ベトナムの青年実業家グエン氏には、新聞記者をしている奥様と、2歳のお子様がおられる。共稼ぎなので子供はメイドさんに面倒を見てもらっている。さて、メイドさんの月給は?日本円にして、な、な、なんと!「1万円」。奥様の月給は、6万円。ベトナムの新聞記者ともなると、高給取りなんです。グエン氏御本人は…「無給」ということでした。「社長が高給をむさぼってはいけない。社員の何倍も働くのが社長。生活費は、妻の収入で十分」…は~い!肝に銘じます。
ちなみに、ベトナムの大学卒の初任給は、2.5~3万円です(2009年9月1日現在)。
ベトナムに義務教育はあるのか?「ある」というのが、グエン氏。「ない」というのが、メコンデルタツアーガイドのホー女史(天童よしみ似)。正解は、「ない」でした。ではなぜ、グエン氏が「ある」と言ったのか?
ベトナムでは、6歳~18歳までが学校へ行きます。行かない子はいないようです(一般的な話のようですが)。つまり、(表面的には)全員が学校へ行く。ですから、グエン氏は、「義務教育がある」と、言ったわけです。
しかし、法令で決められておらず、就学しなくても罰則なし。そして…これが大きな問題なのですが、義務教育ではないため、「有償」。つまり、小学校1年生から、「授業料」を、払わなければならない。「え~~!ウッソォ~!社会主義国なのに?」と、感じた方…世の中、何でもありなのです。
ベトナムの通貨、「ドン」の数字が大きいです。私など、「100,000ドン!」と言われると、「ウッヒャー!高い!」と感じますが、日本円に換算すると、約500円です。
珠算6級というレベルのため、計算が苦手。しかし、生きる智慧がある(おっと!得意の自画自賛)、簡単にドンを円に換算する術をあみ出しました。「下の、ゼロ2つを指で隠し、残りを2で割ればよい」 1,000ドンなら5円。10,000ドンなら、50円となります。凄いでしょう、この方式!自画自賛!
ハノイの北に巨大な工業団地があり、日本の企業が進出しています。我が家の長男の会社の工場もあるため、出張がある。彼がベトナムにおける不本意なこととして語るのが、「おつりの問題」。
小さなモノを買って、大きな札で支払った。ところがおつりをくれずに、アメ玉をくれた。なにしろ、長男は拳銃を持っている警察相手に「おまえ、裾野市って書けるのか!」と、言う人。この男に対し、おつりが、アメ玉!キレて怒鳴るところだが、ベトナム語が出来ない。アメ玉を握りしめてすごすごと引き下がったのだそう。
グエン氏にそのことについて尋ねると。「その通りです。おつりがアメ玉は普通のことです」と!
200ドン札があるにはあるが、ほとんど流通していない。その上が、500ドン札。円にしておよそ、2~3円。400ドンの品物を買った場合、500ドン札で支払う他に手はない。「おつりを100ドンくれ!」と、言ったところで、お金自体がない。よって、おつりはアメ玉…。
1985年までは、ベトナムにもコインがあった。その後、なくなり2008年に再び登場。しかし、私の滞在中、5,000ドンのコインを1枚見ただけ。それほど、稀少なものです。その5,000ドンコイン、持ち帰りましたが…自慢しても誰もうらやましがらないだろうなあ…。
ちなみに、ベトナムの大学卒の初任給は、2.5~3万円です(2009年9月1日現在)。
ベトナムに義務教育はあるのか?「ある」というのが、グエン氏。「ない」というのが、メコンデルタツアーガイドのホー女史(天童よしみ似)。正解は、「ない」でした。ではなぜ、グエン氏が「ある」と言ったのか?
ベトナムでは、6歳~18歳までが学校へ行きます。行かない子はいないようです(一般的な話のようですが)。つまり、(表面的には)全員が学校へ行く。ですから、グエン氏は、「義務教育がある」と、言ったわけです。
しかし、法令で決められておらず、就学しなくても罰則なし。そして…これが大きな問題なのですが、義務教育ではないため、「有償」。つまり、小学校1年生から、「授業料」を、払わなければならない。「え~~!ウッソォ~!社会主義国なのに?」と、感じた方…世の中、何でもありなのです。
ベトナムの通貨、「ドン」の数字が大きいです。私など、「100,000ドン!」と言われると、「ウッヒャー!高い!」と感じますが、日本円に換算すると、約500円です。
珠算6級というレベルのため、計算が苦手。しかし、生きる智慧がある(おっと!得意の自画自賛)、簡単にドンを円に換算する術をあみ出しました。「下の、ゼロ2つを指で隠し、残りを2で割ればよい」 1,000ドンなら5円。10,000ドンなら、50円となります。凄いでしょう、この方式!自画自賛!
ハノイの北に巨大な工業団地があり、日本の企業が進出しています。我が家の長男の会社の工場もあるため、出張がある。彼がベトナムにおける不本意なこととして語るのが、「おつりの問題」。
小さなモノを買って、大きな札で支払った。ところがおつりをくれずに、アメ玉をくれた。なにしろ、長男は拳銃を持っている警察相手に「おまえ、裾野市って書けるのか!」と、言う人。この男に対し、おつりが、アメ玉!キレて怒鳴るところだが、ベトナム語が出来ない。アメ玉を握りしめてすごすごと引き下がったのだそう。
グエン氏にそのことについて尋ねると。「その通りです。おつりがアメ玉は普通のことです」と!
200ドン札があるにはあるが、ほとんど流通していない。その上が、500ドン札。円にしておよそ、2~3円。400ドンの品物を買った場合、500ドン札で支払う他に手はない。「おつりを100ドンくれ!」と、言ったところで、お金自体がない。よって、おつりはアメ玉…。
1985年までは、ベトナムにもコインがあった。その後、なくなり2008年に再び登場。しかし、私の滞在中、5,000ドンのコインを1枚見ただけ。それほど、稀少なものです。その5,000ドンコイン、持ち帰りましたが…自慢しても誰もうらやましがらないだろうなあ…。