
毎年恒例となった10月末の「銀茶会」。
銀座の街に、各流派のお茶席が一同に会する秋の一大イベントです!
が、今年は残念ながらお茶券を手に入れることができず・・・(今年から、配布方法がかわって、各席で一斉にお茶券を配布することに。どの席もあっという間に終了したそうです!)。でも、お菓子を店舗で購入することができるんですよ。
今年のテーマは「光」。
こちらは、銀座風月堂さんの「月の光」。遠州流のお席でのお菓子です。
扇形の羊羹に金色のお月さまをうかべた、風月堂さんならではのお菓子。あっさりめの羊羹には、かくし味にしょうゆが少し。 この特別羊羹、いつもはイートインのみで提供しているのですが、期間限定で特別に持ち帰りもO.K.。喫茶で、お菓子¥300(テイクアウト¥350)、お茶¥450でした。・・・たしか上生菓子のセットは¥1000なのですが、13時前だったのでお得なプライスになったみたい。
こちらは清月堂さんの「秋の光」(¥345)。

うっすらオレンジのねりきりに、きらきらといろんな色の水玉&金箔
氷の結晶や水滴による光の波をイメージしているそうです。やさしく、品のあるお菓子ですね。 表千家のお席のお菓子。 本店までいかなくちゃかな、と思ったのですが、松屋さんでも販売していました♪
銀座通りの両端の体験コーナーは、お茶券がなくても参加できます。でも、20-30分ほど並んだかな。
裏千家では東北のお菓子、表千家は熊本のお菓子を用意。 ・・・熊本のお菓子、いただいてきました!

「お菓子の香梅」さんの「肥後五十四万石」。細川家の九曜紋を焼印をつけたふやきせんべいで、ぎゅうひもちをサンド。おいしかったです
こんなすてきなお菓子が熊本にあるって知らなかったです。機会があれば、ぜひ購入したい!
お菓子は何種類かあって、この次の回では、くまもんの最中がだされる予定だとか。いいなー♪

久しぶりに自分で点てました。
お茶席は全部で12席、体験コーナーも2つ。・・・これだけの大規模なお茶会、準備も大変でしょうね。
お席には入れなかったけれど、帰りしな、遠目から見学。遠州流のお席は、オール男性陣でした

甲冑が飾ってあって、お茶碗も六銭紋をデザインしたオリジナル。これは真田丸スペシャル!?
戦国大名かつ遠州流の祖でもある小堀遠州は、大阪城のお庭も手掛けているそうです。・・・ワタシも最近、大河ドラマの影響を受けていて(笑)、大阪城、行きたいな

江戸千家もすてきです。
お茶もですけど、日本文化に身近にふれることができる貴重な機会。・・・来年も楽しみ