「儀助煮」
魚介類を調味して乾燥させたもの。
元の魚介の姿が分かるのが儀助煮の特徴である。
明治の人で博多の宮野儀助なる人が考案した料理。
もとは天日で乾燥させた小魚や海老を、甘辛く煮て芥子の実や青のり加えたものであった。水飴と砂糖で煮、唐辛子を入れ、ほうろくで乾燥させるかたちは、戦後、松浦喜久三という人が再興して後という。
福岡県の名産「カレイの儀助煮」、茨城県霞ヶ浦近郊の名産「ワカサギ筏焼きの儀助煮」がよく知られている。
もっぱら酒の肴や子供のおやつであるが、料理に用いる場合は八寸や和え物、サラダ等にワンポイントとして加える。
*https://temaeitamae.jp/top/t2/kj/6_G/011.html より
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