いいもの見ぃ~つけた!

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イッピンNHK 「奥深い黒の世界~奈良 墨~」

2023-06-04 08:24:46 | イッピンNHK

 第43回 2013年12月17日 「奥深い黒の世界~奈良 墨~」リサーチャー: 高梨臨

 番組内容
 今回は、奈良で伝統的に作られてきた墨。国内で生産されるものの9割は奈良産だ。安土桃山時代に創業の製墨会社は、伝統に忠実な方法で墨を作っている。手足を駆使する驚きの職人の技を紹介。さらに従来の書道液の概念を覆すような新商品を次々と開発している会社を訪問。奈良の墨は、絵画や書など日本の芸術に欠かせないもの。墨が生みだす黒は、実に多様な表情を持っている。女優の高梨臨が、墨に秘められたワザに迫る。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201312171930001301000 より

 1300年の歴史を持つ奈良では、古くから墨づくりが盛んに行われてきました。
 今も国内の墨の9割が奈良で作られています。

 1400年頃、興福寺で灯明の油を燃やした際の煤(すす)から「油煙墨」(ゆえんぼく)が作られると、古来の「松煙墨」(しょうえんぼく)よりも粒子が細かく深い色合いを持つことから好まるようになりました。
 

  煤(すす)や膠(にかわ)、香料を混ぜた「墨玉」を練り合わせて木型に入れ、数カ月乾燥させて作るという昔からの製法を守って作る「奈良墨」は、国の伝統的工芸品に指定されています。
 現在の奈良には、製墨会社が14軒あります。
 

  「1.墨つくり(古梅園)」

 「古梅園」(こばいえん)は、弘治3(1557)年に創業した日本最古の製墨業の会社です。
 夏目漱石が「墨の香や 奈良の都の 古梅園」と詠んだ墨匠です。

 自宅の庭の一隅に梅の古木があり、来訪した文人や墨客が皆、その古木を賞揚したのでこれを園号とし、それ以後、「古梅園」と称するようになりました。

 「古梅園」の店頭には、100種類以上もの墨が並べられています。
 その中には、徳川将軍家に納めていた墨など、貴重なものがあります。

 「古梅園」では、古くからの伝統を受け継ぎ、昔ながらの採煙方法にこだわって「墨つくり」が行われています。
 手掛ける職人は若干5名。
 一日に取れる煤の量は600g、一般的な大きさの墨が40個分です。
 
 「墨」は、原料となる「煤すす」により、主に「松煙墨しょうえんぼく」「油煙墨ゆえんぼく」「洋煙墨ようえんぼく」の三種類に分けられます。
 「松煙墨」(しょうえんぼく)は、松脂(まつやに)を燃やした煤から製した墨です。
 歴史としては最も古い墨の製造方法です。
  
 「油煙墨」(ゆえんぼく)は、菜種、胡麻、桐の油を燃やした得られた煤で出来た墨です。
 「松煙墨」に比べると、粒子が細かく均一なので、見た目も艶やかで光沢があります。

 「洋煙墨」(ようえんぼく)は、石油や石炭などの鉱物性の油を燃やして得られた煤に、コールタールやカーボンブラックを混ぜて作った墨です。
 「改良煤煙墨」とも言い、プリンターのインクの原料とほぼ同じです。
 現在の墨の80%がこの洋煙墨を使用したものです。

 「古梅園」では、代々継承した秘伝によって、上質の「油煙墨」(ようえんぼく)を作っています。
 「油煙」(ゆえん)では、上質な純植物性油を燃やして「煤」(すす)を作ります。

 この「煤」を「膠」(にかわ)を湯煎で溶かしたものに入れて、混ぜ合わせます。
 これを幾度も幾度も練り合わせると、真っ黒で艶やかなお餅のようなもの「墨玉」になります。
 この「墨玉」を膠のニオイを隠すために「香料」を入れてよく揉み込んだら、梨の木で作られた「木型」に入れて成型する「型入れ」をします。
 「古梅園」では、「香料」には「竜脳」(りゅうのう)を中心とした天然香料を使用しています。
 墨を磨る時に気持ちを引き締め、安らぎを与えるためだそうです。
 
