横浜の神奈川県立歴史博物館に、3月、行ってきました。
馬車道のシンボル、エースのドームを掲げる旧館は、明治37年(1904年)に落成した旧横浜正金銀行。国の重要文化財にも指定されています。
館内の常設展示では、古代から現代まで、神奈川県下の歴史を紹介。文明開化の横浜はもちろん、鎌倉、小田原、東海道などの日本史でおなじみのポイントをしっかり学べます。神奈川には歴史スポットがたくさんありますね。鎌倉のお寺の一部も再現してあって・・・想像してた以上にレベルの高い展示でびっくりでした!
明治時代の横浜の街並みのミニチュアも。
が、今回の訪問のお目当ては、五姓田義松。
昨年、特別展が開催されていたのですが、くることができなくて。かなり大好評だったらしく、会期後も、常設展スペースに作品を展示していると聞いて、きてみました♪
五姓田義松・・・最近知った画家です。幕末から明治にかけて洋画を学び、天才と呼ばれつつもいつしか忘れ去られ・・・最近、テレビなどで取り上げられていて再評価されている一人。
代表作の「老母図」。
明治8年の作品とは思えない・・・。日本人のまなざしで日本人を描いた本格的な油絵。時代の先を行きすぎたんですかねぇ。
さて、最後に、館内の「喫茶ともしび」でお茶を。
りんごケーキセット、なんと¥390です!
これは・・・アップルパイといってもいいのかな。かるく温めていただきました♪
常設展では、横浜に窯を構えていた宮川香山も紹介。サントリー美術館での展示にも行ってきましたが、すばらしかった!超絶技巧とはまさにこのこと。作品の多数は海外に流出してしまったらしいのですが、日本に戻ってきてよかった(涙)。
見どころいっぱいの神奈川県立歴史博物館、現在、改修工事のため、平成30年4月まで休館中です。その前に行ってきてよかったな。
歴史博物館のそばに、こんなポール?が。
さすが、馬車道
おでかけ先でこういうのをみつけるのが、楽しいんですよね♪
神奈川県立歴史博物館 HP