横浜や千葉あたりまで足を延ばすことが多いと云う。
ウクレレの会に入ったり、麻雀クラブに入ったり、結構忙しいらしい。

一年経ってまた会った。
変わっている、あの精気が少なくなっている。洒落気はあっても顔の艶が無くなっている。

「あれほど付き合っていた横浜や千葉が最近とんと会わないんだ。
 此方がサボっているわけではない。相手が会うことを嫌がっているわけでもない。
 だけど、いつの間にか遠くなって居るんだ。
 行動範囲はぐんとせまくなって居るね。」

ぼやきは続く。
「行動範囲だけではないね。活動範囲が減ってきて居るんだ。」
趣味が多い人で、ヨサコイ踊りや、市を考える会など何でも入っていた人が、
自由になる時間が増えて、活動範囲が減ったそうだ。
自分で意識した辞めたのではない。むしろこれから頑張りたいと思っていたのが、
いつの間にか逆になっている。そのはっきりした理由も自分では判らないらしい。

「字便の実感だけれど、老後のために、急に趣味を増やしたり、そちらの方面で知己を増やす 全くない。
 今、仕事以外でやって居ることだけを大切にした方がはるかに良い。」

いろいろの生き方はあるが、この意見一番もっともと思う。
でもそうなれば毎日ゴロゴロしているだけになるだろうか。

売り損ねた切手。

2015-07-25 | 雑感
「切手の取引はすべてシート単位です。発行時期にかかわらず、額面の7掛けです。
 1枚単位の 切手は残念ながら買う事はしません。
 でも、全部で何千円という単位でお引き取りをします。」

アルバム5-6冊を何10万・何100万で引き取ったと謳いながら、現実は全然違う。
アルバムというからには、単位は1枚では無いか。

バブルのころの切手ブームより、ぐんと早い昭和40年代、切手と古銭に興味を持って収集した事がある。
自分の小遣いに中からのやりくりであったが、当時常勝の麻雀代を全部つぎ込んだ。
全体で2-300万と思う。

投機ではないから、1枚づつでよい、種類を集めたかった。
「月と雁」「観光地100選の24銭の日本平」など、1枚何万の切手を集めるのが、漸くの事
だった。

それに、近くに御郵便局長と親しくなってため、新しい品種は苦労せずに入ってくる。
これは、私が3-4年後に次の箇所に転勤になるまで続いた。

何のかんのでボストークアルバム3冊とその他ストックブックやシート帳が残った。本棚二つだ。

収集した物はそのまま本棚に並んでいる。見向きする者はいない。
最近、本棚の整理をした時に、売ることを決心した。
特に最近、高価買い入れの広告がネットで目に着く。

電話一本で即座に訪問。鑑定だけで終わっても出張料や査定量は一切いただきません、と云う。気が楽だ。
切手だけで100万だったら売ってしまおうと考えて、査定を頼んだ。

ところが相手の云う価格ならば10万円を一寸超えるだけだ。
こちらの安くても業者取引で100万の思惑と大違い。

年賀切手を1式集めても10万では出来ない。
月に雁や観光100選の24銭の日本平、など5枚も買うことはできない切手が何種類もある。
でも彼らの評価は0だ。
それより実際の投資額の70%が入るシートの方が価値がある。

断った。
怒りはしないが、非常に怪訝な顔をした。
持って居ても何の金額にもならない評価価値を、大事にして居るだけ。それより手放して、
たとい10万でもキャッシュを掴んだ方がよいではなきか。
それも一理あろうが断った。

他2軒ほど電話をしたが、突っ込めば、この業者とほとんど同じであった。

コインもあるが、これはよくて額面の買い入れと、切手とほぼ同じであった。

こうなれば切手もコインも投機の一種。
収集家が付けた、収集の目的での売買価格は当分発生しない気がする。
いや、1度こうなれば、もう純粋な収集による価格は付かないだろう。

一握りの買入屋が、一つの市場と趣味の一部門を壊したと思う。

それを時代の変化というのだろうか。


人に迷惑はかけて居ない

2015-07-22 | 雑感
よく、スーパーのレジで平気で、財布から小銭を選り分けながら払っている人がいる。それが時間が素早くではない。時間をかけてだ。女が多いと思っていたら男にも結構多い。
そのためにレジが進まず、長い列ができる
当人は正確に、人に面倒をかけず支払いを済ませた。
そのために時間がかかり待つ人をイライラさせた事など、少しも考えていない。

