先日、学舎の池の中に「ヤンマ」の仲間のヤゴがいることを報告いたしましたが、そのヤゴの脱皮した殻が池の中にたくさん見付かりました。子どもたちに、興味を持ってもらおうと、こんなのが池の中にいるよと、3つほど脱皮した殻を小さな容器の中に入れて玄関に展示していました。
そして、一週間くらいたったので、それらを池に戻そうとしたところ、小さな虫が容器の中で、うようよしているのを中学生が見つけました。
翌日、それらを観察してみることにしました。幸い、8年前くらいに友人からいただいた、「intel Play Qx3」という、パソコンで見られる顕微鏡が合ったので、それで確認してみることにしました。焦点合わせが難しく、激しく動き回る生き物を追うのは結構大変でしたが、どうやらおなじみのミジンコ他、全部で3種類いることがわかりました。
これがインテルの顕微鏡です。遊び心いっぱいの愉しい、そして、優れものの、おもちゃです。
そして、“おかさん”だけ楽しんでいてはいけないので、みんなで見てみました。
60倍のレンズで覗くと、こんな微生物がうようよと動き回っているのが見付かりました。よく知られている「ミジンコ」の倍くらいの大きさです。
ミクロの世界を垣間見た子どもたちは、このあと、興奮冷めやらない様子で、しぶしぶ座学に戻りました。
2つ見える楕円の形をしたのが、激しく動き回っていました。
オレンジ色がかったミジンコも写っているはずなのですが、はっきり見えません。