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<伝統野菜> 宮城 仙台雪菜

2021-05-26 07:10:50 | 伝統野菜

 「仙台雪菜」

 【生産地】宮城県仙台市

 【形状】葉の肉質は厚く、濃緑、丸型。葉柄は長い。

 【食味】雪に数回あたったら収穫すると甘味とほろ苫味のバランスがよく、独特の風味がある。お浸し、煮浸し、みそ汁の具、天ぷら、中華風炒め料理にも。春にとうだちしたつぼみも美味。

 【来歴】「雪菜」は、雪の中で育つ軟白ハクサイであることから付けられた名である。

 【時期】雪が降り積もった雪の下で雪菜にとう(花茎)が立ってから収穫する。ツケナとして利用される。10月上旬に播種し、12月下旬~翌年1月に収穫する。

*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%EF%BC%8D%E5%AE%AE%E5%9F%8E/#i-13 より

 

 仙台雪菜:日本むかし野菜(在来種) 2017年01月18日

 かつて地域に根付いていたものの、大量生産や規格厳格化の潮流により、あるいは種取りの手間を省くために、主流ではなくなってしまった野菜たち。そうした在来種・在来作物を、作り、食べて、守ろうという取り組みが『日本むかし野菜』シリーズです。 日本むかし野菜には、万人受けする平板なものと違って、甘・辛・酸・渋・旨といったさまざまな味が主張し合う、それだけがもつ魅力的なおいしさが詰まっています。 この連載では、日本むかし野菜に登場する野菜を1品ずつご紹介してまいります。

 今回ご紹介するのは「仙台雪菜」。主な産地は仙台みどり会(宮城県大崎市)です。 

 生産者と採種場がつなぐ在来種の種
 仙台雪菜は古くから宮城県仙台市近郊で栽培されてきた在来種。葉はやや厚みのある丸型で、しゃきしゃきとしたさわやかな食感を持ち、味が濃いとされるアブラナ科ツケナ類ならではの独特の濃厚な風味が特徴です。初冬の霜にあたると、ほろ苦さと甘みがほどよく調和した仙台雪菜特有の風味が増します。耐寒性は高いですが、寒過ぎると葉が凍結してしまうので、生産者は気が抜けません。現在、同じツケナ類のなかでは小松菜が全国的によく知られていますが、東北地方では小松菜と同じように親しまれている一品です。 仙台雪菜を栽培する仙台みどり会(宮城県大崎市)が種を購入しているのは、宮城県松島にある渡辺採種場。ここでは、昔から東北にある野菜を後世に伝えようと、新しい品種の開発や採種だけでなく、仙台雪菜のような在来種の採種にも力を入れています。その理由は「在来種にもそれぞれよい面があり、遺伝資源という面でも貴重だ」と考えているから。同じ想いを共有する生産者と採種場がつながり、地域の種がしっかりと受け継がれています。  
 おいしさメモ
 小松菜やほうれんそうのように、おひたしや漬けもの、味噌汁などにどうぞ。ジャガイモと油揚げと一緒におひたしなんておすすめですよ。  

*https://www.daichi-m.co.jp/syouhinjyouhou/11347/ より


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