「宝交早生-ほうこうわせ」
兵庫県農業試験場育成品種。果肉やわらかく酸度と甘みが高いため食味が非常に良い品種。円錐形で鮮紅色で肉質がやわらかい。一果約13g程度で栽培容易。家庭菜園にも向く品種。
*https://nihontane.co.jp/pages/116/detail=1/b_id=161/r_id=210/ より
「宝交早生-ほうこうわせ」
兵庫県農業試験場育成品種。果肉やわらかく酸度と甘みが高いため食味が非常に良い品種。円錐形で鮮紅色で肉質がやわらかい。一果約13g程度で栽培容易。家庭菜園にも向く品種。
*https://nihontane.co.jp/pages/116/detail=1/b_id=161/r_id=210/ より
「腐草為蛍」
6月11日は「腐草為蛍」。
腐草為蛍は、「ふそうほたるとなる」とも読まれる
梅雨を迎え、水辺の湿った草陰から、蛍が幻想的な光を放ちながら飛び始める頃。
腐った竹の根や、腐った草が蒸れて蛍になるものだと考えられていたと、昔の書物に書かれています。
ちなみに「腐草」は「クチクサ」と読むと蛍の異名になるようです。
ホタルの語源については、いろいろな説がありますが「火垂る」「火照る」「星垂る」など、火や光を想像させる文字が並んでいて、昔の日本人のセンスを感じます。
*https://nippon-now.com/terms/term9/sterm26.php より
【平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞銘柄一覧(大阪国税局)】
〈奈良〉 黒松稲天/稲田酒造
蔵元のあいさつ
このたびは当社のホームページをご覧いただき誠に有難うございます。
デジタル化が進むこの時代にアナログの当社にもやっとホームページを開設させていただく運びとなりました。
稲田酒造合名会社はJR・近鉄天理駅から東西に伸びる三島本通り商店街にある創業130年余りの酒蔵です。 小さな蔵元ですが造り手、売り手、飲み手が一本の糸で結ばれ、それぞれの顔が見える状況にあること、人と人との繋がりを大切にすることをモットーに営業しております。
また昭和45年より造り酒屋のおいしい奈良漬けとして白瓜、きゅうり、スイカ、守口大根、生姜等の奈良漬けを製造・販売させていただいております。
今後はデジタルの波も利用しながら真心こめて作らせていただいた清酒、奈良漬けの情報を全国の皆様方に発信していきたく思いますので変わらぬご愛顧をよろしくお願い致します。
また奈良天理の地にお越しの際にはぜひお立ち寄りください。 末筆ながら皆様方のご健勝をお祈り申し上げます。
稲田光守
蔵元紹介
製造責任者 稲田光守
中学から柔道、大学はゴルフと酒造業とは全く関係のない世界からいきなり酒造業界に飛び込んで15年。
そろそろ言い訳のできない年齢になってきました。
これからの稲天はこの人にかかっているらしい・・・。。
森昌幸
蔵の掃除から酒の仕込み、機械の修理までなんでもこなせるスペシャリスト。冬場は酒造り、夏場は奈良漬け製造に専念しています。
稲塚明洋
まだ入社して日は浅いですが見た目の職人風は折り紙つき。営業から裏方までなんでも器用にこなします。
稲田酒造合名会社 天理市三島町379番地
ラインナップ
「氷室のさと」
「稲天」大吟醸 山田 など
「小瀬菜大根-こぜなだいこん」
【生産地】宮城県加美郡加美町小瀬地区
【形状】一般的な大根とは異なり、根の部分ではなく、葉の部分を食べる珍しい大根。収穫時には葉の長さは80~100cm にもなる。茎は柔かく、粗剛な毛はなく、肌ざわりがよい。根はほとんど肥大しない。
【食味】かつては塩蔵して冬期の漬物用として利用していたが、現在は調味液による仕上げ漬けにしている。漬物は時間が経つとべっこう色になり、青い葉のときとはまた違った味わいが楽しめる。根には辛みがあるので、わさびなどの薬味がわりとしても使用出来る。みそ漬けで、べっこう色になったものを細かく刻んでシソの実と一緒に塩漬けにしたり、野沢菜風にパリパリとした特長を生かして浅漬けにする。漬物のほか、みそ汁の具、煮物などに。根は、そばの薬味にする。
【来歴】明治初期に、巡礼修行者の六部様が通りかかり、川でダイコンを洗っていた人に「このダイコンのタネをまいてみなさい」と言われたのが始まりと語り継がれている。加美町の小瀬地区でしか葉が軟らかくならず、他の地区で栽培しても同じようにはならないといわれている。
【収穫時期】10月中旬~11月中旬
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%EF%BC%8D%E5%AE%AE%E5%9F%8E/#i-29 より
小瀬菜 (こぜな)
分類:野菜
