「山ぶどう」
【生産地】岩手県久慈地方
【形状】果実は球形で径約8mm程の大きさ。熟すと黒くなる。
【食味】糖度を15%以上に高めて収穫される熟成した山ぶどうは非常に色の濃い果実となる。山野から採取される山ぶどうの果汁は、大変貴重なものとして活用され、ジュースやジャム、ワインなど様々な加工品として販売されている。
【来歴】自然に恵まれた東北北部に多く自生している、日本古来の野生ぶどうである。自生している山ぶどうを挿し木で1本1本増やし、丹念に育てることで山ぶどうの栽培量を増やしている。
【収穫時期】9月下旬~10月
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%EF%BC%8D%E5%B2%A9%E6%89%8B/#i-21 より
山ぶどうは自然に恵まれた東北北部に多く自生している日本古来の野生ぶどうです。昔から(一説によると700年前から)岩手県北地域は、山ぶどうと深いつながりのあったと言われています。岩手県が全国一の生産量を誇り、さらに久慈地域は、岩手県の約40%を生産する山ぶどうの産地です。
久慈地域の澄んだ空気・水・土が育み、太平洋からの「やませ」により冷涼な気候であるため、他の地域よりじっくりと成熟が進み、収穫時期を遅らせることで、完熟した山ぶどうを収穫することができると言われています。
ミネラル分が普通のぶどうの6倍以上であり、さらにポリフェノールを多く含むことから、体によく、滋養強壮に効果があると言われています。
山ぶどうは9月下旬から10月頃にかけて旬を迎え、熟成した糖度が15%以上の山ぶどうは、非常に色の濃い果実となり、一般的なぶどうに比べポリフェノールや鉄分がより多く含まれており、古くから産前産後の滋養強壮や疲労回復に珍重されています。山ぶどうを使った商品も多く、お土産品として人気となっています。
*https://www.city.kuji.iwate.jp/kanko/tokusanhin/tokusan_yamabudou.html より
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