狭いエレベーター。車椅子が乗ればその他は3人が限度。そんなエレベータだから車椅子も
急いで乗らないとドアが閉まる。
たまに若い者が乗ればうまくボタンを操って呉れる。
しかし老人は別だ。エレベーターは操作などせず、自分が乗れば自然に動き、降りる階で自然に止まると思っている。
「ボタンを押さえて居て」と声をかけても、他の人の事と割り切って自分は知らん顔。
そして止まれば先の車椅子などを、掻き分けて真っ先に降りる。
自分が最初に乗る時など、ゆっくり乗るから、2番が乗らないうちにドアが閉まる。
それでも平気。一人で乗って、後の順番を待たせて平然としている。
声をかけても他に人が居おれば知らん顔の人。女が多いと思っていたが、女だけではない。男の老人にも多い。

特に御老体のご婦人に多い。足が悪く、動いているエスカレーターに乗り降りは多仕事だ。
降りる時は一番大変だ。急行列車から飛び降りる気持と同じだろう。
それがため、降りると直ぐにその場で思わず立ち止まる。エスカレーターの降り口だ。
後から後から人がおりる。その要の場所だ。
さあ。後から降りる人は大変だ。降りて第1歩目に老女が休んでいる。ぶっつかって転ばしたなどあれば、大変なことだ。人と人とがぶっつかりあって、小さなパニックが起こる。

この要点で立ち止まる行為。
スーパーの入り口で二人で話し合っている老女。
ATMを利用した後、混んで居るのに自分はその前で何やらバッグの整理をしているらしい。

人に後ろ指を刺されない事は心掛けないとならない。でも自分は意識せず真っ先に破って居る。
自分自身はどうだろうか。

7月21日(火)のつぶやき

2015-07-22 | 雑感

サポート

2015-07-21 | 雑感
USBメモリーもDVDも使った事がない、無知な奴だが、コンピューター再セットアップに取り組んだ。今まで、取り込んだソフトも結構ある。知らない事ばかりだから、メーカに電話の攻勢だった。

今のサポートは販売店より直接メーカーがやっている。そのためにどこも親切だ。そして上手にリードして目的を達成させてくれる。
では大満足かと言うとそうでもない。いろいろ不満点も多かった。

まず、電話番号を探すのが第一の苦労。メールはどこも直ぐ、使えるがメールは不可だ。
ホームページなどに、先ずこの電話番号は載って居ない。最初に、製品を購入した時に、用紙のどこかに乗って居るくらいだ。
特にウィールスメーカーには苦労した。
メールの連絡はどこも細かく書いて居るが、電話はない。
それにメールでやりとりをして、こちらの希望を満たして呉れた処はなかった。

漸く探し当てた電話。担当者に繋がるまでがまた大変だ。その間、何回もいらぬ事を入力させられて、嫌になる。
でも電話代はほとんど相手持ちだ。これが助かる。

ところがある はがきソフト のメーカー。繋がったはよいがこちらの質問はサービス期間の
時間切れ。そのせいか、一言も答えなかった。
受話口の相手は「専門の者に有料ですが変わります。」と言うだけ。
取説に一言も説明ない重要事項。メーカーの態度を疑った。

しかし、一旦担当者に回ると、どこの担当も親切だ。
でも、これだけ担当の実力によって違う事もない。出来なくて逆にマイナスになる事項を教える人もいる。2時間かかって出来ず、翌日、他の担当が出て5分もかからなく完全に教えてかつ最後まで見て呉れた。良い担当は良いが、たまに会う、出来ない担当に出会うと困るどころか不幸になる。
ひどいところで、契約内容を勝手に変えた人が居た。すぐにサポートに影響のある契約だから次回に時に判った。
こんな事は逆にマイナスになる。

今は、サポートのやり方は、全業種同じ様なやり方だ。
同じように動いているだろうが、結果にはずいぶん差がある。

われわれの仕事もこれと全く同じだ。
相談の受取から、終わりまで、私が感じたような負の事は感じさせてはならない事だ。

再セットアップは完全復旧まで結構時間がかかったが、今は満足に動いている。