今日の新しいアイテムは、カヤで作ったへら浮きです。
前々からウキを作ってみたいと思っていたのですが、この度、思い切って作ってみたら、意外と簡単でした。
しかし、使い物になるか不安です。
カヤ浮きの作り方ですが、そろえた材料は浮きのボディになるカヤ、足となるカーボンのソリッド、そしてトップです。
他に接着材や塗料がいるのですが、家にあるもので間に合わせました。
まずは、カッターでカヤを好みの長さに切ります。
カヤにカッターの刃を当てて、くるくる回すと簡単に切れます。
次にトップと足をつけるところのテーパを作ります。
切込み過ぎないようにカヤにマスキングテープを巻いて、十字の切込みを入れます。
彫刻刀やカッターナイフを使って、三角形に削ります。
削る部分の型紙を作ったりする人もいるようですが、僕は勘で適当にけずりました。
次の絞る工程で隙間ができてしまうのですが、そこはパテや塗装でごまかしました。
切り込む長さは、僕は底釣りがメインなので、緩いテーパーになるよう、トップのところが15㎜、足が20㎜です。
次は削った部分を絞り込む作業です。
最初に作ったときは、トップと足をくっつけて絞ったのですが、後の塗装で邪魔になるので、家にあった直径1㎜のアルミ線をつけて絞りました。
木工用ボンドを削った部分に流し込み、タコ糸を巻いて形を整えます。
タコ糸をあまり強く巻くとカヤに型がついてしまうので、力を加減しながら巻きます。
一晩乾かして、タコ糸を外して紙やすりで整えてから、人工漆をを塗ります。
塗装が終わったらトップと足を接着して完成です。
自作のへら浮きがちゃんと動くか心配でしたが、へらぶなが餌を吸い込むと、ちゃんと反応して、釣ることができました。
しかし、最初に使ったトップ極細10㎝、ボディ7㎝、足3.5㎝の浮きは、オモリ負荷が少なくて仕掛けのなじみに時間がかかり、トップが細すぎて戻りが遅く感じられます。
二つ目のトップ極細11㎝、ボディ8㎝、足4㎝の浮きは、オモリ負荷が大きくなって仕掛けのなじみは良い具合ですが、やっぱりトップが細すぎて戻りが遅く感じられます。
三つ目のトップ細13㎝、ボディ8㎝、足50㎝の浮きは、トップの戻りが良く、一番使いやすかったのですが、重心が高い位置にあるのか、浮きに落ち着きがありません。
三つ目を参考に、ボディを少し長くして、重心位置を低くしたものを作ったら使いやすいかも・・・
なんか、浮き作りの泥沼にはまりそうな気配があります。
PSこの前買ったEVERNEWのアルコールバーナーも実戦投入しました。
殆ど無風状態でしたが、40ccのアルコールで400ccのお湯を沸かしました。
5分ほどで沸騰して、アルコールがずいぶん余ってもったいなかったです。
美味しいカップヌードルを食べれました。