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<プライドフィッシュ> 大阪-秋 大阪のマルアジ

2020-10-02 06:22:24 | 食品
 旬:9~12月 その名の通り丸い体が特徴。風味豊かな味わいとまろやかな脂がマッチ

 プライドストーリー:秋に旬を迎える大型のアジ。手早く処理された高鮮度なものは、刺身や干物がおすすめ
 大阪湾で漁獲されるアジは、「マアジ」と「マルアジ」の2種類あります。見た目はそっくりですが、マアジ属で魚体が長細いマアジに対し、マルアジはムロアジ属でその名の通り断面の丸さが特徴。尾びれの付け根に小さいヒレがあり、背が青緑色に見えるため「青アジ」とも呼ばれます。血合いがやや多いですが、25cm以上のものは特に脂がのっておいしさも格別。身にキメの細かいサシが入り、刺身やたたき、塩焼きは格別です。更に、秋の脂ののったマルアジの干物はしっとりと脂がなじみ絶品です。マアジは春から夏に旬を迎えることに対し、マルアジの旬は秋から冬で、大阪湾では1年を通じ旬のアジ類を楽しむことができます。
 マルアジは傷みやすい魚なので、品質劣化を防ぐため捌くときは手早い処理が大切です。旬のマルアジには、内臓(腹骨の内側)に白い塊が入っていますが、それは脂の塊。まさしく脂ののった旬の証です。脂ののった極上の身をわさび醤油でいただくと絶品です。

 水揚げ漁港や漁法:1艘の船で手早く漁獲し、鮮度を保って出荷。大阪府下のさまざまな漁港で水揚げされる、代表的な魚です。
 大阪湾は北東に深く入りこみ、奥には淀川などの大きな川が流れ込んでいます。川からの水には有機物や栄養塩類が多く含まれ、餌となる動植物プランクトンが豊富に発生し、餌を求めマルアジをはじめ、たくさんの魚が集まります。大阪のマルアジは、そのような豊かな海・大阪湾のほぼすべての漁港で水揚げされます。
 大阪のマルアジは主に底びき網漁で水揚げされています。大阪の底びき網漁は1艘の船で行われており、網の口を大きく開かせる役割をもつ、2本のロープに結び付けられた開口版(かいこうばん)が特徴です。口の下部にはおもりを取り付けているため、海底付近での漁獲も可能です。
 漁獲されたマルアジは、船上で手早く活け〆または氷〆にして、大阪府下の漁港で水揚げされています。
*プライドフィッシュHP より

 

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