「なまこ」
正月になまこを食べる理由は豊作を願う意味があるからです。
豊作の理由はなまこの形が米俵に似ているためだと言われています。
特に江戸時代の長崎県では、なまこを俵子(とーらご)と呼んでいました。
【俵子とは】
なまこの別名。本来の読み方は「たわらご」。少なくとも室町時代(1336年~1573ねんから呼ばれていた名称。
長崎県民は「正月から米俵を買う」という意味で、漁商からなまこを買っていたようです。
正月になまこを食べる地域は全国的に見てもかなり少ないようです。ネットで調べてみると全国でも以下の地域では食べている人がいると分かりました。
1.青森県
2.東京都
3.岡山県
4.長崎県
青森県の横浜町では12月になると、ブランドの「横浜なまこ」が大漁に水揚げされており、正月には各家庭の食卓に並ぶそうです。
なまこは12月~2月ぐらいが旬になり、正月だと最もおいしい時期のため食べるのにちょうど良いと思われます。
*https://kizinonakime.com/syogatsu-namako-10977 より
なまこをお正月に食べる風習は各地にあるようですが、ちゃんとした資料は見つかりませんでした。
ただ、我が家では親父が好きだったため、おせちに用意されていたように思います。
堺は、大阪 船場や京都の料理の流れを汲んでいるため、その影響は少なからずあったのかもしれません。
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