かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

 ☆★自分でできる経営の再生と整理★☆

  

オグチ経営研究所から年末年始のお知らせ

2012-12-31 | 無料相談のご案内
いつもオグチ経営研究所のブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。

今年も残り少なくなりました。
先の総選挙で政権も変わり安倍総理大臣は、2%のインフレターゲットを設定する
政策を打ち出しました。安倍氏の経済政策(アベノミクス)への期待感などから、
急速な円安・株高が進行しています。しかし、中小零細企業には、まだまだ遠い話です。
中小零細企業の経営者の関心事は、中小企業金融円滑化法だと思われます。
麻生太郎副総理兼財務・金融相は、来年3月末に期限が切れる中小企業の債務返済を
猶予する中小企業金融円滑化法について「再延長するつもりはない」との立場を改めて
強調していますので、対象の企業の経営者は、不安な日々を過ごされていると思います。
この正月休みを利用して金融機関から宿題を出されている企業の割合も増えました。
勇気を持ってことにあたれば、自ずと道は開けますので、冷静に行動してください。

年末・年明けで、手形決済・資金繰り・経営に迷いが生じたら先ずは、
ご連絡ください。早いほど、選択の幅が広がります。

2013年も皆様にご愛顧頂けるよう
更なる努力を致しますので、よろしくお願いいたします。

寒さも厳しくなってきますが、皆様お体にお気をつけて、
よい新年をお迎えください。


ブログをご覧頂いている方限定で、「無料電話相談」を開始致しました。

経営危機に直面している、または危機を迎えようとしている
経営者の皆様、債務全般でお困りの方、どんな些細なことでも
お気軽にお問い合わせ下さい。

お問い合わせは、
042-483-3604(10時~17時)
年末年始もも休まず営業いたします


※電話番号は、お間違いの無いようおかけ下さい。


http://oguchi-keiei.com/postmail/postmail.html ← お問い合わせは、こちらから

電話・FAXでのお問い合わせは、
042-483-3604(10時~17時)
※電話番号は、お間違いの無いようおかけ下さい。

日記@BlogRanking
↑宜しければ、クリックして下さい


↑こちらのランキングもお願いします

にほんブログ村 経営ブログ コンサルタント・コーチへ
↑こちらのランキングもクリックお願いします



12月30日(日)のつぶやき

2012-12-31 | 事例

最終に会ったのが、2軒とも10月、「年末には吉と出るか凶と出るかわかるだろう。努力と幸運を信じて」と遣るべきことを確認して、別れたところ。凶と予想して居たのに、2軒とも絶対助かる。イヤ来年は飛躍の年になる。努力も有るが、運の要素も大きい。それにしても2軒重なるとは嬉しいね。


中小企業でも本当の技術力か素人でもわかる。こんな事が日本で出来て居なかったのか、と云う事を見事に解決している。世間に知られれば必ず売れる。其れが信念だった。倒産の刃の上を1年間。ひょんなことで県の目に留まり、国費でタイの展示会に出したのが運の着き始め。確かに運はある。



12月29日(土)のつぶやき

2012-12-30 | 事例

3つの質問を示し、「之を明らかにしておいて下さい。年末までには必ずお伺いします。」と云った国税が見えなかった。此方も何も云わずに、「之幸い」とそうっとして居る。此方に解決できない問題も含まれている。願わくば永久に来ないで欲しい。


副支店長が来て、之を8日までに提出願います。と置いていきました。」要は正月休みを返上して作成をと云うことだろう。遠距離だからメールを主体として作ろうと決める。小一日はかかる。今年はまだ之一つ、昨年に方が多かった。厳しいといっても経営改善計画の建て直しは減ったのかな。



保証協会の地位

2012-12-29 | 事例
暮れも迫ってきた11月、銀行との条件の更新です。
今までは金融円滑化法の基で金利だけで御願いして居ます。
もう法は切れると云うもののまだ4ヶ月と少し残って居ます。
今から駆け込みで、更に1年間、是非金利だけで更新したいと思って居ます。

地銀と信金、2行有りますが、両方とも銀行に異存は有りません。簡単に認めてくれました。
「よかった。ただし保証料だけは前払いだから少し必用だな。」
社長はそう思って居たのですが、殆ど同時に地銀と信金に呼ばれました。
両方とも延長は出来ないと云う事です。

