アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

人が人を騙す…人は人に騙される

2012年06月27日 | Weblog
 我が家には、ドアホーンなるものがない。よって、「ピンポーン」と鳴ると、「ハーイ!」と玄関ドアを開ける。来訪者のランキングは…
 1 宅配屋(含:レターパック等)
 2 も○みの塔(エホ○の証人)
 3 新聞の勧誘
 4 よくわからないが…妖しい宗教?

 宅配屋さん以外は…邪険にも扱えないし、いい顔も見せられない。なぜかって?逆恨みが怖いし、いい顔をしてしつこくくいさがられるのも嫌だから。
 ドアを開けなくてもいいように、ドアホーンを取り付けたいのですが、家人が経済的な理由から取り付けを渋っています。留守を預かることが多い私にとって、エホ○さん、新聞の勧誘、妖しい宗教をいかに優しく追い返すか…これが大変なストレスなのです。帰り際に、腹立ち紛れに車に傷を付けられはしないか?放火されやしないか…。
 妖しい宗教は、「ホントにガンが治るんですよ!」「信じないなんて可哀想」「除霊ウンヌン…」「このチャンスを逃さないで…」…現代にこのような宗教?集団?が存在し個別訪問している。呆然としてしまいますよ。

 59歳の霊能女が、約1億2千万円をだまし取った。この金額は、時効が成立していないので被害が特定できたもの。実際は、約5億円集めていたらしい(預金通帳の金の流れなどからわかったという)。
 霊能力者って、本当にいるのか?私は、「存在しない」と、思っています。
 霊能女は…
 ○ 二条家の出身
 ○ 東京大学を卒業
 ○ 外務省と大蔵省に入省
 ○ 豊田章一郎氏(トヨタ自動車の名誉会長)に請われて秘書に
 よくわからないのは、外務省と大蔵省に入省?こういうことが出来るのか?それなのに、豊田章一郎氏の秘書になった…分からない?霊能者だから出来たことなのか?
 もちろん全部デタラメ!霊能女は、単なる「大嘘つき」だった。所詮、霊能者などいるはずがない。

 なぜ、ただの女に騙される人がいたのか?
 この、「騙すVS騙される」は、今始まったことではなく大昔からあったこと。原因とか理由とかは…ないですね。つまり誰でもが口先一つで5億円儲けることが出来る。また、誰でもが、惜しげもなく全財産を嘘つきへ捧げることができる…。

「非科学的な力に頼ってはならない」
 このことを肝に刻み込んでおけば、嘘つきに泣かされる人はいなくなると思うのですが…「除霊だ」「供養だ」「祈とうだ」…騙される人は後を絶たないでしょう。

 かく言う自分は…「あなたは運気が悪い。除霊のためにはお金がいる」などと言われると、「じょ、除霊をお願いします。たったの1千万円でいいのですか?神様って、欲がないんですね。運気を良くして大儲けしちゃいますよ」などと…。危ない。