いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

日経MJ 2023年上期ヒット商品番付 大関

2023-06-26 08:23:21 | ヒット商品

 日経MJ 2023年上期ヒット商品番付 西大関

 「インバウンド復活」

 何も言うことはないでしょう。

 実感があり疑うべきことは何もないでしょう。

 

 日経MJ 2023年上期ヒット商品番付 東大関

 「Chat GPT」

 2023年2月7日。米マイクロソフト社が、OPEN AI社によって開発された人工知能(AI)を使ったチャットボット『Chat GPT(チャットジーピーティー/チャットGPT)』の技術を、自社の検索エンジン(Bing)とブラウザ(Edge)に導入することを発表し、大きな注目を集めました。

 Chat GPTの技術により、「Bingでは、自然な文章で質問すると “自然な文章での回答” も返ってくる」ことになり、一瞬で “検索意図にあった回答” にたどり着けるというメリットがあります。

*https://minnano-rakuraku.com/contents/chat-gpt-3788/ より

 「参考」にするのならいいが、「全コピ」する安直派にはどうなのか?

 技術はいいが、使用者の使用方法によっては制限も必要か?

 

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イッピンNHK 「ぽってりやさしい 家族の器~愛媛 砥部焼~」

2023-06-26 08:18:27 | イッピンNHK

 第65回 2014年7月15日 「ぽってりやさしい 家族の器~愛媛 砥部焼~」リサーチャー: はしのえみ

 番組内容
 今回のイッピンは、愛媛の砥部(とべ)焼き。ぽってりと優しい姿と丈夫さで、今、母親たちに普段使いの器として大人気。おしゃれで、壊れにくいティーポット、とても口当たりのよいマグカップ、カレーがこぼれないお皿、そして幼児がご飯をこぼさずに食べることができる皿も近年生み出された。家族を笑顔にする魔法の器の魅力と、その開発に挑んだ職人たちの感動秘話をイッピンリサーチャーはしのえみさんが探る。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201407151930001301000 より

 詳細不明につき、勝手に調べてみました。

 「砥部焼」

 愛媛県の砥部町を中心に作られている陶磁器。一般には食器、花器等が多い。愛媛県指定無形文化財。

 後背の山地から良質の陶石が産出されていたことから、大洲藩の庇護のもと発展を遂げた。

 やや厚手の白磁に、呉須と呼ばれる薄い藍色の手書きの図案が特徴。他窯の磁器と比較して頑丈で重量感があり、ひびや欠けが入りにくいため道具としての評価が高い[2]。夫婦喧嘩で投げつけても割れないという話から、別名喧嘩器とも呼ばれる。

 砥部焼の多くは手作り成形のため、全国的に見ても決して大産地や有名産地ではないが独特の風合いが愛好家に評価されている。讃岐うどんの器としても砥部焼はよく用いられる。

 映画『瀬戸内海賊物語』(砥部町出身の大森研一が監督)においては、重要なシーンのアイテムとして砥部焼が用いられた。

 砥部焼は江戸時代中期に陶器を焼く窯として始まったが、大洲藩・九代藩主加藤泰候(かとう やすとき)の時代、藩の財政を立て直すため砥石くずを使った磁器づくりを命じたことに起源を発するといわれている。命じられた杉野丈助(すぎの じょうすけ)が砥部の五本松という所に登り窯を据え、苦労の末に1777年(安永6年)にようやく白地に藍色の焼き物作りに成功したといわれる。焼き物に必要な薪も近くの山々で豊富に採れたうえ、傾斜地に流れる渓流や小川は水車を据えるのに適しており、原料の砥石を砕き陶土にするのに盛んに用いられた。