両者の理由は同じでした。
ともに全額、保証協会の保証付です。其の保証協会がNOと云ったらしいです。
両銀行は保証協会の受け売り。保証協会がNOならば当行もNOと云うわけです。

理由は「今回で3回目になるが、その間、何も向上して居ない。減額をしても経営改善の効果は全然期待
できない。」と云う事。政治が悪いなんて口が裂けても云えません。

結局は改善計画を見直しし、6ヶ月の猶予で何とか認められました。
次回は5月。円滑化法は終って居ます。どうなるでしょうか。

銀行が良いといって決めたのに保証協会が反対して壊れると云う例は、私にとっては初めてと云って
よいくらいです。
どうやら中小企業と銀行とのやり取りは、企業と保証協会に変りつつあるような気がしてならないのです
銀行の発言力が下がって居るか、遠慮して居る事を感じます。

企業の融資に、プロパー融資は今や殆ど有りません。全額保証協会付となってきました。
1期間あった、融資の中に必ずプロパー融資も含むと云う遣り方は完全失敗でした。
銀行は保証協会との窓口だけになって来ました。
今までは銀行が全てを保証協会と交渉し、借手はその云う事を聞いて居ましたが、最近は
交渉が必要の時は、借手と保証協会を直接交渉させて、銀行はその結果に従うなどの方法も
多く見受けられます。
銀行の発言力が低下して居るのでしょう。

「今後融資の何割かはプロパー融資含む事」と、通達や指導で決めても、効果は無いと思います。
又法や政令等で強制にすれば、中小企業の融資は全然ストップになるでしょう。

こうして見れば、今後中小企業の融資、イヤ資金繰りまでも、全て保証協会が握っているのと同じです。
保証協会は強くなる一方でしょう。

之が、不幸にして代位弁済になった時は、もっと顕著に現れます。
代位弁済をするのだから、銀行債務は有りません。保証協会一本の不良債権です。
担保の持合など、今までは圧倒的に銀行優先でしたが、今後は保証協会一本になるでしょう。

問題は其の不良債権の回収です。
いまや普通のサービサーより、保証協会サービサーの方がはるかにひどい回収振りを発揮して居ます。
代位弁済になったばかりの1年間は債務者の事を考慮した支払いで話し合いは付きますが次第にきつくなります。
時効防止をかねて必ず訴訟を起すのも保証協会だけです。

一旦決めた返済額を何回も上げようと交渉に来たり、その間に不動産が見つかって、
仮差から訴訟までなった人も何人も見て居ます。

其の上、代位弁済額が少しでも残っていれば、生涯どころか息子の代まで保証しない為に、銀行取引も
出来ません。
たまに残金を清算しようとする場合は、社会一般は殆ど請求しない遅延損害金を、背一杯回収しようと
あくどい事をして居ります。

いまや中小企業の資金は、発生から終着まで全て保証協会に握られ、其の意思の中で動くような体質に
なって居ると云っても過言では無いと思います。
しかも貸し倒れの何割かは税金から出る保険で賄われます。
銀行は絶対にリスクのなく、貸して居れば金利だけは間違いなく入ると云う仕組みです。

かってビジネスローンで大銀行は多額の損を発生ました。
この損は忘れられずプロパー融資は当分は戻らないでしょう。

中小企業の金融、一手独占の保証協会。政府銀行と同じです。
癪に障るけれど之なくして中小企業は生きていかれません。
これからは、如何に此処を利用するか徹底的に其の仕組みを知る事と思います。



之と中小企業再生と云う言葉がにわかに日の目を見る様になって来ました。
11月の金融相談話の影響も有ると思います。
しかし現実にはこれほど中小企業主を無視したものはないと思います。
保証協会の独占と再生支援の二つが今年度の注意する問題でしょう。
この再生の事は又別個に触れます。


http://oguchi-keiei.com/postmail/postmail.html ← お問い合わせは、こちらから


日記@BlogRanking
↑宜しければ、クリックして下さい


↑こちらのランキングもお願い致します

にほんブログ村 経営ブログ コンサルタント・コーチへ
↑こちらのランキングもクリックお願い致します




12月28日(金)のつぶやき

2012-12-29 | 事例

この2日間、電話が多かった。相談続行中の人から、大きな問題ではなく一寸した質問ばかり。聞けば1月早々銀行に呼ばれていると云う。書き換えの件ばかりではなく、金利も満足に払って無いと所も多彩だ。今までこんな事は日常絶えず起こっていて年末に重なる事はなかった。私の気のせいか。、


