「渾神の清水」
渾神の清水(いがみのしつこ)は、青森県平川市唐竹滝の沢にある湧水。1985年(昭和60年)名水百選のひとつに選定された。
概要
「渾神の清水」は別名(今神の清水)ともいわれており、眼の神(めのかみ)から渾神(いがみ)の清水と呼ばれるようになったと伝わる。
坂上田村麻呂が延暦年間に陸奥国の蝦夷征伐の時「矢捨山」の近くで眼病を患った。或る夜、此土地の鎮守少彦明神が夢に現れ、是れよりも奥に行くと清水があり、この水で目を洗うとたちまち治るとのお告げがあった。お告げのとおり谷を上っても清水が無いため、現在の泉のあたりで神に礼拝すると烏帽子が飛んで落ちた場所にこんこんと水のわいている泉があった。この清水で目を洗うとたちまちのうちに眼病は治癒した。その徳に感じて眼病守護のため、阿蘇山に剣を埋めて薬師神と崇めて本殿を建てた。この清水わく泉を渾神の清水と呼んでいる。」坂上田村麻呂の伝説「竹館村誌」(抜粋)
現在は農業用水等に利用されている。飲用は煮沸が必要である。住民は「霊泉」の碑を置き、祠と鳥居で祀り、周辺の清掃等環境整備に努め、保全を図っている。
*Wikipedia より
昔、将軍坂上田村麿が眼病を患った際、ある夜の夢のお告げの通り、湧き水を探し、こんこんと湧き出るこの清水を見つけ、目を洗ったところ、忽ち眼病が治癒したことから、眼の神(めのかみ)が転じて渾神(いがみ)の清水とよぶようになった。
水質・水量
無味・無臭の湧水です。湧水を容器で持ち帰った際には、生水ですので必ず煮沸消毒のうえご利用ください。また、水が白濁している場合には飲用をしないでください。
由来・歴史
坂上田村麿将軍が東夷征伐の折り、眼病を患った。ある夜、夢の中に神様が現れて、この先の清水で眼を洗うとたちまち治るであろうと告げ、湧き水を探して眼を洗ったところ、眼病が治癒した。このことから、眼の神(めのかみ)→渾神(いがみ)の清水とよぶようになった。
水質保全活動
地元住民が、清掃活動等をおこなっている。
おすすめの時期-初夏(6月~7月)新緑の緑も濃くなり、清水の湧き出る様子が涼しげ。
周辺の自然環境-矢捨(やすて)山のふもとにあり、りんご園にほどちかい。
利用状況-現地での飲用。それ以外の利用(商業用等)なし。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/meisui/data/index.asp?info=5 より
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