入試シーズンたけなわですが…
日本からアメリカの大学への留学生の数が下がっている。いいとか悪いとかではなく…まずは、そうなっているということ。
具体的には、2010年~2011年の日本から米国への留学生は、2万1290人。人数は世界7位。前年度に比べて14%の減。来年の調査では、1万人台に落ち込むことが必至という。
一方、アメリカへの留学が、右肩上がりで増えているのが、「中国、インド、韓国」。
1位の中国は、約15万7500人(前年比で23%の増)。インドが10万人台、韓国が7万人台。日本は大きく水を開けられました。2005年には、約4万2000人いたのですがね。
私は、(アメリカだけには限りませんが)日本の若者が「留学しない傾向」に、危機感をつのらせています。
「勉強なら日本でもできるだろう」という声もあるでしょう。本当でしょうか?日本では出来ない勉強がたくさんあります。
一頃は、4万人以上がアメリカの大学へ留学していたのに、今年は1万人台になる。なぜ?
1 親の経済状態…あ、あのね、地方から東京の私大へ通わせるお金があれば、アメリカの大学へ行かせられます。親が金持ちでなくても大丈夫。
2 子どもが「行きたくない」と言っている…あ、あのなぁ!自ら環境を変えようとしないということは、「青虫のままでいいもーん。蝶にはなりたくないもーん」と、いうことですよ。行動しようよ。外の世界を見て初めて、日本がどのような国なのかが解るんじゃないの?「井の中の蛙大海を知らず。されど、空の青さを知る」…空とは、畳半畳ほどの水色の物ということを知っている。そりゃあ、大したもんだ!偉い偉い。
3 外国は治安が良くない(日本が一番安全)…おいおい、留学して何をする気なんだぁ?学生寮は大学の敷地内。テスト期間中は、学生食堂が24時間開いている。外へ出て、深夜まで遊ぶなら治安も考慮しなければならないが?勉強しに行くんでしょ?
4 就活に出遅れる…公務員もアメリカの大学卒を採っている時代です。留学して不利になることはありません。「不利を被ったぞ!」という学生がいたとすれは、それは、本人の態度が悪すぎたというだけの話。留学のせいではありません。
私が企業の採用担当なら…どんな人物を採りたいか
○ 語学力がある
○ グローバルな感覚の持ち主
○ チャレンジャー精神と行動力
○ 豊かな経験に裏打ちされた、総合的な人間力
これらは欠かせない要件。語学力を筆頭に挙げたのは、楽天やユニクロのように公用語を英語にする企業がこれから増えるからです。
留学仲介業者の「ゲートウェイ」の破産では、千数百人の留学予定者に払い戻しがなく、被害額は9億円を超えた。留学生が激減している理由は、ゲートウエイの件があったからではないかという見方もある…?
あ、あ、あのね!業者に手配してもらって留学するのなら、留学しない方がいいです。自分で手配して、自分で行く。これが大切。それが出来ないなら行かなくて結構。
幼稚園からずっと塾通い。小中高は私立。いい大学、いい就職…。これは、本人よりも、親が問題。子どもへのリスクは親が先回りして回避させる。そうしているうちに、子どももリスキーな行動は回避しますよ。常に保護され監視された環境で育てば、危機に対処する能力など育たない。
留学は、ハイリスクなんてもんじゃない。親の保護も監視もない。初めのうちは言葉が自由ではない。自分だけが頼り。アグレッシブに生きる以外に生き延びる道はない。
「グローバル社会」猫も杓子も口にします。だったら、自分の立ち位置をグローバルにすると良いと…。
中国、インド、韓国の後塵を拝する日をみたくないんだよなあ。
日本からアメリカの大学への留学生の数が下がっている。いいとか悪いとかではなく…まずは、そうなっているということ。
具体的には、2010年~2011年の日本から米国への留学生は、2万1290人。人数は世界7位。前年度に比べて14%の減。来年の調査では、1万人台に落ち込むことが必至という。
一方、アメリカへの留学が、右肩上がりで増えているのが、「中国、インド、韓国」。
1位の中国は、約15万7500人(前年比で23%の増)。インドが10万人台、韓国が7万人台。日本は大きく水を開けられました。2005年には、約4万2000人いたのですがね。
私は、(アメリカだけには限りませんが)日本の若者が「留学しない傾向」に、危機感をつのらせています。
「勉強なら日本でもできるだろう」という声もあるでしょう。本当でしょうか?日本では出来ない勉強がたくさんあります。
一頃は、4万人以上がアメリカの大学へ留学していたのに、今年は1万人台になる。なぜ?
1 親の経済状態…あ、あのね、地方から東京の私大へ通わせるお金があれば、アメリカの大学へ行かせられます。親が金持ちでなくても大丈夫。
2 子どもが「行きたくない」と言っている…あ、あのなぁ!自ら環境を変えようとしないということは、「青虫のままでいいもーん。蝶にはなりたくないもーん」と、いうことですよ。行動しようよ。外の世界を見て初めて、日本がどのような国なのかが解るんじゃないの?「井の中の蛙大海を知らず。されど、空の青さを知る」…空とは、畳半畳ほどの水色の物ということを知っている。そりゃあ、大したもんだ!偉い偉い。
3 外国は治安が良くない(日本が一番安全)…おいおい、留学して何をする気なんだぁ?学生寮は大学の敷地内。テスト期間中は、学生食堂が24時間開いている。外へ出て、深夜まで遊ぶなら治安も考慮しなければならないが?勉強しに行くんでしょ?
4 就活に出遅れる…公務員もアメリカの大学卒を採っている時代です。留学して不利になることはありません。「不利を被ったぞ!」という学生がいたとすれは、それは、本人の態度が悪すぎたというだけの話。留学のせいではありません。
私が企業の採用担当なら…どんな人物を採りたいか
○ 語学力がある
○ グローバルな感覚の持ち主
○ チャレンジャー精神と行動力
○ 豊かな経験に裏打ちされた、総合的な人間力
これらは欠かせない要件。語学力を筆頭に挙げたのは、楽天やユニクロのように公用語を英語にする企業がこれから増えるからです。
留学仲介業者の「ゲートウェイ」の破産では、千数百人の留学予定者に払い戻しがなく、被害額は9億円を超えた。留学生が激減している理由は、ゲートウエイの件があったからではないかという見方もある…?
あ、あ、あのね!業者に手配してもらって留学するのなら、留学しない方がいいです。自分で手配して、自分で行く。これが大切。それが出来ないなら行かなくて結構。
幼稚園からずっと塾通い。小中高は私立。いい大学、いい就職…。これは、本人よりも、親が問題。子どもへのリスクは親が先回りして回避させる。そうしているうちに、子どももリスキーな行動は回避しますよ。常に保護され監視された環境で育てば、危機に対処する能力など育たない。
留学は、ハイリスクなんてもんじゃない。親の保護も監視もない。初めのうちは言葉が自由ではない。自分だけが頼り。アグレッシブに生きる以外に生き延びる道はない。
「グローバル社会」猫も杓子も口にします。だったら、自分の立ち位置をグローバルにすると良いと…。
中国、インド、韓国の後塵を拝する日をみたくないんだよなあ。