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イッピンNHK 「モダンでおしゃれ!魔法の紙~岐阜 美濃和紙~」

2023-04-29 07:52:59 | イッピンNHK

 第7回 2012年11月27日 「モダンでおしゃれ!魔法の紙~岐阜 美濃和紙~」 リサーチャー: 篠山輝信

 番組内容
 長良川とその支流に囲まれた岐阜県美濃地方では、豊富な水を使い、1000年以上前から紙作りが行われている。薄くて丈夫なため、公文書や障子紙などに使われてきた。いまでは、その特長を生かしたおしゃれで魅力的な商品がたくさん開発され、ヨーロッパでも話題を呼んでいる。美濃和紙の驚きの力を俳優・篠山輝信さんがリポート。伝統的な紙すき工房や、海外で人気の商品を作った若手職人の工房を巡り、美濃和紙の秘密に迫る。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201211271930001301000 より

 上記までしか確認できませんでした。

 そのため勝手に調べてみました。全く番組内容がわからないので、ほんと参考まで。

 「美濃和紙」

 美濃地方(岐阜県南部)で作られる和紙の総称。美濃紙とも呼ばれる。特に美濃市で作られる和紙を指すこともある。

 美濃和紙には機械ですいたもの(「美濃機械すき和紙」という)も含まれるが、手すきのものは「美濃⼿すき和紙」といい、特に一定の要件を満たした伝統の製法の手すき和紙を「本美濃紙」という。このうち美濃⼿すき和紙は伝統的工芸品に指定されており、特に本美濃紙は国の重要無形文化財、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。

 本美濃紙は重要無形文化財の指定要件を満たしたものをいい、生産量は美濃和紙全製品のうちの1割ほどである。

 本美濃紙

 1898年(明治31年)改正の戸籍法取扱手続では「身分登記簿の用紙は美濃十三行罫紙トシ」と定められていた。
 定義
 本美濃紙は伝統の製法で作られる薄くて丈夫な紙で、以下の指定要件を満たすもののみをいう(重要無形文化財「本美濃紙」指定要件)。

 1.原料に楮のみを使用していること
 2.伝統的な製法と製紙用具によること
 2-1.白皮作業を行ない、煮熟に草木灰かソーダ灰を使用すること
 2-2.薬品漂白を行わず填料を添加しないこと
 2-3.叩解は手打ちかこれに準じた方法で行うこと
 2-4.抄造は「ねり」にトロロアオイを使用し、「かぎつけ」または「そぎつけ」の竹簀で流漉きしていること
 2-5.板干しで乾燥すること
 3.伝統的な本美濃紙の色沢、地合等の特質を保持すること

 歴史
 1969年(昭和44年)4月15日、本美濃紙の技法は重要無形文化財に指定された[5]。重要無形文化財の保持団体として本美濃紙保存会が認定されている。

 2014年(平成26年)11月26日、「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」として、「石州半紙」(島根県浜田市)「細川紙」(埼玉県小川町、東秩父村)とともに、本美濃紙がユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産登録として認定された。

 美濃和紙ブランド協議会の美濃和紙のブランド認定基準で、本美濃紙は、原料規定で大子那須楮(白皮)のみ、製法規定で完全に伝統的な製法によるとし、美濃市内で生産されるものとしている。

 美濃手すき和紙
 定義
 美濃手すき和紙は本美濃紙の技術を基にして製造される手すき和紙をいい、用途に応じた多種多様な手すき和紙が生産されている。手すき和紙の工房で構成される美濃⼿すき和紙協同組合があり岐阜県紙業連合会に加盟している。

 美濃和紙ブランド協議会の美濃和紙のブランド認定基準で、美濃手すき和紙は、原料規定で国内産の楮や雁皮等の皮を用いた非木材繊維のみを使用したものとし、製法規定で流し漉きの技法とし、美濃市内で生産されるものとしている。

 歴史
 1985年(昭和60年)5月22日、通商産業省(現・経済産業省)によって伝統的工芸品に認定された。

 美濃和紙と岐阜の伝統工芸

 江戸時代以降、長良川を利用した運輸により長良橋たもとの地域は長良川の重要な港町となり、奥美濃から美濃和紙などの陸揚げが多く、それを扱う問屋町として栄えた。良質な和紙「美濃和紙」を得た岐阜では、岐阜の工芸品である岐阜提灯、岐阜和傘、岐阜うちわが生まれた。美濃和紙は岐阜の伝統工芸には欠くことのできない物である。

*Wikipedia より

 「美濃和紙の里会館」

 岐阜県美濃市にある「美濃和紙」をテーマにした博物館である。

 2017年(平成29年)4月15日に新装開館。

 美濃和紙の歴史や製造工程の紹介のほか、紙すき体験などが出来るワークショップもある参加体験型の施設。

 「古川紙工」

 企業理念
 “進化と継承” ~先人が築いた美濃和紙づくりの文化を未来へ~

 岐阜は美濃の地に1300年の歴史を紡いできた美濃紙。
 紙の歴史は大変古く、奈良時代にはすでに官庁の記録紙として使われていました。

 日本には長い歴史を通して育まれてきた 美しい暮らしが沢山あります。
 お茶を淹れる、花を生ける、文をしたためる…
  自然の恵みを敬い培われてきた心豊かな暮らしは、紙の中にもあり、奈良・平安時代から受け継がれてきた美意識や価値観です。

 時代は変わり、手紙はメールに、本は電子書籍に変わろうとしています。
 紙の存在がどんどん薄らぎ、世の中がデジタルに移行していく中、いま大切なものは、人と人の繋がりや日本人ならではの感性です。

 古川紙工は、紙を通してこの大切なものを繋いでいきたいと考えます。

 季節を感じながら、相手を想いながら、書く時を楽しむ…気持ちを伝える紙々。
  日本の紙との暮らしを見つめ、現代の暮らしに合った紙の可能性を求め、表現する素材として、紙の機能を活かして。

 ― 紙のチカラ ―  紙でなければできないこと、紙の新しいカタチを発信していきます。

   創業天保六年 古川紙工株式会社  代表取締役社長 古川慎人

手漉き美濃和紙 名入れ便箋セット/桐箱

 

 「美濃和紙」については、第226回にも登場します。またいずれ調べてみます。

 


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