一昨日の日曜日に、千葉市で開かれた塾関係者を集めたセミナーに参加してきました。
その中で、夏期講習前と後との2ヶ月くらいの間に、ほぼ全員の生徒の偏差値が5近く上がったという教材の説明が強く印象に残りました。
「そんな馬鹿な!」、「そんなに簡単に上がるなら、塾も生徒も苦労しない!」と思いました。
しかし、気になったのでその後もう少しこの教材について詳しく調べてみました。
すると、「ひょっとしたらこの話は本当ではないかな?」と思わされるようになりました。
10年以上も費やして作られた教材だそうですが、塾運営している人や生徒たちが抱えているいろいろな悩みを一つ一つ丁寧に解消するための仕掛けがたくさん盛り込まれているようなのです。
「国語」を除いた4教科で、薄いテキストが全部で約100冊。これを使って、生徒達に自学自習をさせるというものなのですが・・・・。
このテキストはとことん、使う生徒の「使いやすさ」と、やった後の「達成感」、さらには「成績アップ効果」を重視しているのです。
一冊が薄いのでとりあえずやってみる気になる。
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使い方が非常にシンプル。誰でもできる。
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繰り返し行なうことで、やった後その単元について、すぐに効果が出る。
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その結果、生徒が進んで学習に臨むようになる。
というもののようです。
「学問に王道なし」とはよく言ったのもです。生徒は結果的に学習時間が大幅に増えるので、決して楽ではないのです。でも、目的である「成績向上」という果実が確実に手に入るというのですから、必死に勉強するようです。
ただ、導入時の初期費用が最低40万円、一般的には60万近くかかるというので、大いに迷っています。
いつも、うまく機能しないシャープペンをカチャカチャやっている生徒達に、「道具は選ばなきゃ駄目だよ!」、「道具に使われていたんじゃもったいないし、本末転倒だから!」といっています。
ですので、今回の学習ノウハウが良品なのか、それともまがい物なのか、とりあえずテキスト一式を今日発注しました。その内容を見て、最終的に判断していこうと思います。