 嘉永元年(1848年)、トンバリと呼ばれるレンガ造の窯が導入される。

 明治期に入ると、廃藩置県によって工芸技術者の行き来が盛んになり、それまで各藩が抱え込み門外不出とされた陶磁器作りの技術が流出した。瀬戸や唐津、あるいは京都などの当時の先進地の情報が砥部にもたらされるようになり、砥部焼も量産が可能となった。明治5年頃からは松前(現在の伊予郡松前町)の唐津船で、販路を全国へと広げていった。もともと松前は海に面しており、小船を生かし沿岸の街を行き来する商人が居た。ただ、松前は松山藩、砥部は大洲藩であり住民の交流は乏しかったが松前の商人が砥部焼の商品性に着目し、商品として扱うよう求めたものであり、これも廃藩置県の一つの副次効果といえる。

その後、輸出商品として郡中港(現在の伊予市の伊予港)から出荷された時期もあった。

 1976年(昭和51年)12月15日に通商産業省(現・経済産業省)の伝統的工芸品に指定された。焼き物は6番目に指定されている。

 今日では独立して窯を開く職人も見られ、または女性作家も増えているなど日用工芸品としての道を歩んでいる。2005年(平成17年)12月27日愛媛県指定無形文化財に指定された。技術保持者としては酒井芳美(雅号・芳人、砥部町五本松)が認定されている。

*Wikipedia より

*https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/tobeyaki/ より

 

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< お米 > お米の品種・銘柄 どんぴしゃり

2023-06-26 08:05:38 | お米

 「どんぴしゃり」

 イネ(稲)の品種の1つ。2005年(平成17年)に岩手県農業研究センターにて開発された岩手県のオリジナル品種である。主に県中部で栽培されている。

 「ひとめぼれ」を父親に持つ「岩南7号」を母親に、「ふ系179号」を父親として交配し「岩手68号」を開発。県民からの名称応募から「どんぴしゃり」と決定した。冷害に悩まされる岩手の栽培環境を踏まえて開発され、耐冷性、耐倒伏性に優れている。また、耐病性も高い。食味は「ひとめぼれ」、「あきたこまち」並と言われていた[2]が、日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」においては、同じ岩手県産の「ひとめぼれ」、「あきたこまち」よりも劣る評価となっている。しかし、多収性で千粒重が大きいという特徴があるため、外食産業向けに使われることが多い。

*Wikipedia より

*農研機構HP より

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<いろいろな異名-郷土富士> 綾上富士

2023-06-26 07:58:06 | 異名

 「綾上富士-あやかみふじ 高鉢山」

 綾川町にある標高512.0 mの山。讃岐七富士の一つ。

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<難読漢字-国名> 摩納哥

2023-06-26 07:55:22 | 難読漢字

 「摩納哥 モナコ」

 モナコ公国(プランシポテ・ドゥ・モナコ、フランス語: Principauté de Monaco)、モナコ(Monaco)は、イタリアのリグーリア州に隣接するコート・ダジュールに位置する西ヨーロッパの主権都市国家、ミニ国家である。北、東、西はフランスと、南は地中海と国境を接している。

 世界で最も物価が高く、裕福な場所のひとつとして広く知られている。公用語はフランス語であるが、モナコ語(リグリア語の方言)、イタリア語、英語も話されており、多くの人が理解している。

 面積は2.1 km2 (0.81 sq mi)で、バチカン市国に次いで世界で2番目に小さい主権国家であるが、1平方キロメートルあたりの人口が19,009人であることから、世界で最も人口密度の高い主権国家となっている。モナコの陸地の境界線は5.47km、海岸線は約3.83km[3]で、その幅は1,700〜349mの間である。国内で最も高い場所は、レ・レヴォワール区のモント・アゲルの斜面にあるシュマン・デ・レヴォワールと名付けられた細い小道で、海抜は161mである。

 公国はイタリアとの国境から約15kmに位置している。最も人口の多い区はラルボット/バス・ムーラン区で、2008年時の人口は5,443人である。埋め立てにより、モナコの国土は20%拡大した。2005年の面積はわずか1.974平方キロメートルであった。

 言語
 言語は公用語に規定されているのはフランス語のみだが、その他リグリア語の一方言であるモナコ語、イタリア語、オック語の一つであるプロヴァンス語などが少数話される。また、外国籍者が多いことから英語も通じる。