  「墨づくり」が本格化するのは、寒い季節になってからになります。
 これは、膠を腐らせないようにするためだそうです。
  「採煙蔵」(さいえんぐら)と呼ぶ土蔵には、植物油を注いだ200枚の素焼きの皿が並び、灯芯に火が灯されます。
 そして炎の上方に設置した土器で煤を溜め採る仕組みになっています。
 炎の大きさや油の種類で煤の質が決まるため、常に熟練の職人が張り付き、200の揺れる炎を均一に管理しています。
 「膠」(にかわ)は牛など動物の骨や皮を原料としたものです。
 これを二重釜に入れて、長時間湯煎をし、液体にします。
  煤と膠の溶液を練り上げていくと、黒いお餅のような状態になります。
 これを「墨玉」と言います。
 「墨玉」は、少し時間をおくと硬くなってしまうので、体重をかけて全身を使って練り合わせていました。

 古梅園 奈良県奈良市椿井町7番地

 「2.百選墨(墨運堂)」

 平成23(2011)年春から行われていた、京都にある妙心寺・退蔵院(たいぞういん)の「退蔵院方丈襖絵プロジェクト」が令和4(2022)年5月8日、約11年の歳月をかけて、遂に完成しました!(番組放映当時は、プロジェクト推進中)
 
 妙心寺退蔵院と京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)が共同で、若手芸術家の育成、職人の技術・素材や道具の継承、そして既存の文化財の保全を目的に、
安土桃山時代の慶長2(1597)年に建立された退蔵院の本堂(方丈)にある同時期に絵師・狩野了慶(かのうりょうけい)によって描かれた国の重要文化財の76面の襖絵「五輪之画」を描き上げるというものです。
 
 絵師の条件は、若く才能がある人・京都に所縁のある人・やり切る度胸がある人・宗教や文化を尊重出来る、無名の人。
 選ばれた絵師・村林由貴さんは、5年半、寺に住み込んで、禅の修行を経験しながら水墨画を学び、創作に励まれました。

 またもう一つの目的、「職人の技術・素材や道具の継承」するために、和紙、墨、筆、襖、舞良戸(まいらど)などの素材は全て最高のものを揃えて作り上げ、更にその技術を次代に伝えるため、素材の製法や技術も事細かに記録されました。
 

 そして襖絵制作に使用する「墨」は、アドバイザーの京都造形芸術大学・青木芳昭教授があらゆる墨を試した中から、国産の墨で最も優れた能力を持つのは「百選墨」であるとして、「墨運堂」(ぼくうんどう)が選ばれました。

 「百選墨」は、「墨運堂」の先代・松井茂雄さんが、それまでの試作品の中から良いものを百種選び出し、一型柄(一銘柄)一墨質を理念として、昭和47年より製造を始めた墨で、日本の墨の最高峰と言われています。

 「墨運堂」は、文化2(1805) 年に創業した墨・書画材のメーカーです。
 煤と膠を混ぜる作業は機械を導入していますが、その他は、今でも伝統的な製法を守り続けています。
  「永楽庵」では、「墨運堂」の180種類の墨をご試墨し、求める商品を選ぶことが出来るように作られた施設です。
 西ノ京工場敷地内に併設する「墨の資料館」は、墨の歴史と職人達の技を、見て、触れて感じられる資料館です。
 普段は見ることが出来ない墨の原料である油煙や松煙、膠や龍脳などの香料が展示されている他、貴重な資料や記念墨なども揃っています
 
 「がんこ一徹長屋には、奈良の伝統工芸作家が入居していて、奈良に息づいた伝統工芸職人のこだわりの数々に直に触ることが出来ます。

 墨運堂 奈良県奈良市六条1丁目5−35

 

 「3.書道パフォーマンス(呉竹)」

 現在、書道のイメージが変わろうとしています。
 高校最高峰の書道大会「国際高校生選抜書展(書の甲子園)」を始め、多くの書道展で入賞している埼玉県立川口高校・書道部では、個人での作品制作のみならず、「書道パフォーマンス」にも力を入れていて、「書道パフォーマンス甲子園」に出場したり、年7回、校内外でパフォーマンスを披露しています。

