「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

カルメ焼き全員成功!

2013-03-24 19:14:45 | Weblog

3月24日、日曜日の今日は学舎の月一回のイベントの日でした。

旅行に出かけたこと、昨日は「まつど あそぼうよ」の日であったこと、明日からは「春期講習」で準備が大変なこと、

から今月はイベントを中止しようかとも思ったのですが、ずっと続けてきた記録を途絶えさせてしまうのももったいないと思い、

準備が割と簡単な「カルメ焼きつくり」を行なうことにしました。

 

今回は7人が、一人一個ないし二個ずつカルメ焼きを焼いてくれました。

 

まずは材料となるお砂糖の計量からです。↓

次は重曹と卵の白身とで「重曹卵」を作りました。↓

前準備が整ったらさっそくカルメ焼きつくりです。

その最初はお玉の中に入れたお砂糖と水を128度になるまで煮こんでいきます。↓

128度まで熱せられたら、それを乾いたふきんの上で30秒くらい冷まします。

そして、少し冷めたら、先程作っておいた重曹卵を割り箸の先につけかき混ぜます。↓

出来るだけ速くかき混ぜます。↑

この作業がカルメ焼きの成否を分かちます。

割と長い間かき混ぜ続けるので、とても大変です。

疲れたと思ってもなかなか“おかさん”からの「よし!」という声がかかりません。 

 

ある程度の時間かき混ぜて、液が硬くなりかけたらかき混ぜ棒をスッと抜きます。

このタイミングが早すぎても遅すぎてもいけません。

なので“おかさん”も真剣です。

今回は1回だけ2秒ほど長すぎたかな?と思われるものがありました。

逆に一回だけ1秒くらい短すぎるかなというときもありました。

 

割り箸を抜くと、急にふくらみ始めます。↓

これが出来上がった「カルメ焼き」の一つです。

 

お陰さまで、ものすごい失敗作は一つもなく出来上がりました。

後で聞いてみると、自分のはもちろん、他の人のもうまく行くかどうか“はらはらドキドキ”で、愉しかったとのことでした。

よかった!

 

ただ、参加者が4人くらいかと想定して作ったスケジュールは7人のため大幅に長引き、ちょうど1時間延長となってしまいました。

みなさん本当にご苦労様でした。

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一気に春が。植物も鳥たちも大きく変わりました。

2013-03-24 18:58:15 | Weblog

イタリアから帰ってみると日本にはいつの間にか春が訪れていました。

 

帰ってきた翌日(21日)の朝の散歩では、いろいろな花を見つけることが出来ました。

川辺ではダイコンソウが。

タンポポも。

ツクシもたくさん伸びていました。

 

ホトケノザも群れて咲いていると蓮華畑のようできれいでした。

 

このように、花はずいぶん見られたのですが、逆にウグイスやメジロなどの鳥はいつもの所からは姿を消してしまっていました。

温かくなったので少し山のほうに移動してしまったのでしょうか。

 

学び舎の庭でもその名のとおり、春を告げる花が咲いていました。「椿」の花です。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

3月22日の朝は、いつもの森でヤマガラの群れに出会いました。

まだあそこでは見たことのない種類の鳥でした。

当てずっぽうに何回かシャッターを切ったところ、こんな写真が撮れました。

真下からなのでその全体はよくわかりません。

 

横からはかろうじてこんな姿が確認できました。

 

日本を離れていたのは10日くらい。

この10日は「旬」という季節の単位と一致します。

なので植物や鳥達の様子が大きく変わっていても不思議はありません。

これからも季節の移り変わりを愉しみながらウォッチして行きたいと思います。

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イタリアクイズの答え(2) ジプシーの・・・は?

2013-03-24 16:28:00 | Weblog

⑧ジプシーと呼ばれている女性達の多くは、やむ終えずスリ、かっぱらいを行なっています。

 

 イタリアにはアフリカ大陸からと思われる移民がたくさんいました。

 そういう人たちが職に就こうとしても、イタリアの新規大学卒業生ですら45%しかまともな就職ができないという現状の中、就けるはずがありません。

 かといって、本国に帰ればよいかというとそうではありません。

 そんな中であっても、とにかく飯を食って生きていかなければなりません。

 

 仕方なく、彼ら彼女らはいろいろなことをして生活しています。

 街中で見かける多くの黒人の方たちは、雨が降れば傘売り、晴れればサングラス売りをしていました。

 もちろん一般で売っているものよりも値段が高めです。

 他にも、信号待ちしている車に新聞を売っている人、同じく信号待ちの間に見事なジャグリングを披露し、止まっていた車からの支援を要求する人。

 下の写真のようにミサンガというものを通りかかった観光客の腕に無理やり巻きつけて10ユーロくらい請求する、バラの花を押し付けて同じく請求。

 物乞いする人もたくさんいました。中には、地下鉄の電車の中で物乞いする人もいました。

   

 

 本当にいろいろな人がいました。

 ただ幸いなのは、アメリカのような、人に危害を加えるような犯罪者はほとんどないとのことです。

 

