「宮下酒造 岡山蒸溜所」
岡山県の宮下酒造は、1915年創業の老舗酒造メーカー。
これまでは、日本酒、ビール、焼酎、リキュールなどを作ってきましたが、2011年にウイスキー製造免許を取得し、ウイスキーの開発に着手。
2015年にドイツ製のウイスキー単式蒸溜器であるポット・スチルを導入し、岡山蒸溜所として本格稼働しました。
自社蒸留した原酒が3~5年の熟成を経て、2017年「シングルモルトウイスキー岡山」を発売しました。
岡山県産の大麦麦芽と清流旭川の伏流水を原料として原酒を造り、シェリー、ブランデー、バーボン、ホワイトオークの他、ミズナラに代表される国産木樽など10種類以上の木樽で熟成させています。試行錯誤の末に完成した吟醸ウイスキー岡山は、若々しい風味と繊細な、のどごしが特徴です。
「シングルモルトウイスキー岡山 トリプルカスク」は、ドイツで開催された Meiningers International Spirits Award ISW 2019 にて、金賞を受賞。ワールド・ウイスキー・アワード(World Whiskies Awards)2020 において、シングルモルト ノーエイジ(熟成年数表記なし)部門で最高となる Category Winner を受賞しました。
宮下酒造 岡山蒸溜所 岡山市中区西川原184
*https://jpwhisky.net/2021/01/01/japanesedistillery/#6-2 より
主力商品
シングルカスクウイスキー岡山 2023 MIZUNARA CASK STRENGTH
原料は岡山県産モルトを100%使用し、酵母はウイスキー酵母、ビール(エール)酵母、清酒酵母をブレンドして使用しました。ミズナラ樽との相性がよい酒蔵ならではの清酒酵母を使うことにより、和のテイストを加えたのが大きな特徴です。低温で1週間超発酵させた後、蒸留を行い、ニューポットをミズナラ樽に入れ3年5か月熟成いたしました。シングルカスクでアルコール度数は60度。色は茶色、濃い赤褐色(Dark Reddish Brown)をしています。ミズナラ樽のファーストフィルであり、ミズナラ樽独特の白檀や伽羅などの香木を思わせるような香りが一番良く表されており、華やかさを伴い、香りの特徴と味わいのバランスが非常に良い状態です。
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