 「書道パフォーマンス」とは、音楽に合わせて踊りながら、大きな半紙に超極太の大きな筆で一つの書を仕上げるというものです。
 
 愛媛県立三島高等学校書道部が以前から行っていた音楽に合わせて歌詞を書いて披露する「書のデモンストレーション」を、平成20(2008)年に四国中央市が、
地元の祭り「四国中央紙まつり」でも披露することを依頼したことがきっかけとなり、平成20(2008)年夏、「第一回 全国高校書道パフォーマンス選手権大会「書道パフォーマンス甲子園」が開催されることとなりました。(「書道パフォーマンス甲子園」は、四国中央市の登録商標です)
 
 平成22(2010)年には『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』として映画化され、日本中に「書道パフォーマンス」ブームが巻き起こりました。

 「書道パフォーマンス」では、パフォーマンス後に作品を持ち上げて披露します。
 普通の墨汁では垂れてしまうので、「超濃墨」と言うかなり濃い目の墨を使います。
 
 これら「パフォーマンス用の書道液」を開発したのは、書道の授業などで、誰もが一度は使ったことのある文具メーカー「呉竹」の6代目社長・綿谷昌訓(わたたに まさのり)さんです。
 
 「呉竹」が作った「パフォーマンス用の書道液」は超々々濃墨液で、静止している状態ではトロ~っと粘りがあって垂れにくいですが、動かすと粘土が下がり、運筆が良くなってサラッと書ける不思議な墨液です。
 
 また、乾くと雨でも流れないので、パフォーマンスした作品を、雨を気にせず屋外に掲示することが可能です。

 カラー書道液もあります。
 他の色と混ぜれば、オリジナルカラーを作ることも出来ます。

 また、肌や服についても洗えば落ちる「洗って落ちるパフォーマンス書道液」もあります。

 「呉竹」は、常に時代のニーズに着眼点を持ちながら、長年に渡り開発と革新を続けてきた会社です。

 明治35(1902)年に創業した「呉竹」は、昭和33(1958)年に液体状の「墨滴」、昭和38(1963)年には墨滴に続く新規事業「サインペン」分野に進出、昭和48(1973)年には「くれ竹筆ぺん」を開発しました。
 美しい色合いやカラーバリエーションが豊富な「カラー筆ペン」は、海外にも展開し、人気を呼んでいます。
 現在は、「アート&クラフトカンパニー」として、色々なアイテムを提案しています。

 綿谷昌訓さんは、既存の技術を応用した形の中で新しい商品を開発していくのが企業の使命とおっしゃっていらっしゃいました。
 
 呉竹 奈良県奈良市南京終町7-576

*https://omotedana.hatenablog.com/entry/Ippin/Nara/Sumi より

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< お米 > お米の品種・銘柄 熊水そだち

2023-06-04 08:08:45 | お米

 「熊水そだち」

商品名(品種)
くまさんの力(くまさんの力)
交配(母×父)
ヒノヒカリ×北陸174号
育成・登録
熊本県農業研究センターで10年の歳月をかけ、平成20年に誕生、平成22年9月17日に品種登録された。(品種出願公表平成20年3月4日)
名前の由来
平成22年産から登場した『熊水そだち』は、販売を行いながら商品名の一般公募を行い、1,275点の応募の中から、3度の選考会を重ねブランド名が決定しました。その後、熊本の綺麗な湧き水をイメージしたデザインを制作コンセプトとして決定し、以降デザイナーを交えて制作が進められました。
栽培
熊本県内
炊飯米の特徴
粒が大きく、炊飯米の外観、粘り、味など総合的評価が高い。冷めても硬くなりにくいので、お弁当やおにぎりにも最適。
備考
高温登熟性が高い。

*https://kuma-kome.com/kumamoto-rice/#yusuisodachi より

*農研機構HP より

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<いろいろな異名-郷土富士> 隠岐富士

2023-06-04 08:06:36 | 異名

 「隠岐富士 大満寺山」

 旧西郷町と旧布施村の境にある標高608mの山である。隠岐諸島の最高峰で、昔から日本海を航行する船の標識とされた。大満寺山は天気がよければ本土からもみえ、「大山お山から隠岐の国見れば、島が四島に大満寺」といわれてきた。この大満寺の北は、鷲ヶ峰、葛尾山など500m級の山々が連なっている。

