「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

オオスズメバチとリンゴの木再生

2012-06-13 10:39:39 | Weblog

3日間にわたって飯能でのムササビ探索に関して書きましたが、ここでは昨日今日の流山での話しを書きます。

 

最初は昨日・今日と出会った「オオスズメバチ」について。

 

昨日久々に森の中にある、樹液をたくさん出す例の木を観察しに行きました。

すると何やら黄色い物体が木に群がっていました。

一匹だけ大きく、他はそれに比べると小型でした。

 

そこで今朝はカメラを持って出かけ、その写真を撮ってきました。

最初望遠で撮っていたのですが、手振れがひどくうまく撮れないので、意を決して近づいて撮りました。

(1mくらい離れ望遠で撮りました。)

(近づいて撮りました。残念ながら今日は女王様には出会えませんでした。)

 

家に帰って図鑑で調べてみると、どうやら「オオスズメバチ」であるらしいことがわかりました。

刺されるとかなりの危険性があるとのことでした。

幸い白っぽい服装であったのと、刺激しないようそっと撮ったので、何も危害を加えてきませんでした。

 

今後万が一に備え、「ポイズンリムーバー(蜂などに刺された時に毒を吸い出す器具)」を持参した方が良いかもしれません。

ただ、今回もそうでしたが、ある程度の知識を持って相手を刺激し過ぎなければ大丈夫だとも思います。

 

もう一つは、我が家のリンゴの木の話です。

 

二十数年前に植えたリンゴの木が完全に枯れてしまい、去年は一つも葉をつけませんでした。

そこで、今年の5月末に幹を切り倒してしまいました。

そして、跡形もなくするべく、根の部分を抜こうとしました。

しかし、20年以上の歳月をかけて延びた根は思いのほか頑丈で、取りきれなかったのでそのままにしておきました。

 

(切り倒したまでは良かったのですが・・・。↑)

 

すると、根の近くから青々とした葉っぱが生えてきました。

完全に生気をなくしてしまったものと思っていた木から新しい芽がしっかり伸びてきたのです。

上部を切り取られた事が刺激となって生えてきたのだろうと思います。

木の生命力にびっくりさせられる事件でした。

 

本当に数日でこんなにも立派に育ちました。

ひょっとしたらまた大きなリンゴの木が楽しめるかもしれません。

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ムササビ探訪の旅その三(ムササビの出現を待つこと1時間半。)

2012-06-13 10:39:21 | Weblog

昨日に引き続き、ムササビを追いかけての旅です。

 

湿地帯からすぐそばにある「中央公園」に行くと立派な観光地図がありました。

そこで確認すると、河原はすぐそばです。

 

地図で教えられた道を行くと、5分くらいで河原に出ることができました。

本当に近いのにはびっくりです。

 

名栗川と呼ばれる川は幅広く、水量もしっかりしていて、河原は絶好の水遊び場となっていました。

遠くに見える「あの土管をくぐったら面白いだろうな!」と思ったりしながら、その脇を通り過ぎました。

が、しかし・・・・。

難点は10代後半から20代前半くらいの若者達が、あっちでもこっちでも、馬鹿騒ぎをしていることです。

こんな人たちと子ども達を接触させたくないなと思いました。

 

そんなことを考えながら、諏訪神社を通ってムササビの巣があると思われる木のところに戻りました。

まだ6時前で明るかったのですが、ひょっとしたらムササビが顔を出すかもしれないと、30分くらいその穴を覗いていました。

 

そして、巣穴覗きに飽きてきたので(首が疲れたので)、再び天覧山に登りました。

一回目とは別のルートで登りましたが、かかった時間は20分程度でした。

そして下山し、再度ムササビの出現をただひたすらに待つことにしました。

 

6時25分頃から7時35分過ぎまでずっと待ちました。

けれども、ムササビの気配は全くありません。

当初は見えていた穴も暗くなって全く見えなくなりました。

小雨も降りだしました。

 

8時まで待って駄目なら帰ろうと心に決めたところ、黒い影が、見ていた杉の木の上のほうに飛んできました。

「天覧山」の方から飛んできました。

 

ドクドク、ドキドキ。

 

しばらく目を凝らしていましたが、その後動く様子がありません。

そして、飛んできて7分後くらいに、鳴き声をあげました。

何と表現してよいやら、表現に苦しむ声でした。あまり大きな声ではありませんでした。

 

仕方がないので、いよいよ赤いセロハンテープで覆った懐中電灯の登場です。

 

下からあちこちを照らしますが、その姿は確認できませんでした。

その後もしばらく、その場で観察を続けましたが埒が明きそうもないので帰途に着きました。

 

ま、とにかく、「ムササビ」が居ることはわかりました。

ホタルの方は居るかどうかは確認できていませんが、居ることはほぼ間違いありません。

欲張れば「ホタル観察」も「ムササビ観察」、そして「川遊び」も楽しめてしまいそうです。

どのような形で子ども達と訪れようか、これからしばらく迷いそうです。

 

 

そんな訳で、“おかさん”の足で「18138歩のムササビ探索の旅」に、文句一つ言わず付き合ってくれた奥さんに感謝しながら、列車の中で祝杯を挙げて帰りました。

 

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