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<日本酒> 北海道 千歳鶴/日本清酒千歳鶴醸造所

2020-11-16 07:40:47 | 日本酒

 【平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞銘柄一覧(札幌国税局)】
 〈北海道〉 千歳鶴/日本清酒千歳鶴醸造所

 

 日本清酒株式会社-創業明治5年、札幌で初めて酒造りを営んだ柴田酒造店を前身とする当社は、北海道を拠点とする醸造メーカーです。 その一世紀を超える歴史は純白の翼を広げ優雅に空を舞う丹頂鶴のように、雄々しく北の大地に根付いたものです。 しかし当社では、その歴史に甘んじることなく、さらに大きく翔こうとしています。

 本社 札幌市中央区南3条東5丁目2番地

 千歳鶴醸造所 札幌市中央区南3条東5丁目2番地

 

 「千歳鶴の歴史」 明治五年に開いた「柴田酒造店」。すべてはそこから始まった。  

 北海道で初めての酒づくり
  明治5年、石川県能登から来道した創業者・柴田與次右衛門(しばた・よじうえもん)は、創成川のほとりで造り酒屋「柴田酒造店」を開店。“どぶろく”などのにごり酒が開拓使の役人に評判で、売れ行きは好調に。数年後には清酒をつくりはじめたと伝えられていることから、柴田は北海道の酒造業の幕を開けた先駆者と称されています。

 「柴田酒造店」は、その後、品質向上に努力を重ね、着実に発展。明治30年には同業者を束ね、日本清酒の前身「札幌酒造合名会社」を設立。札幌の酒づくりが、本格的な生産時代を迎えました。大正13年9月、合名会社を株式会社に組織変更し、「札幌酒造株式会社」を創立。昭和3年には業界企業合同の政府要請に応えて8企業を合同し、「日本清酒株式会社」に。統一銘柄をおなじみの「千歳鶴」としました。

  戦後は好景気に支えられ、「千歳鶴」は順調に生産を伸ばしていきました。昭和34年には当時国内最大規模の酒造工場「丹頂蔵」を竣工し、3年後には海外輸出へ。昭和42年には本州にも拠点を広げるなど、高度成長時代と共にその翼を大きく広げて翔きます。また、「全国新酒鑑評会」でも14年連続金賞の栄誉に輝くなど、「千歳鶴」は北海道ブランドの銘酒として全国にその名を広めていきました。

  北海道に生まれ、北海道が育てた、北海道の地酒「千歳鶴」。日本清酒は創業者の開拓者魂を今に受け継ぎながら、おいしさを醸し続けています。*https://www.nipponseishu.co.jp/history/ より

 

 

  

平成30酒造年度全国新酒鑑評会において最高位の金賞を受賞した純米大吟醸。

北海道産のきたしずくを35%まで磨き、昔ながらの手造りで、長期低温発酵により

丹念に醸したとても上品な風味、ピュアでエレガントな味わいとともに、もぎたてのフレッシュな野苺のような香りと洗練された酸味、繊細でシャープな甘味を感じる気品漂う味わい

が特長です。北海道産酒造好適米“きたしずく”のポテンシャルと千歳鶴6代目杜氏

“市澤 智子”の情熱をぜひこの一本から感じてください!*https://www.nipponseishu.co.jp/news/2019/07/24/%EF%BD%9E%E5%8D%83%E6%AD%B3%E9%B6%B4%E3%80%80%E5%B9%B3%E6%88%9030%E9%85%92%E9%80%A0%E5%B9%B4%E5%BA%A6-%E5%85%A8%E5%9B%BD%E9%87%91%E8%B3%9E%E5%8F%97%E8%B3%9E%E9%85%92%E7%99%BA%E5%A3%B2%E3%81%AE/

 

 「限定生産」なので、なかなか入手は難しかったようです。

 

 千歳鶴6代目杜氏「市澤智子」 「千歳鶴」の舵を取る杜氏、市澤智子に聞いた酒づくりの想い。

 新生”千歳鶴”へ、杜氏世代交代 千歳鶴 六代目杜氏  市澤智子

 明治五年の創業以来初めての女性杜氏。
 短期大学の醸造学科を卒業し微生物の世界に魅せられ、地元釧路の地ビール会社、酒蔵で杜氏を歴任し千歳鶴へ。

 杜氏は人をつくるのも仕事

 酒造りは一人でいくら頑張ったところでいいものはできません。一人一人が100%の力を発揮したとき、チーム全体では120%の力となり、いい酒が出来る。個々の能力を最大限に引き出すのも杜氏の仕事。人には向き不向きや適材適所が必ずあり、各々がやりやすい環境を作ること、いかに作業に対して執着を持って仕事をしてもらうかが非常に大事。昔から言われていた「杜氏は人をつくるのも仕事」まさにその通りです。

 世の中が求めている酒

 味は感覚的なものなので、自分で感じなければわかりません。必要とされる酒を勉強する時に大事なのが”妄想”。この米でこの香り、そしたらあの酵母でこの仕込配合だろうか…?感じた刺激を自分の酒造りに生かし、設計を行います。世の中が求めている酒と千歳鶴の方向性を考えながらのこの作業がモノづくりの醍醐味であり、結局のところ私は酒造りが大好きなんだと、つくづく思います。

 地酒とはなんなのか

 昔は、時期になると地方から杜氏がやってきて、造り終わると帰っていくものでした。私は造り手が造ったお酒をどのように貯蔵し、どのタイミングで出荷するかそこまでを見届けて初めて本当の意味で造ったと言えると思っています。酒造りは新しい時代に突入し、日本酒とは何か、地酒とは何なのかという本当の意味が問われてきているのではないでしょうか。地酒とは地元の造り手が地元の米や水で醸造したものを地元の方々に味わって頂く。それこそが本当の意味での地酒だと思っています。

*https://www.nipponseishu.co.jp/touji/

 

 北海道産酒造好適米「きたしずく」

 ●心白発現がよく、千粒重は重く多収。
 ●雑味が少なく、やわらかい味のお酒が期待できます。
 ●耐冷性が高く、安定生産が可能。

 *https://www.hokkaido-kome.gr.jp/variety/kitashizuku/ 

 

 「日本清酒」ブランド一覧

 「千歳鶴」 純米大吟醸・純米吟醸・特別純米・純米

 「柴田」 からくち純米・からくち本醸造・純米吟醸

 「雪原の舞」 大吟醸

 大吟醸「吉翔」・純米大吟醸「瑞翔」・大吟醸「ポプラ並木」などなど 

 

 


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