*Wikipedia より

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<料理用語-和食> いかだ

2023-06-26 07:47:14 | 料理用語

 「いかだ」

 小うなぎの串刺し。

*https://temaeitamae.jp/top/t2/kj/1_B/03.html より

 「小うなぎ」なの?東京での鰻の焼き方のひとつだと思ってた。

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<慣用句・諺> 先棒に立つ など

2023-06-26 07:31:04 | 慣用句・諺

 「先棒に立つ」

 「先棒を振る」に同じ。

 

 「先棒を振る」

 人々の先に立って事を行う。先棒に立つ。

 

 「先を争う」

 われ先にと争って進む。

 

 「先を追う」

 貴人の先に立ち、進路の通行人を追い払う。先を払う。

 

 「先を折る」

 物事をしはじめようと勢いづいているところをさまたげる。でばなをくじく。

 

*goo辞書 より

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<国産ワイナリー> 中原ワイナリー

2023-06-26 07:24:56 | 国産ワイナリー

 「ペイザナ農事組合法人/中原ワイナリー」

 山梨市・甲州市・笛吹市・甲府市・北杜市を拠点に、農地を継承・活用し、農業従事者の雇用や育成を促進することを目的に活動するペイザナ農事組合法人よって設立された共同醸造所。
 2022年現在、こちらのワイナリーで醸造を行っているドメーヌは、小山田幸紀氏による『ドメーヌ・オヤマダ』、松岡数人氏による『ドメーヌ・ポンコツ』、吉田裕一氏による『パパプル』の3つです。

 農業組合法人によって設立されただけあり、こちらのワイナリーの根幹となるのは、あくまでブドウ栽培。
 醸造家本人が山梨県内の自家農園でブドウを栽培し、その後の醸造、出荷も一貫して醸造家自身が行っています。
 個人の生産となるため、それぞれ出荷数は少量ですが、醸造家の理念や求める味わいを色濃く反映したワインが楽しむことができます。

 『ドメーヌ・オヤマダ』の代表的な銘柄『BOW!(バウ!)』は、気軽に楽しめる“新酒”のような位置づけの1本。
 低価格ながら、ブドウ本来の素直な風味とバランスの良い味わいが秀逸で、小山田氏のこだわりがつまった銘柄です。
 「どこにもない美味しいものを造ること」を目標とする『ドメーヌ・ポンコツ』は、その言葉の通り、『まどぎわ』をはじめ唯一無二の味わいが楽しめることで人気です。
 『パパプル』が手掛ける『Linda(リンダ)』は、熟した洋梨や桃のような凝縮した果実味が体に染みわたる白ワイン。
 その年のブドウの仕上がりによって微発泡になったり、スティルワインなったりと、ヴィンテージの特性をそのまま表現しているのも魅力です。

*https://budounooka.com/blog/article/%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%8A%E8%BE%B2%E4%BA%8B%E7%B5%84%E5%90%88%E6%B3%95%E4%BA%BA%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%8E%9F%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%BC より

 ペイザナ農事組合法人/中原ワイナリー 山梨県甲州市勝沼町中原5288-1

*https://www.winery.or.jp/winery-map/2724/ より

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<伝統野菜> 広島 青大

2023-06-26 07:20:05 | 伝統野菜

 「青大」

 広島県のブランド野菜「青大きゅうり」
 青大きゅうりは数多くあるブランド野菜の中でも隠れた人気の野菜です。広島県の豊かな自然と生産者さんが育んだ青大きゅうりには他の野菜にはない魅力がたくさん詰まっています。旬の時期には味わったこともない豊かな味わいになる青大きゅうりをぜひ一度味わってみてください。

 広島県の伝統野菜
 実は広島県といえば優れた野菜を生産する知る人ぞ知る野菜の名産地。そんな広島県の生産する野菜の中でもキラリを魅力が光る青大きゅうり。今では青大きゅうりの旬の時期に合わせてわざわざ遠方より広島県に足を運ぶ青大きゅうりファンもいるとか…。広島県が大事に伝えてきた青大きゅうりをまだ食べたことがないのなら、この機会にぜひ食べてみてください。