品目:根菜類:だいこん
茎は柔かく、粗剛な毛はなく、肌ざわりがよい。根部の肥大は小さく、葉長1mに達し、茎葉生産が主体、作型は秋大根に準ずる。主として茎葉を漬物、汁の実に利用、菜ダイコンの一種(野菜の地方品種より)
【見た目】 葉長が80~100cmで、根はほとんど肥大しない
【食味】 根がほとんど肥大せず、茎葉だけを利用する。従来は塩蔵して冬期の漬物用として利用していたが、現在は調味液による仕上げ漬けにしている
【由来】 明治初期に、巡礼修行者の六部様が通りかかり、川でダイコンを洗っていた人に「このダイコンのタネをまいてみなさい」と言われたのが始まりと語り継がれている
【その他】 当県加美町の小瀬地区でしか葉が軟らかくならず、他の地区で栽培しても同じようにはならないといわれている
【調理法・加工品等】 葉は漬物にして保存食にする。一般的な食べ方は、みそ漬けで、べっこう色になったものを細かく刻んでシソの実と一緒に塩漬けに。野沢菜風にパリパリとした特長を生かして浅漬けに。根は、そばの薬味に
【生産の見通し】 縮小
*http://g-foods.info/zukan/product/product_179.html より
前回の回答
次の四字熟語の読み方を答えてください。
※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。
問1 婉娩聴従 -えんべんちょうじゅう-言葉や態度がしとやかでやさしく、長上の人に逆らわず従うこと。▽「婉娩」はしとやかで素直なさま。「聴従」は人の言うことに素直に従うこと。「娩」は「ばん」とも読む。
問2 彫心鏤骨 -ちょうしんるこつ-心に彫りつけ骨に刻み込む意で、非常に苦心して詩文などを作り上げること。また、単にたいへんな苦労をすること。▽「彫心」は心に刻み込む意。「鏤骨」は骨に刻みつける意。大きな苦労のたとえ。「鏤」は「ろう」とも読む。「心に彫り骨に鏤む」と訓読する。
問3 跳梁跋扈 -ちょうりょうばっこ-ほしいままに行動すること。悪人などがのさばり、はびこること。▽「跳梁」ははね回ること。「跋扈」は悪人などが権威を無視して、わがもの顔に振る舞いのさばること。「跋扈跳梁」ともいう。
問4 鞠躬尽瘁 -きっきゅうじんすい-国のために命を懸けて尽くすこと。
「鞠躬」は身を低くしてかしこまること。
「尽瘁」は自分のことをかえりみずに、全力をつくすこと。
問5 菜圃麦隴 -さいほばくろう-畑や菜園のこと。水をたたえない農地。
今回の出題
次の四字熟語の読み方を答えてください。
※読み方が複数あるものには代表的な読みを答えとして表示しています。
問1 樽俎折衝
問2 哭岐泣練
問3 箪食瓢飲
問4 狐裘蒙戎
問5 瞠目結舌
*漢字検定Web問題集 HP より
*goo辞書・四字熟語辞典オンライン より
「京くみひも」
Description / 特徴・産地
京くみひもとは?
京くみひも(きょうくみひも)は京都府京都市、宇治市周辺で作られている紐です。古くは平安時代から仏具や神具などの格の高い品に用いられ、皇族や貴族など位の高い人々の装飾品としても使用されたことから、都であった京都で発展していきました。
絹糸等を用いて、手作業で美しい編み目の紐に組み上げ、紐の用途によって「平紐」、「丸紐」、「角紐」、「笹波紐」など組み方も様々で、その種類は300種にも及びます。多種多様な紐の組み上げに必要な道具も様々で、紐を組み上げる為に使用する台も用途によって使い分けられます。
京くみひもの特徴は、複雑に組み上げられた繊細な編み目と優美な光沢です。また、優雅な見た目だけでなく実用面でも優れており、なかなか切れない強度と締めた時のしっかりとした締まり具合には定評があります。
現在では、和装の帯締めの他にもアクセサリーやキーホルダーなど、より生活に親しみやすい小物も多く制作されています。
History / 歴史
京くみひも - 歴史
くみひもは、縄文時代から簡単に紐を組んだ簡素なものから始まり、飛鳥、奈良時代に入ると大陸からくみひもの高度な技術がもたらされ工芸品として発展しました。当時に高度な技術で制作されたくみひもは正倉院に収蔵されています。
平安時代に入るとそれまで中国の影響が強かったデザインからより和風の趣が強いものになり、貴族の雅な文化を反映して、より豊かな色彩に複雑な編み目を用いて貴族の冠の房や着物の装飾などを飾るようになります。
室町時代になると茶道の影響を受け「わびさび」の精神が取り入れられ、それまでの華やかの印象から渋さを好むものに変わっていきます。また、武士の力が台頭してくるようになると、鎧兜にも京くみひもが用いられるようになります。