 大満寺山は鐘状の形をした玄武岩からなる溶岩丘である。南腹には、曹洞宗大満寺があって、昔から隠岐島民だけでなく、各地の帆船業者、雲伯地方の商人の信仰を集めてきたが、現在ではハイキングやキャンプに訪れる若者によって賑わっている。

 登山コースは有木の集落から有木川を遡るコースと、途中から尾根筋を登るコースの二つがあり、自然観察コースにもなっている。また、大満寺山の北を通り布施村へ通じる峰越林道が開通しており、峠から鷲ヶ峰にかけては自然研究路が整備されている。この歩道沿いにはオキシャクナゲが多くみられ、オキシャクナゲのトンネルをぬけると鷲ヶ峰の雄大な景観を目にすることができる。さらに、布施側に少し下るとスギの天然林が広がり、有名な乳房杉(ちちすぎ)が見られる。

*https://www.kankou-shimane.com/destination/20925 より

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<難読漢字-国名> 洪牙利、匈牙利

2023-06-04 08:03:32 | 難読漢字

 「洪牙利、匈牙利 ハンガリー」

 ハンガリー(ハンガリー語: Magyarország)は、中央ヨーロッパの共和制国家。西にオーストリア、スロベニア、北にスロバキア、東にウクライナ、ルーマニア、南にセルビア、南西にクロアチアに囲まれた内陸国。首都はブダペストである。基本的には中欧とされるが、歴史的には東欧に分類されたことがある。

 国土の大部分はなだらかな丘陵で、ドナウ川などに潤される東部・南部の平野部には肥沃な農地が広がる。

 国名
 正式名称はハンガリー語で Magyarország [ˈmɒɟɒrorsaːɡ] 。カタカナの大まかな発音は「マジャロルサーグ」。通称、Magyar [ˈmɒɟɒr] (マジャル)。

 日本語の表記はハンガリーであるが、20世紀中盤まではハンガリアと表記する例も散見した。漢字表記では洪牙利で、洪と略される。中国語では、ハンガリーのフン族語源説が伝えられて以降、フン族と同族といわれる匈奴から、匈牙利と表記するようになった。

 ハンガリー語で「ハンガリー」もしくは「ハンガリー人」を指す名詞「Magyar」は、日本の教科書などにおいて「マジャール」と誤ってカタカナ表記されているものが見られるが、どの母音も伸ばさずに「マジャル」と表記・発音するのが正しいカタカナ表記となる。ハンガリー語では長母音の場合は母音字にエーケゼットをつける規則があるため、そうでない場合は長母音ではない(「Magyar」であって「Magyár」でないため、長母音として発音しないのが正しい)。

 歴史上、ハンガリー王国は多民族国家であり、今日のハンガリー人のみで構成されていたわけではなかった。そのため、その他の民族とハンガリー民族を特に区別する際に「マジャル人」という表現が用いられることがある。

 「ハンガリー」の語源として一般に認められているのは、俗説にある「フン族」ではなく、7世紀のテュルク系のオノグル (Onogur) という語であり、十本の矢(十部族)を意味する。これは初期のハンガリー人がマジャール人7部族とハザール3部族の連合であったことに由来する。「ウンガーン」(独: Ungarn)、「ウンガリア」(希: Ουγγαρία)に見られるように、もともとは語頭のhがなかった。

 言語

 言語的にはハンガリー語が優勢で、少数民族のほとんどもハンガリー語を話し、ハンガリー語人口は98%に上る 。国内の少数民族としては、13万人を擁するドイツ人が最大で、このうちおよそ10万人(国内の人口の約1%に相当)が家庭内でドイツ語を使用する。ハンガリーは旧オーストリア=ハンガリー帝国の中核的地域でドイツ人との結びつきが強いうえに、第二次世界大戦時もハンガリーが枢軸国に加担した結果、ハンガリー人によるドイツ人追放がほとんど起こらなかった(ソ連による追放はある程度行われた)ため、ドイツ人の居住人口が今なお多い。

