うまいッ!「とろける甘さ!絶品ホタテ~青森・平内町~」 2013年11月17日
番組内容
陸奥湾に面する青森県平内町は、全国屈指のホタテ養殖の産地。濃厚な甘みと、とろけるようにやわらかい食感は養殖ならでは。この味を生み出すのに欠かせないのが、養殖カゴの“引っ越し”。稚貝の成長に合わせてカゴに入れるホタテの数を減らし、水温に応じて場所や水深を調整。1つ1つに栄養が行き渡るように工夫している。そのほか、遠方まで生きたまま届ける「活ホタテ」の出荷最前線も紹介。“貝の王様”ホタテの魅力に迫る。
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201311170615001302100 より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
平内町のホタテが美味しい理由
平内町のホタテの美味しさについて、平内町漁協の後藤照男参事と、濱田昌勝指導課長に取材した。平内産のホタテは陸奥湾で穫れるが、陸奥湾には八甲田山に積もった雪が溶けて、その水が溶けて流れ込んでいる。その雪解け水には栄養塩がたっぷり含まれていて、その水でホタテがすくすくと育つ。だから、美味しいホタテができるそうだ。単一の漁協協同組合の漁獲高としては、平内町が全国トップを誇っている。
*https://www.hiranaihotate.com/reason.html より
ホタテ王国ひらない 更新日:2023年03月24日
ホタテ王国のはじまり
従来ホタテの生産地といえば北海道でした。昭和9年には北海道だけで9万トン、青森県は僅か130トンの水揚げだった青森ホタテは昭和45年以降100億円産業としてのし上がり、平内もこの頃からホタテ養殖が軌道に乗りはじめ、漁業経営体数も昭和43年から3倍に増え、出稼ぎも減少していきました。現在、「ホタテ王国 ひらない」は養殖ホタテ水揚げ高日本一の生産量を誇っています。
ホタテ増養殖で奇跡が
当初、地まき養殖から出発した平内町のホタテ養殖でしたが、当町浦田の「豊島友太郎」氏が昭和32年のホタテ稚貝大発生以来、杉の葉による採苗と中間育成の研究を重ねホタテ養殖を軌道に乗せました。昭和46年に水揚げされたホタテの88%は地まき貝、昭和47年には養殖ホタテが42.7%になり昭和48年には養殖が地まき貝を上回り66.6%となり養殖ホタテ全盛期を迎えました。私財をなげうって研究に取り組んだ豊島氏の情熱がやっと実を結んだ事により、この頃から漁師が出稼ぎから解放されました。
このホタテ王国実現のカギとなったのが「タマネギ袋」であり、ホタテ養殖とタマネギ袋は切っても切れない関係があります。この育苗生産成功によって、それまでは杉の葉による卵子の付着だけに頼っていたものを、更にタマネギの袋を上からかぶせる事により、杉の葉から落ちる稚貝を高い確立で回収する事に成功しました。
*https://www.town.hiranai.aomori.jp/soshiki/suisan/gyoumu_annai/suisangyou/hotate.html より
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