「芥屋かぶ-けやかぶ」
この地でしか育たない(?)芥屋かぶ 更新日:2010年12月13日
鮮やかな赤紫色のかぶ
不思議なかぶ:『芥屋かぶ』
鮮やかな赤紫の色が目をひく『芥屋かぶ』は、上半分が赤紫色で中身は白色、柔らかい肉質で地元の人に昔から親しまれているかぶです。
このかぶが栽培されているのは、福岡の中でも、ここ糸島市志摩芥屋地域だけ!
生産者がこの赤紫色に魅せられて、志摩芥屋地域外で栽培してみたのですが、芥屋以外では、決してこの赤紫色がでないとか。(1年目は、芥屋かぶの特徴がでるが、2年目からは赤紫色にならない。)
まさに、芥屋でしか生まれない不思議なかぶ。
志摩芥屋地域でしかできない『芥屋かぶ』摩訶不思議なり!
不思議なかぶ『芥屋かぶ』。見てください見事な色を
芥屋かぶは、農家さんが自家用として栽培してきた在来種で、主に漬け物用として使われています。
干した後、海岸で海水につけ、甘酢漬けにすると、赤紫色のかぶは、かわいらしいピンク色にお色直しをします。
玄界灘の潮風、砂地の畑、霜が降りない気候、様々な風土が生み出す、『芥屋かぶ』は、太陽の恵みと海の恵みを更に使って、私たちの食卓を艶やかに彩るのです。
*https://www.city.itoshima.lg.jp/s024/040/030/010/060/100/keyakabu.html より
【生産地】糸島市志摩芥屋地区
【特徴】円錐形で、上半分が鮮やかな赤紫色で中身は白色。天日干しにした後、海水で揉んで甘酢漬けにするときれいなピンク色に変わる。
【食味】柔らかい肉質。
【料理】酢の物や漬物に向く。
【来歴】古くから糸島地域で栽培されていた在来種。糸島市志摩芥屋地区で栽培されたもののみが、赤紫色となる。他地区で栽培すると一年目は芥屋かぶの特徴が出るが、二年目からは赤紫色にならないなど特徴を失う。
【時期】11月~12月
*https://tradveggie.or.jp/40-fukuoka/#i-10 より
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