「債務名義を取りました。来年になったら差押で回収します。」「其れは良いが一体何を差押するの?」「裁判所で遣ってくれるのではないですか。」「イヤ、何を差押えるかは此方で決めなければ駄目。執行は裁判所。」こんな会話が多い。裁判がポピラーになったが、裁判だけでは回収は無理だ。



12月27日(木)のつぶやき

2012-12-28 | 事例

会社再生と云う言葉ほど曖昧な使われ方はない。会社はなくなって事業が続けばよいのか。会社を全くの別会社にして、旧経営陣を追い出して会社の再生なんて平気で云って居る。再生を指導する者の勝手な言い分だ。之は会社の再生ではなく、倒産しそうの会社の乗っ取りだ。


民事再生法の謳い文句は「旧経営者は続けられます。」だった。其れが今ではどうだ。経営者は徹底的に個人資産を取られ、会社は他の関係なき者が継いで、本人は破産をさせられ、何処かに放り出されている。経営者にとっては破産の方がずうっとましだ。中小企業は会社より、人を優先して考えたい。

2 件 リツイートされました


12月26日(水)のつぶやき

2012-12-27 | 事例

11月、金融相の談話は円滑化法の期限が終っても方針は今までと変らない。それに再生支援機構を充実すると云う事だった。保証協会付ならば不良債権にならず、今までとなんら変らないが、問題は保証協会だ。リスクを一手に追う事になる。書き換えに保証協会がNOと云う。そんな例が出始めた。


中小企業再生支援機構の利用が急に銀行から出始めた。4-5年前までは、ここは困っている企業を監査の費用がべらぼうだった。最近は知らないが、銀行が騒ぐから頼むと反応が遅い。暫く返事がない。電話一本だけでも直ぐに動いて欲しいが、其れは夢。果たして中に溶け込んだ再生が出来るのか。



12月25日(火)のつぶやき

2012-12-26 | 事例

平成16年に相談した人から突然の連絡。「今まで何処にも払ってない。此処1ケ月の間に突然2軒から請求。訴訟するそうだ。」時効ではないかと思い色々聞いたが記録的な事は一切答えることが出来ない。書簡の整理なども出来て居ない。こんな人多い。破産しかないか。


800万の担保は、土地は使用貸借、家は建蔽率・容積違反の不動産だ。3年前、メガ銀は担保にならないと云ったから、その間に保全策を取ろうとしたが、当人は競売になれば買い戻すと強気の放置。2年後に返済が順調でなくなり担保になった。途端に強気は吹っ飛び、愚痴ばかり。こんな人多いな。



12月24日(月)のつぶやき

2012-12-25 | 事例

中塚金融相の円滑化法の11月の談話、「法は終っても銀行は出来るだけ企業の相談に乗れ、金融庁は今後再生問題に力を入れる。」自民党になっても、大筋は変らないだろう。しかし再生と云っても融資の枠が広がるのではなく、リスケも銀行任せ。今より窮屈。どうやって資金を続かせるのだろうか。

1 件 リツイートされました

選挙の格差が騒がれて、裁判で格好つけても、結局はそのままになるだろう。それ以上に、今の日本ではお金に関する格差が広がっている気がする。貧富・収入・身分などだ。2-3割の上の部と、以下との格差は開き放し。そして焦点は上位のところしかあたらない。米国や中近東に近くなっていく。



