6月21日は「父の日」です。
長男が「父の日」だから、一緒に釣りに行こうかと言ってきました。
子供と釣りに行くと面倒を見ないといけないので、釣りにならないです。
でも、やっぱり子供とのお出かけは楽しいものです。
お言葉に甘えて、長男と和歌山の磯に釣行しました。
僕は底物釣り、長男は上物釣りです。
長男が撒き餌を撒くと、チョウチョウウオのような魚がわーと群がってきて、
時折、木っ端グレが長男の竿を曲げてくれます。
一方、僕の底物釣りは、ウニがそのまま残ってきて、齧られもしません。
上物釣りと状況が全く違います。
釣りを始めて1時間ほど経って、長男が疲れたから交代と言ってきました。
長男に石鯛竿を見ておくように言って上物釣りを始めると、
長男が「魚が掛かってる」と叫びました。
石鯛竿を見ると、見事に舞い込んでます。
竿を取れと言うと、長男が手に取った石鯛竿が、綺麗に弧を描きました。
上がってきたのは、37センチの石垣鯛です。
長男、初の底物です。
「凄い引きやった!」と長男は喜んでいました。
その後は、底物はまたもやウニが齧られない状況に戻りました。
上物釣りに戻った長男も、時折木っ端グレを掛けるものの、
中々サイズアップしません。
ようやく長男の竿が大きく曲がったなと思ったら、
サンノジでした。
その後、長男がちょっとこましな20センチオーバーのグレを釣ったので、キープしました。
12時を回って、そろそろ撒き餌が少なくなってきたころ、
またもや長男の竿が大きく曲がりました。
玉網を持って長男の横に立つと、青い魚体が翻りました。
グレです。
長男、初の良型のグレ、35センチもありました。
底物のウニも無くなり、上物の撒き餌も無くなって、僕はボウズでした。
長男は37センチの石垣鯛と25センチと35センチのグレ。
「父の日」だというのに、子供が釣果を独占です。
でも、子供の喜ぶ顔が見れたのが、「父の日」の一番のプレゼントです。