*Wikipedia より

 ハンガリー語

 こんにちは:Jó napot(ヨー ナポト)
 おはよう:Jó reggelt(ヨー レッゲルト)
 こんばんは:Jó estét(ヨー エシュテート)

 「ありがとう」は Köszönöm(クゥスヌム)です。

 「ありがとうございます」、英語のThank you very muchにあたるものは、Köszönöm szépen(クゥスヌム セーペン)

 「ごめんなさい」はbocsánat(ボチャーナト)です。ハンガリー人はより軽い意味として、これを縮めてbocsi(ボチー)と言います。

 Nem(ネム)は「いいえ」とか「No」の意味です。

 「はい」「Yes」はIgen(イゲン)です。

*https://sekai-ju.com/life/hun/language-study/hungarian-phrase/ より

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<料理用語-和食> 霰漬け

2023-06-04 07:55:28 | 料理用語

 「霰漬け」

 あられ切りにした、大根、人参、胡瓜、独活、生姜に薄塩し、切り昆布をまぜ、甘酢に漬けて柚子皮を天盛りする。酢の物。

 

*https://temaeitamae.jp/top/t2/kj/0_A/09998.html より

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<慣用句・諺> 子を持って知る親の恩 など

2023-06-04 07:53:14 | 慣用句・諺

 「子を持って知る親の恩」

 自分が子供を養育してみて、初めて親のありがたさが身にしみてわかる。

 

 「根気に」

 根気よく。

 

 「根性を入れ替える」

 過去を反省して心を改める。心を入れ替える。

 

 「昆布に針刺す」

 人をのろうまじないとして、コンブに針を刺し、井戸の中に投げ入れたり、木に打ちつけたりする。

 

 「紺屋の明後日」

 「こうやのあさって」に同じ。

  紺屋の仕事は天候に左右され仕上がりが遅れがちで、催促されるといつも「あさって」と言い抜けるばかりで、当てにならないこと。約束の期日が当てにならないことのたとえ。

 

*goo辞書 より

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<国産ワイナリー> フェルミエ

2023-06-04 07:48:38 | 国産ワイナリー

 「ホンダヴィンヤードアンドワイナリー(株)/フェルミエ」

 

 ホンダヴィンヤードアンドワイナリー(株)/フェルミエ 新潟県新潟市西蒲区越前浜4501番地

*https://www.winery.or.jp/winery-map/922/ より

 

 新潟の地から 日本のファインワインを
 フェルミエは日本一の大河 信濃川が注ぐ日本海にほど近い海岸砂丘に位置しています。「私(本多)が生まれ育った、海と砂のテロワールが育む新潟の地の個性溢れるワインを造りたい」と決意し、脱サラして家族とともに東京からこの地に移り2006年にワイン造りを始めました。


 越前浜の砂質土壌が育むぶどうから醸すワインは、エレガントな香りを纏い、日本ワインらしい繊細で優しい味わいながらも凝縮した旨味やエキスの広がりも十分にあり、ミネラルの芯が通り、そこに味わいがフォーカスされ、さらにそれらの余韻が長いことも特徴です。まさに世界中でここ新潟の自然や土壌からしか表現できない唯一無二のワインが生まれるのです。


 フェルミエは、この地のファインワイン造りを目指しています。英国のワインジャーナリスト ヒュー・ジョンソン氏は、ファインワインとは「そのワインについて人に話したくなるワインである。」と言います。即ち、飲み手が高い興味をもつワインであり、少量生産であることが多く、その土地のテロワールに基づく個性をもち、そして栽培や醸造手法においてはサステイナブルなアプローチのものが多いこともファインワインの特徴です。
私は、ファインワインは、ヴィニュロン(=栽培や醸造を手掛ける造り手)が「その土地に誇りを持ち、自然の営みを尊重して惜しみなくぶどうに愛情を注ぎ、そうしてできるぶどうを信頼する」ことにより生まれると信じています。