連れ合いの力

2012-12-24 | 事例
軽食喫茶で失敗し、サラ金数社に手を出してしまいました。
「この会社を精算し今後はハウスクリーニングの仕事をやりたい。」
相談に見えた夫婦が居ます。
ハウスクリーニングは資金が少なくて済みます。
自己破産を薦めましたが、面談しながら気になった事があります。
ご主人は普通の身なりでしたが、奥さんはブランド物で固まっているのです。
服装も素人目にも良い物と解ります。
「此れでハウスクリーニングが出来るかな」と云うのがその時の感想でした。
しかし杞憂でした。
この夫婦の息はぴったり合っていました。
借金の言い訳、弁護士との交渉、それて何より大切な新規の仕事の開拓です。
少しお調子者ですが奥さんが仕事を見つけて来ます。
いままでも対外的の仕事を全て受け持っていたために、特に身なりには気をつけていたようです。
主人は其れをこなして居ります。
半年経たない内に、ハウスクリーニングの仕事は完全に起動に乗りました。
夫婦の気持ちが何時もぴったりだったからです。
自己破産は弁護士がまだ申請しておりません。
しかし夫婦と会社の破産を100万円で請け負っています。債権者からの電話は
全て引き受けてくれています。
次に会った時、奥さんの身なりは以前と同じでしたが、手から赤いマニキュアが消え、
若干荒れているのが印象に残っています。


「妻と別れます。今後もこの人に全てを打ち明け、相談しながらやっていきます。」
会社の整理と今後を相談していた時です。
社長が女子事務員を立てながら言ったとき、私は腹の中で舌打ちをしました。
「良い年をしてー。こんなことだからこうなるんだ。」
此れも杞憂でした。
社長は債権者に内緒で無担保の家を持っています。
此れを奥さんに与え綺麗に別れました。
奥さんは会社の事や社長の健康などお構いなく、出歩いている人だったのです。
それから事務員と二人で、今までより一層の奮闘が始まっています。
事務員は債務保証までして居ます。
されに、社長は心臓が少し悪いです。
二人ともブラックリストに載ったために、マンションすら自由に借りれません。
そんな中で相手を思いやりながらが頑張っていました。
債務は全て和解が出来ました。
今では、新しく作った会社が以前より大きな会社に育っています。
社長は相変わらず持病持ち、そばに新しい奥さんが、ぴたりと付いています。

「女房が1000万もって逃げた。」深夜12時の電話です。
「捕まえれば良いではないか。」
「其れが捕まらないんだ。」
会社整理の時は、その整理費用やその後の生活費のために、1000万くらい持って居たい。
と、聞いて居たものですから、まだ融資が借りれた頃、1000万を抜いて、ずうっと自宅の押入れに隠して
置いたそうです。
3日間の無断外泊後、帰宅すると女房が見えず、1000万も消えて居たと云うのです。
勿論1000万の事は女房にも黙っていました。
「奥さんが捕まらないって、実家に戻っているだろうや。直ぐに実家に連絡とって見たら。」
「其れが実家がわからないんだ。」
「そんな馬鹿な。」
聞いてみると、奥さんとはとっくに別居していたらしいです。彼が云わなかっただけです。
飲み屋で知り合った中国娘。何時の間にか家に寝泊りをしていました。
「私立派な奥さんになる。」と云われて有頂天です。
其れがこの有様。中国の実家の事は住所すら知りません。ただ電話番号は教えて貰って居ます。
その女は、次の日、電話で捕まりました。
しかし、1000万のことなど全然知らないの1点張りです。
「貴方が黙って2日も帰って来ないから、私寂しくて故郷に戻って来たの。暫く居て、又帰ります。」
軽くあしらわれるだけです。
飛んで行きたいが、四川省としか解りません。
途端に業績は下がり始めました。
これから間もなく、街金まで手を出した彼は、ベトナムに逃げています。
従業員には一言も断らず、机の上は相変わらず、散らかっていました。

「余分な心配をかけたくない。この事は妻には内緒にしておきます。」
零細企業の社長で、整理の時にこう言う人は多いです。
そして内緒にするために電話や手紙の受取に非常な努力をして居ます。
最も打ち明ける人、最も頼れる人、最も勇気を与えてくれる人、この人が、最も力になってくれるどころか、
このために余分な労力を費やしています。
ましや会社整理と云うような微妙な仕事がうまくいく筈がありません。

しかしお互いに信じ、愛される人が居る場合は必ず何とかなった居ます。
その人が奥さんである事を祈って居ます。


http://oguchi-keiei.com/postmail/postmail.html ← お問い合わせは、こちらから


日記@BlogRanking
↑宜しければ、クリックして下さい


↑こちらのランキングもお願い致します

にほんブログ村 経営ブログ コンサルタント・コーチへ
↑こちらのランキングもクリックお願い致します