 その中で観光客目当てのジプシーと呼ばれる女性達は赤ちゃんを抱いて観光客にぶつかり金品をすったり、駅の自動販売機のおつりを横からかっぱらったりします。

 実は、最終日ミラノで地下鉄に乗る際、そんなジプシーに遭遇してしまいました。

 

 いくつもある自動販売機の主要なところには彼女らがたむろしているのが見えました。

 仕方がないので、彼女らのいない自動販売機で切符を買いました。

 しかし、この自動販売機、とても動作がのろまです。

 2枚の切符が出てくるのにはかなりの時間がかかります。

 ましてやその後のおつりの出てくるまでにも時間がかかります。

 その待っている間に彼女らの内の一人に近くに寄ってこられてしまいました。

 片言の英語で切符がどうのうこうのうと話しかけてきました。

 そして、おつりが出るや否や彼女の手が自動販売機に伸びおつり2ユーロは見事に取られてしまいました。

 「サンキュウー!」と笑顔を残し彼女は立ち去りました。

 聞くところによると、ツアーの他の同行者も何人かも同じ手口に引っかかったそうです。

 「サンキュー!」と明るい挨拶をされ、さすがに「ユーアーウェルカム」とは言えませんでしたが、

 2ユーロで貴重な勉強が出来たことを逆に嬉しく思いました。

 

 なお、おつりをごまかす人も結構いるようです。

 カプリ島でお土産を買った際、危うく5ユーロごまかされそうになりました。

 レシートを見た奥さんがそれに気づきその店に戻って「おかしい!」というそぶりをすると

 「ばれちゃったか」という顔をして5ユーロ札を渡してくれました。

 

 ということで我が家では、2ユーロだけ勉強代を払うだけで済みました。

 

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イタリア旅行クイズの答え(1)

2013-03-24 14:52:44 | Weblog

先日ここに掲載したクイズに答える形でイタリアで驚いたことなどを書いて見たいと思います。

 

②イタリアの首都ローマの緯度は・・・・?   日本の函館とほぼ同じなのだそうです。

  “おかさん”並びにその奥さんは、「太陽の国イタリア」というイメージがあり、東京よりも南方なのかと思っていました。

  しかし実際は日本の北海道にある函館と同じくらいの緯度なのだそうです。

  旅行中は曇りや雨が多く寒い日が続きました。

  ましてや、最終日に立ち寄ったローマより北にあるミラノでは雪まで降りました。

  ということで、イタリアは日本より北に位置しているということを、身を持って知ることが出来ました。

  (今回はイタリアが比較的寒かったので日本に帰ってきて、いきなり桜が咲いていたりしてびっくりしてしまいました。)

 

④⑤ローマにあるコロッセオの収容人員は?    東京ドームのそれとほぼ同じくらいだとガイドさんから教えてもらいました。

  調べてみると、「長径188m短径156mの楕円形で、高さは48m、45,000人を収容できた。」とあります。

  また、作られたのは75年~80年にかけてだそうです。

  ですから今から約2000年も前に作られたことになります。

  日本史で言うと弥生時代後期に当たります。

  日本の歴史と照らし合わせることで、ローマ(イタリア)の歴史の厚みの大きさに驚かされてしまいます。

 

  歴史の厚みは、ポンペイ遺跡でも思い知らされました。

  西暦79年当時の様子がそのまま残されているポンペイの文化はとても進化していたようです。

  既にこの頃に真鍮製の水道管が使われていたり、下のような職業まであったのだそうです。↓

  

  2人の人間が荷物を運んでいます。

  市場近くの、この看板が掲げられているところの職業は何と荷物運び屋さん(宅急便)なのだそうです。

 

  

 これは市場(いちば)の中心にある「魚屋さん」なのだそうです。↑

 そしてその周りには、食料品の売り場があったそうです。

 まるで、現代のスーパーマーケットのようです。

 

 ⑥水の都ベネチアは・・・・?

 

   ベネチアは干潟の上にカラマツやカシの木杭を13000本も打ち込んで足場を造り、その上に板や石を渡して作られているのだそうです。

   そんな大層な物が1400年以上も前(日本史では飛鳥時代初期頃になります。)に作られたと思うと、

   その技術力と海水の中での木の耐久性とに驚かされてしまいます。

    

   しかも、その足場の上にはこんなに大きな寺院まで建てられています。

 

⑦ミラノの大聖堂(↓)は、途中の中断も含め約500年かかって作られたそうです。

     

    ミラノ大聖堂に階段でかなり上まで上りそこから撮った写真です。私の奥さんが小さく写っています。

    そのスケールの大きさには驚かされます。↑

 

 ガイドさんからの説明では、約600年となっていたのですが、調べてみるとそれより100年短い500年でした。

 

 “おかさん”はスペインのサクラダ・ファミリア教会が、作者であるガウディが死んだ後もなお建築が続けられていると聞いて すごいな!

 と感心しきっていましたが、それでさえ今予想されている2026年に本当に完成するとすると、1882年から144年で完成ということになります。

 

 こうやって考えてみるとミラノの大聖堂の方が中断があったとはいえ、その建築期間の長さは桁外れです。

 

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