アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

なんなんんだ!あの「帰れ」コールは!

2012年01月20日 | Weblog
大相撲初場所12日目(1月19日)…
 1 把瑠都が稀勢の里相手に、立ち合いの変化で無敗を守った。
 2 日馬富士の注文相撲に白鵬が屈した。

 把瑠都が土俵下で力水をつけるまでの間、観客からは「帰れ」コールが!耳をを疑いましたよ!把瑠都が、左に大きく変わって稀勢の里の首根っこを両手で押さえつけて、はたき込んだ…そのことに腹を立てた観客が、把瑠都に対して、容赦ない非情の「帰れ!コール」。叫んでいたバカ観客こそ、とっとと帰ればいい!

 温厚な私の血圧が上がってしまいました。特に把瑠都のファンではありませんがね。
 
 立ち合いに変化したら、「汚い相撲」なのか?「帰れ」と言われなきゃならないのか?
 変化しようがしまいが、反則を犯さずに勝てばいいのです。なにい!好勝負の期待が裏切られたぁ?変化したら、好勝負じゃないのか?まれに見る好勝負でしたよ!把瑠都のような大男が、変化するところを見られて拍手喝采でしょう!「ありがとう把瑠都!」のコールなら解るが、「帰れ」などという下品きわまりない言葉を集団で浴びせる…下品を通り越してイジメです。恥を知らない。帰れコールをしたバカどもよ!「二度と大相撲を観に行くな、オマエラこそ帰れ!」です。

 真っ向勝負が美徳なら、大相撲界から、軽量力士が消える。
 元関脇富士桜の中村審判長が、「看板の二番があれでは、お客さんも怒るよ」。これは大変なことです。審判長が、立ち合いの変化や注文相撲に対して、「…客が怒る」と。寝ぼけたこと言うな富士桜!あなた自身、何度も立ち合いの変化をしてきたでしょう!勝つか負けるかの勝負です。変化しようが、飛ぼうが、立派な相撲です。

 もし、それが「良くない」のなら、「禁止」にしていただきたい。「肩すかし」「はたき込み」は禁止。出来るわけがない。「肩すかし」も「はたき込み」も、相撲の醍醐味ですから。
 絶対禁止にしていただきたいのは、「観客が、力士に対して『帰れ』とコールすること」。
 心穏やかに過ごしていたのに、「帰れコール」のバカどものお陰で腹が立ってしょうがないです。
 把瑠都には、バカ観客やバカ審判長に惑わされず、「堂々と、立ち合いに変化する相撲」をお願いしたい。ただ、人柄が良すぎるから、「観客に帰れと言われたし、審判長が観客が怒ると言っていたから、もう立ち合いに変化するのはやめよう」と、なってしまうんじゃないか…。

 日馬富士は、注文相撲が身上です。「全勝負、立ち合いで変化する」との意気でお願いしたい。
 稀勢の里も、琴奨菊に立ち合いの変化で勝ちました。因果応報です。今後どんどん変化するようにっ!
 大相撲界、全取り組みが変化合戦になることを望みます!

 ああ、これだけバカ観客を罵っても、腹の虫がおさまりませんワ!