 青大きゅうりの旬を逃さないで
 「旬」とは青大きゅうりの収穫できる時期のこと。メジャーな野菜ほど大量に流通しない青大きゅうりだからこそ、きちんと収穫時期にめがけて入手計画を考えておかないと食べれません。もし時間が許すなら広島県に足をはこんではいかがでしょうか?広島県と言えば観光スポットも多い場所、「青大きゅうりを食べに旅行」なんて面白いかも。

 まだまだ知られていない青大きゅうり
 野菜はヘルシーで栄養豊かな食材、とりわけ名前も特徴的な青大きゅうりは謎の多い食材。広島県にお住まいの方でもまだまだ知られていない魅力がたくさんあります。見た目にも食べても新しい青大きゅうりをもっとたくさん知ってください。知っていただければきっと人にも教えてあげたくなる野菜です。ワンランク上のベジタブルライフには欠かせません。

 青大きゅうり 産地 生産
 青大きゅうりの生産地は言わずと知れた広島県です。メジャー野菜に比べれば圧倒的に生産量は少なくいため遠方では旬の時期であっても入手は難しいと言えるでしょう。広島県の豊かな自然を青大きゅうりで味わうというのは実はとても贅沢なことなのかもしれません。まだ青大きゅうりを食べて無いのであれば「食べる機会は自分で作る」くらいの気持ちでないと一生食べられないかもしれません。

 生産出荷近代化計画って?
 消費・生産量の多い野菜は野菜生産出荷安定法によって、都道府県ごとに生産や出荷の計画を準備して農林水産大臣に提出する事になっています。生産も消費も多いメジャー野菜はその計画に沿って栽培生産されるので供給量は安定しています。このようなメジャー野菜とは異なり、青大きゅうりのようなブランド野菜は供給量は少なくまた安定していません。入手が難しいのはそのような要因もあるのではないでしょうか。

 生産の難しいブランド野菜
 気温や土質はもちろん降水量や標高など、野菜は土地の持つ特徴に大きく影響を受けて育ちます。青大きゅうりが広島県の気候や風土の中で作られてきたように、広島県以外では今までのようにおいしく育つものではありません。ブランド野菜は生産地が限定されている上に、その認知度の低さから購入者が少ないため、供給量が少ないのです。そのため入手が難しくなってしまい“ブランド化”しています。

 青大きゅうりという贅沢
 誰しもが食べれるわけではないため希少性の高い青大きゅうり。お金があっても旬の時期を逃すと食べれず、またお金が無くても旬の時期に生産農家さんを通じていただくこともできる事も..。国内のブランド野菜は土地に根差した伝統野菜でもあります。都心の高級食材店でも入手できるかもしれませんが、生産地(青大きゅうりであれば広島県)に近づけば近づくほど新鮮な青大きゅうりの入手確立は高まります。「青大きゅうりのために広島県へ旅行」という贅沢もいいかもしれません。

 青大きゅうり 収穫 旬
 青大きゅうりに限ったことではなく野菜全般に言える事ですが、ビニールハウスでの栽培や促成栽培などの技術が発達したことで、多くの野菜を一年中手に入れることができるようになってきましたが、味や栄養分は野菜の持つサイクルに合わせて栽培されたものにはどうしても劣ってしまいます。この絶好のタイミングは古くから「旬」と呼ばれてきました。

 優れた「旬」という考え
 野菜はビタミンやミネラル類を豊富に含んだ食材です。それら蓄えられた野菜の栄養素は成長や繁殖、越冬などのために蓄えられているものです。栄養をたくさん蓄えた野菜は味にも磨きがかかり、大きく育っているため量も多くなり、供給量も増えるので値段も安くなります。つまり野菜の入手は旬の時期がベストなのです。

 ブランド野菜と旬
 供給量の少ない青大きゅうりにとっての旬はメジャー野菜の旬とは異なります。メジャー野菜であれば年間を通じて供給されていて、旬の時期には「新○○」として通常とは異なる日持ちのしなさそうな柔らかい新鮮野菜が供給されます。しかしながら青大きゅうりのようなブランド野菜は供給量も少なく入手できるとしてもタイミングは旬である短い期間のみとなります。

