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<日本酒> 広島 雨後の月/相原酒造

2021-06-22 09:25:49 | 日本酒

 【平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞銘柄一覧(広島国税局)】
 〈広島〉 雨後の月/相原酒造

 雨後の月(うごのつき) 相原酒造
 ●良質の軟水で醸される、滑らかでエレガントな酒 雨後の月 相原酒造

 雨後の月 蔵の外観「雨後の月」を造る相原酒造は、かつて軍港として栄えた広島県呉市仁方町に明治8年に創業した酒蔵です。

 「雨後の月」の酒、そして広島県の酒を語る上で外せないのが「水」。ここ仁方地方から三原地方までの瀬戸内海沿岸の土壌は花崗岩層で、そこから全国屈指の超軟水が得られます。

 かつて日本酒の仕込み水には「灘の宮水」に代表される、ミネラル分が豊富な硬水が向いているとされていましたが、明治31年、安芸津の三浦仙三郎氏が「軟水醸造法」を確立したことで広島吟醸は一躍全国に知られ、広島県は西日本の名醸地として知られるようになりました。

 その広島地酒の中でも「雨後の月」は県内屈指の名醸蔵として、地元はもちろん全国にその名を知られる注目の銘柄です。


 ●軽やかで上品で、良い香りの酒を目指して

 雨後の月 蔵の外観広島酒の特徴である軟水醸造法で造られるお酒は、米の旨味を引き出した、濃醇で柔らかい味わいに仕上がります。

 ところが「雨後の月」を口にしてみると、そんな広島酒の枠にあてはまらない、丁寧できれいな酒質であることに驚かされます。

 その理由は4代目の蔵元である相原準一郎さんの嗜好によるもの。

 「重いお酒が好きではありませんでした」と語る準一郎さんは、それまでのタンクで常温保存していたお酒は味が濃く、熟成で老ねており「飲みにくい」と思っていたそうです。

 それなら軽やかで上品で、良い香りがする方が飲み易いのではないかと考え、従来の濃醇嗜好の酒質から、芳醇淡麗な酒質を目指す酒造りを目指すようになりました。


 ●飲めば地酒の魅力を知る事ができる酒。

 雨後の月 蔵の外観「雨後の月」のお酒を簡単に表現するなら、柔らかみのある優しい味わいで、香り高く、米の旨味、甘味が溶け込んだ豊醇な味わいと、きれいな余韻。

 それはまるで、ひとつのストーリーが優しく流れて行くかのような印象を与えるのが、「雨後の月」の共通の特長です。

 「雨後の月」の魅力を知って頂く上で、1つのエピソードをご紹介します。

 初めて日本酒の素晴らしさを知った「きっかけ」となるお酒が皆様あるかと思いますが、お酒の席や酒屋などでお話を聞くと、初めて飲んだ地酒が「雨後の月」だという方や、「雨後の月」を飲んでから地酒が好きになったという方が実に多いのです。


 それだけでなく、「雨後の月」で日本酒デビューをされた方は、今でも「雨後の月」を愛飲されている方が多く、リピート率の高さもデータに現れています。

 『誰にでも親しみやすく、飲み飽きしない。飲めば地酒の魅力を知る事ができる。』

 甘口派、辛口派という嗜好を超えて、幅広く愛されている「雨後の月」の魅力を端的に表しているエピソードではないでしょうか。

 また、「雨後の月」は広島県の若手蔵の相談役のような存在でもあり、現在他の蔵で杜氏として活躍されている方も、かつて「雨後の月」で酒造りを経験していた方もいらっしゃいます。

 品質第一の徹底化を繰り返し行い、平均精米歩合、特定名称酒比率、好適米使用率において県内トップを誇る高品質なお酒を造る一方、多くの地酒ファンや他蔵で活躍する醸造家を輩出する「雨後の月」は、酒も人も育てている、全国でも希有な名醸蔵です。

*https://www.jizake.com/c/sake/ugonotsuki/ugonotsuki2 より

 相原酒造株式会社 広島県呉市仁方本町1丁目25番5号

 ラインナップ

 「雨後の月」超特選 真粋大吟醸 火入れ・大吟醸斗瓶取り・純米大吟醸 など

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