2021年6月24日 13:24 大阪大谷大学の博物館に特別展を見に行った時、正門近くの万葉植物園の池にいろんな種類のトンボがいるのに気が付きました。
ナツアカネだと思っていたのですが、図鑑で調べるとこれはショウジョウ(猩々)トンボのようです。
腹が扁平で、翅の付け根に鮮やかな橙色の模様があるのが特徴です。ナツアカネより少し大きく、元気に飛び回っていました。
猩々(しょうじょう)とは能などに出てくる、体は朱紅色の長毛でおおわれ、顔はヒトに、声は小児の泣き声に似て、人語を解し酒を好むという想像上の怪獣で、その朱色にちなんだ命名です。
そういえば吉野(大和上市)のお酒で、「猩々」という銘柄のお酒、ありますね。
これはご存じ、シオカラトンボに見えますが、は後翅の付け根近くが明瞭な黒褐色なので「オオシオカラトンボ」という種類です。シオカラトンボよりちょっと大きい。
オスは成熟すると青白い体が粉を噴いたようになり、羽根の基部まで粉を帯びてきます。
メスはご存じムギワラトンボ、おなじ仲間とは思えないですね。ここではいるのでしょうが、みつけられませんでした。
イトトンボもたくさんいます。これはキイトトンボ。腹が黄色いのが特徴。
クロイトトンボ 黒っぽくて、胸部側面と腹部の先が青いのが特徴。
やたら尻尾(腹)が長い! 羽根に比べて尻尾が長いので、モノサシトンボのようです。
同じような種類がたくさんいるので、よくは分かりませんでした。
ヤゴのぬけがら
人工のビオトープ状の池なのにすごいですね。
撮影日:2021年6月24日
2021年6月25日 ( HN:アブラコウモリH )
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