 収穫と出荷
 野菜にはそれぞれの特徴に合わせた収穫方法があります。朝どり野菜や収穫直前には一切水をあげなかったり、また収穫してから食べごろになるまでの期間は野菜によって異なります。同じ種類の野菜であっても青大きゅうりのようなブランド野菜では一般論が通じない場合も多々あります。食べごろは生産農家さんに伺うのが間違いありません。

*http://katoriyu.com/yasai/bluel439/index.php より

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<大阪製ブランド-アパレル・ファッション小物> Oo[ワオ] 首の肌着

2023-06-26 07:07:30 | 大阪製ブランド

 「Oo[ワオ] 首の肌着」

スヌード感覚で暮らしにとけ込む手ぬぐい。

手ぬぐいや布おむつに使われる「和晒」を、くるりと輪っかに。吸水性が高く、赤ちゃんの肌にも優しい和晒は、デリケートな首を守るのにもぴったりな素材。「Oo[ワオ] 首の肌着(以下Oo)」は、これを表裏二色に染め分ける日本で唯一の染色技術によって、両面の色が異なるリバーシブルな手ぬぐいに仕上げ、両端を縫ったもの。強く主張しないのに存在感があり、スヌードのようにまとうだけで首元にニュアンスを与えてくれる。手がけたのは昭和36年創業の竹野染工。同社のある堺市は、江戸時代から和晒産業がとても盛んだった土地。その産地としての誇りを持って、「Oo」は織りから染めまですべて、堺のパートナー会社とともに製造された、「made in Osaka Sakai」の製品でもある。
和晒の染色方法としては注染が有名だが、竹野染工は染色したい場所に糊を混ぜた染料を金型で捺し染める「ロール捺染」とよばれる染め方を代々受け継いできた。「ロール捺染はプリントと同様、片側だけしか染められなかったのですが、うちの職人が数十年かけて技術を開発し、両面違う色が染められるようになりました」。そう語るのは3代目代表の寺田尚志さん。ロール捺染は染料を版に付けて刃で不要な染料を削ぎ落とし、ロールが生地に押し付けられて版が捺されたもの。すべての工程が熟練の職人技の上に成り立っている。この技法の職人は全国でも10人もおらず、両面の染め分けができる職人はとても珍しい。この優れた技術を残しロール捺染を未来に伝えるために、竹野染工では現代のライフスタイルにあった、手ぬぐいの使い方を提案するオリジナルブランド「hirali」と「Oo」を展開している。
「Oo」はさまざまなシーンに寄り添う「首の肌着」という概念が新鮮だ。たしかに首もとは一年中外にさらされている。だからこそ夏は日差しから守って涼しく、冬は北風を防いで暖かく。光に当たると裏の色がうっすら透けて見え、くるくると表情を変え、ふたつの彩りを楽しみながら快適になれる。縫製はあえて粗く、手ぬぐい感を残している。だから素朴な風合い。また竹野染工では、一般にプリントと言われている生地の上に染料を乗せる手法でなく、糸一本一本を染め上げる手法で生地を染めている。そのため柔らかな手触りと吸水性があり、使い込むほどに風合いが増していく。これまで、柄は可愛くても使い方がわからず、手ぬぐいを買うことを躊躇していた人も、これならファッションとして手軽に取り入れられるはずだ。こうして日常に溶け込むなかで、手ぬぐいや和晒の機能性や魅力を知っていく。そして私たちは、手ぬぐいを日常の風景に取り戻す。いつもかたわらに、あった日のように。

コンセプトからストーリーやパッケージまで、デザインチームとともに開発。デザイン/ディレクション : 吉田貴成・横田泰斗・蓮見亮

両面染めは裏まで色が染みこむため、反対面に色が透けてでる。透けでる色を想定して色をつくり、染め方も変えている。全6種類

 竹野染工株式会社 大阪府堺市中区毛穴町355-3

*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/14/ より

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