江戸時代になると、それまで身分の高い人が用いていた京くみひもが、庶民にも広がっていきました。そして、明治以降、京くみひもは和装の帯締めとして欠かせない小物となっています。
*https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/kyokumihimo/ より
古都一千年の絵巻を組み上げる、京くみひも
くみひもの歴史は縄文土器にそのルーツをたどることができるほど古い。京くみひもは平安時代に工芸品として人気を集め、貴族たちの生活を彩る装飾品として様々な用途に使われた。その後も武具の飾り、神仏具の紐などに活用され、明冶からは帯締めなどの和装小物として愛用されている。
親子二代にわたり伝統を受け継ぐ職人魂
大岡さんのお父さんは14歳の時から87歳で亡くなるまでくみひも一筋に歩んだくみひも職人。丸台、角台、高台、綾竹台と四つの組台を自在にあやつる名工だった。「私は小さい頃からおやじの仕事を手伝っていましたが、くみひも職人にだけはなりたくないと真剣に考えていました。」そんな大岡さんも26歳の時、ついにくみひもを生涯の仕事にしようと決心する。以来40数年間、自宅二階の工房にある父親の代から使用している高台を初めとして、四種の組台を駆使してくみひもの伝統を守り続けている。
伝統を受け継ぎながら新しいデザインへの挑戦
くみひもは、人間が二本の手で作り出すことのできた最初の手工芸品のひとつと言える。正倉院の宝物の中にも多くのくみひもが見られるが、紐を組む基本は昔と少しも変わっていない。高麗(こうらい)組、新羅(しらぎ)組、唐(から)組、奈良組の四つの基本パターンをアレンジし、各時代ごとに応用発展してきた。
大岡さんが一番楽しいのが、一般的なくみひもの工程に入る前の「綾描き(あやがき)」という作業。つまり、どんなくみひもを作るかというプランニングとデザインのこと。糸の細さから染め色、模様、どの組み方にするかを決めるのが職人の腕のみせどころというわけだ。小さなノートに描かれた簡単なメモから艶やかな一本の紐が誕生してゆく。もちろん気に入った色や柄を決めるまでには入念な推敲がくりかえされる。取材した時にもプラチナの糸で銀閣寺を織り込んだ高価なくみひもが高台に掛けられていた。
しなやかに伸びて、じわっと縮むのがくみひもの真髄
大岡さんが復元された亀甲貝の口模様という鎧(よろい)の胴紐を見せていただいた。400年前に加藤清正が徳川家康に献上した鎧に付いていた紐という重要文化財だ。本物は絹糸を草木染めして組み上げているため、時代とともに朽ちてぼろぼろになっていた。わずかに残った数センチの紐を参考にして大岡さんが復元したものだ。手に持つと重厚な組み目の感触が伝わって紐の端を持って立てるとピンと立つ。手首に巻きつけるとしなやかにカーブを描いて体に添ってくる。「本当に良いくみひもは50年使っても萎えません。伸びて縮む弾力性が手組みひもの真髄です。使えば使うほどぴったりと体になじんでくるんです。」紐のもつ魔力のようなものがじわっと手に伝わってくるような気がした。
修学旅行生たちに人気の「一日くみひも体験コース」
今までは社寺仏閣の見学ばかりだった京都での修学旅行だが、最近古都の伝統工芸を体験するコースが組み込まれ、学生たちに喜ばれている。工房を開放し伝統工芸士である大岡さんがじきじきに親切に指導してくれるので初めての人でも約2時間ほどで、立派なくみひもの帯締めが完成する。「せっかく自分で帯締めを作ったから、成人式は洋服にしようと思っていたけど、やっぱり着物を着たい。」と女学生が言ってくれた時はほんとうにうれしかったと優しい目をして大岡さんは語った。
職人プロフィール
大岡信重 (おおおかのぶしげ)
1937年生まれ。
自宅二階の工房を解放し、観光客や修学旅行生に丁寧に指導してくれる。2時間ほどで帯締めが一本作れ、仕上げをして当日持ち帰れる
こぼれ話
生涯、無名の一職人に徹する
大岡さんが復元した「平成天皇即位の儀式用の紐」。三種の神器「鏡・勾玉・剣」を載せるクロスのふち飾りくみひもの使命は本来「結ぶ」ということです。主役となる何かを結ぶことによって、初めて脇役としての紐の使命を果たすことができます。工芸士による帯や着物は作者の名前が記名されていますが、帯締めや紐はどんなに真心こめて製作しても作者の名前を入れることはまずないと言えます。大岡さんは古いくみひもの復元を依頼された時、昔の職人の腕の確かさに驚嘆することがあると言います。近年では、平成天皇即位の時に、三種の神器を載せるクロスのふち飾りの紐の復元を依頼されて製作しました。「私も、生涯無名の一職人として、後世の人に恥じないように技術を出し尽くしていくつもりです。」と、職人魂は父親ゆずりのようです。
*https://kougeihin.jp/craft/0304/ より