アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

HIBとHIV…カタカナ書きでは区別ができません

2012年01月29日 | Weblog
 7か月と2か月半の孫(セバッチャンとミシエール)がいるのですが…また、孫の自慢かって?そ、そうじゃなくて、予防接種なんですがね。「予防接種と、英語のカタカナ表記」の問題です。わけが分からないって?それをこれから書くのですがね。

 2か月になった孫のミシエールが、「ヒブワクチン」を始めたという。
 私は、びっくりしました。ヒブにワクチンができて、生後2か月から接種できる。いつのまにか、ヒブが予防できるようになっていた!
 …家人が、ヒブワクチンを知らなかったの?という顔をしている。
 ビブは、「致死率・予後不良率の高い細菌性髄膜炎」の予防接種なのだそうで。 
 そりゃあないでしょう。ヒブは、「人の免疫細胞に感染して免疫細胞を破壊し、最終的に後天性免疫不全症候群(エイズ)を発症させるウイルス」のはず。

 家人は、なかなか粘る
 家人:「髄膜炎の予防接種ですよぉ。エイズとは関係ありません」
 私も負けちゃあおられない。
 私 :「ヒブの英語表記はHIVだろう!」(勝ち誇る)
 家人:「HIBでしょう!」(あきれ顔で、さりげなく勝ち誇る)
 私 :「Vはヴィと発音してよ。ビィはないだろう!」
 家人:「Bはビィでしょ!」

 孫の予防接種で、爺と婆が口論する…たかが予防接種で。というよりは、「V」と「B」での口論。
 HIBは、「Haemophilus Influenzae B」の略で、HIVは、「Human Immunodeficiency Virus」の略。な、な、なんと私が無知でした。「ヒブワクチン」は、「HIB」でした。ヒブはヒブでも、「HIB」と「HIV」は全く別のものでした。嗚呼、恥ずかしい。

 責任転嫁するつもりはありませんが、外国語のカタカナ表記については、どうにかしなければならない転機にあると思います。
 私の意見は、「無理してカタカナ表記にせずに、原語表記にすべき」ですね。

 「ランチは、ホットドックとトマトでした」
 この文を発音に近く表記すると
 「ランチはハッドッグとトメイトォでした」
 このように書くと、なんじゃこりゃ?ということになる。書いた人は、発音に近く表記すべきでしょうがぁ!と譲らない。
 そういうことになるので、私は次のような表記を提唱するワケです。
 「lunchは、hot dogとtomatoでした」
 どうでしょう!これなら、発音に近くも遠くも関係ない。原語ですから。
 なぬぅ?そうなると、日本語の表記にはならないだろうだって?所詮、日本語ではない言葉を日本語で書き表そうというのですよ!毎日のように新しい英語(外国語)が入ってきます。どう表記するかを検討している時間など無い。原語表記すべきです。

 そうなれば、「ヒブ」を、「HIB」なのか「HIV」なのかで、夫婦喧嘩をせずに済むのです。