 商品リスト

エルマール・アルバリーニョ2022

フェルミエ自園の新潟市西蒲区越前浜産アルバリーニョ100%使用(垣根栽培)。 アルバリーニョはスペイン北西部リアスバイシャス地方の高級白ワイン品種です。 「El Mar(エルマール)」は日本海に近い海砂のテロワールで育まれたミネラルに溢れるフェルミエのトップキュヴェです。ステンレスタンクで発酵・熟成させました。

ピノ・ノワール2021

新潟の海と砂のテロワールにより育まれた、ピノ・ノワールらしい優しさや奥行のある味わいです。

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<伝統野菜> 山口 湧田わけぎ

2023-06-04 07:43:58 | 伝統野菜

 「湧田わけぎ」

 詳細不明。

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<大阪製ブランド-日用品・キッチン用品> 布ふきん「さささ和晒ロール」

2023-06-04 07:40:45 | 大阪製ブランド

 「布ふきん「さささ和晒ロール」」

切って、使って、洗って、 暮らしになじむ 和晒の新しいかたち。

あるものを何通りにも使いこなす。日本人は古くから少ない道具を上手に使い、生活に工夫を凝らしてきた。そのことを改めて思い起こさせてくれるのが、武田晒工場の「さささ和晒ロール」。調理の前にさっと手に取り、野菜の水を切り、出汁をこし、あるときは蒸らす。調理が終われば洗い物の下に敷いて食器を乾かし、最後は手を拭く。一枚の和晒が調理の始まりから終わりまで、何役も兼ねて活躍してくれる。
そもそも和晒とは布地をつくる際の一工程。綿布を釜に入れて焚き、緩やかな水流の中で不純物を取り除いていく。こうして晒した生地が浴衣や手ぬぐいになる。布を固定したまま晒す日本独自の和晒は、通常、のり抜き・精錬・漂白・水洗いといった工程がすべて一つの釜の中で炊かれながら、数日間かけて行われる。生地を引っ張り、熱や圧力を加えながら薬剤の入った槽を短時間でくぐらせていく加工方法よりも、丁寧に手間と時間をかけているため生地を傷めにくい。また、経年使用で繊維がほぐれるにつれて生地が綿に近づき、柔軟性が増すという。さらに武田晒工場ならではの特徴が、独自の「のり抜き・精錬」加工。使用する薬品・水・エネルギーの量を従来よりも減らすことで、環境にも配慮している。漂白もしていないため、食品にも安心して使えるほか、木綿独特の自然なクリーム色の風合いを生み出している。 かつては生活の必需品だった和晒も、便利な使い捨て商品に押され、いつのまにか私たちの生活から姿を消しつつあった。「まずは和晒の価値を伝えることからはじめようと考えました」と開発に携わった専務の武田真一さんは語る。「さささ和晒ロール」は、柄や形で新しいものを加えたわけではない。それどころか、すべてを削ぎとった「無垢の和晒」で勝負した製品といってもいい。
デザインは株式会社丹溪の前田景氏さんと株式会社ラボラトリアンの小松祐介さんが担当。和晒の特性はそのままに、現代の暮らしになじむよう使いやすさをデザインした。形状は、日常使い慣れているキッチンペーパーのようなロール状にし、スタンドや壁に取りつけるホルダーなども開発。また、簡単に切り取って使えるようミシン目を入れたものも用意。ネーミングも軽快で、家事を楽しげに「ささっと」できるイメージが浮かぶ。使い捨てることなく、洗って、干して、また使うを繰り返す。くたびれたらふきんに、最後には雑巾として生涯を全うしてもらおう。そんな「さささ」のある、ていねいなくらしを。

ミシン目入りは35cmずつ、なしのタイプはハサミなどで切り込みを入れ好みの長さで裂いて使用。料理で活躍するだけでなく、ネルドリップのようにコーヒーを淹れることもできる万能ぶり。いつもとは少し違ったコーヒータイムが楽しめる。

切り取りやすいよう、ホルダーには留め具がついており、ここを押して固定しながら裂くことができる。切り口の糸はほつれるが、このほつれこそが速乾性につながり、雑菌が繁殖しにくくなる。

 株式会社武田晒工場 大阪府堺市中区毛穴町197-2

*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/1610/ より

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