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<伝統野菜> 埼玉 山東菜

2021-12-06 08:22:58 | 伝統野菜

 「山東菜-さんとうな・さんとうさい」

 【生産地】さいたま市岩槻区大野島、越谷市、八潮市

 【特徴】アブラナ科の野菜。実が結球しないのが特徴。主に県南で特産的に栽培されている。上の葉が開いたままの半結球の白菜に似た大型野菜で一株6~7kgと黄芯白菜よりも大きい。白菜と異なり、葉先が開いた「半結球」状態で大きくなり、完全には結球(けっきゅう)しないため、上から見ると葉ボタンのように見える。山東菜は2種類にわかれ、「半結球山東」と「花芯山東(かしんさんとう)」がるが。花芯山東はF1種。半結球山東が伝統野菜。

 【食味】結球する白菜などに比べ、肉質がやわらかいため、漬物に適している。主に漬物用に栽培されている。

 【来歴】1875年(明治8年)に日本に渡来した山東菜(さんとうさい)から選抜して育成。しかし、埃立つ土地を嫌うなど、栽培の条件が厳しく、収穫量の少なさから幻の野菜といわれてきた。埼玉県では、栽培条件の合う越谷、岩槻(現:さいたま市岩槻区)を中心に栽培されてきたが生産量が減少していった。漬物用の山東菜は市場には、めったに出回らず、加工前の状態で手に入れるのは難しい。山東漬けは取り寄せ可能。

 【時期】12月10日前後の10日間のみ

*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%e2%80%9511-%e5%9f%bc%e7%8e%89/#i-13 より


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