連休最終日。今日も、中学生の学習のみで、小学生の学習はお休み。少し時間的に余裕があるので、久々に池の中をじっくりと観察してみました。
まずは目立ったのがメダカたちの多さ。生まれたばかりの小さなものから、大きな立派なメダカまで、あちこちに分散して泳いでいます。
そんな彼らをしばらく観察していると、どうも怪しい関係にあるメダカを2組見つけました。2匹ぴったりと上下に分かれて泳いでいるのです。他のメダカが寄って来ると、おそらくオスだと思われる一匹が、その新しいメダカとメスだと思われるメダカの間に入って、他を寄せ付けないようにします。その際、後ろ泳ぎもしたりしました。
この2匹もうすぐたまごを生むのではないかと、その様子をさらに観察していると、スウーと、はすの葉の下の暗闇に隠れてしまいました。おそらく、たまごが産み付けられ、そしてオスによる受精が行われたのではないかと思われます。まるでテレビドラマを見ているようでした。(ただ、本当のメダカの産卵なのかどうかはわかりませんが・・・)
というメダカの話とは変って、今度はヤゴの話です。池の中で下のような格好をしたヤゴを見つけました。お尻をつんと水面から外に出しています。おそらく何らかの理由で呼吸でもしているのかなと思います。脱皮したばかりなのか、淡い緑がかった色をしていました。
別のところにも、もう一匹いたので、お玉ですくってみました。こちらも脱皮をしたばかりのようです。脱捨てた殻と一緒にお玉にゲットしました。
抜け殻のほうの大きさを測ってみると約4cmありました。まだ羽化には早いので、5cmくらいには成長するのではないかと思われます。いつも見ていた、シオカラトンボのヤゴと違って細長くスマートなので、ヤンマの仲間のものではないかと思われます。
何年か前(7年くらい)に、子どもたちと、泊り込みでオニヤンマの羽化を観察したことがありました。今年もひょっとしたら、それが行えるかもしれません。子どもたちが目を輝かせながら、夜中の2時頃まで観察していたことを覚えています。